昨日完成したカレーを作った感想なぞをチョイと書いておきます。
私が作るカレーはほとんどチキンカレーで野菜たっぷり。
今回もその路線は維持したんですが、ちょいと新しい工夫に挑戦。
メインの工夫以外にいくつか思いつきもあって、それに必要な材料を買い込みました。
今回買うたヤツのメインはこんな感じ。

買いモンぶくろから出して並べるとかなり迫力がありました。
いくつかの材料は結局今回は使ってませんが・・・。
今後保存したヤツをベースに加えて行こうかと思ってるのがいくつかあります。
今回のチャレンジで一番大きいのは、出来るだけ煮込みに入れる水の量を減らすと言うこと。
ルーでトロミを付けないときは、ある程度のトロミを付けるのに毎回かなり努力してます。
今回は水をグッと減らしてトロミっていうか、煮崩れた野菜でドロッとさせようと。
そこでいつもはみじん切りで加える野菜の何割かをすりおろしてみました。
新タマネギの大玉5つのうち半分強、大根の太長を半分、リンゴ2個程度をすりおろしたでしょうか。
このすりおろしだけでも思ったより力がいって疲れました。
さらに白菜1/4、新キャベツ1/2を細かく刻み、セロリ、人参、白ネギなんかはみじん切り。
みじん切りにはフードプロセッサーを利用。
こいつらを寸胴にぶち込んで、いつもは最後の味付けまで加えない塩を全体に混ぜてみました。
餃子のタネなんかで塩を先に振って水分を出すんで、刻んだヤツから出る水分を使おうという腹でした。
野菜だけをほぼ刻み終えた時点で、寸胴の中はこんな感じになりました。

火を加えればかなり嵩が減るとは分かってるもののスゴイ量でした。
まだ水は一切加えてないですし、鶏なんかもまだ。
この状態で水を出すためしばらく置いといてみました。
この間にニンニク2/3玉、ショウガ大きめ1塊なぞをさらに刻みました。
鶏の手羽元は20本弱入ってたかと思います。そいつらにはカレー粉やら塩、胡椒、チューブのニンニクで下味。
水を加えないまま寸胴に火を付けてしばらくつきっきりで混ぜ混ぜ。
30分ほどやってると全体ヒタヒタに浸かるくらいの水分が出てました。
そこに手羽元をサッと炒めてぶち込み、手抜きで市販の冷凍オニオンソテー500gも鍋の中へ。
つきっきりやったらしばらくは水なしでも行けそうでした。
さすがに何時間もかき混ぜ続けるのはツライので小ぶりの片手鍋に1杯だけ水を加えました。
いつも入れる量の1/4〜1/5以下やと思います。
フタをして煮込みスタートしてしばらくは数分おきに中をチェック。
アクを取りながら焦げないかをコマメにチェック。
ほぼ大丈夫と分かってからとろ火で放ったらかしにして煮込み。
2時頃から7時間ほど煮込んだかと思います。
そこから1時間は寸胴についてかき混ぜたり、リンゴのすりおろしやトマトジュースを加えたり。
だいたい炊きあがったトコロで味を見るとかなり野菜なんかから甘みが出てました。
加えた塩では味と分かるほどの辛さはなく、自然な甘みだけがしてました。
この日のうちにほぼ味付けをやることに。
S&Bの赤い缶入りのカレー粉をメインにして、適当にスパイス混ぜることに。
カレー粉は、カレーライスを食うようなデカイスプーンでドバドバと。
前に買うた巨大な業務用の缶やから平気でしたが、スーパーで売ってるようなチビ缶やといったい何個分入れたんでしょうね。
スパイス類はぜーんぶ混ぜて、適当の油で炒めてやりました。
そいつを加えてから家にある調味料を総動員。
ただいつもは砂糖を加えたんとはちゃう甘みを出すのに苦労するんですが、今回は甘みはすぐに欲しいレベルに。
逆に甘みをそれ以上強くしたくないから適当にぶち込むモンが制限された位でした。
コンソメや鶏ガラスープの素も味付けに多少使いましたが、水分が少ないせいか、野菜の味なのかあんまりイラン気がしました。
使った調味料にもある程度化学系調味料は含まれてるでしょうが、いつもよりかなり量は減ったと思います。
味付けで困ったのは香りやら辛さの方でした。
どうもスパイスの効きがイマイチでした。
結果的には一晩寝かしてから、新たに買うて来た仕上げようの配合スパイスみたいなヤツをぶち込んでヨシとはしました。
今回のカレーは今までと較べるとちょっと違う気がしました。
イチビってレーダーチャートにするとこんな感じですかね。

トロミは結果的にはやや好みよりキツ過ぎるレベルでした。
甘み自体は良かったんですが、その分味付けがちょっとやりにくく。
深みやらコクは思ったより良かったですわ。
前回まで2〜3回はベースのスープとして、鶏ガラのダシと昆布と鰹の合わせダシを入れてました。
手羽元がかなり多かったからある程度カバーするとはいえ、予想としてはかなりたんぱくになるかと思ってました。
ところがたっぷりの野菜が良かったのか思ったよりコクっちゅうか、旨みがありました。
コクは、あくまでも私の好みのカレーでのコクのことですけどね。
ビーフシチューのようなカレーで出るコクとは全く別モンです。
今回水を減らすために、カツオと昆布のだしは使えないことに。
そこでそれをどう補うか考えて浮かんだのがカツオなんかの削り粉。
粉やからそのままカレーにぶち込んだら水分は増えずにダシは出るんちゃうかと。
ただそいつらのせいで魚臭いカレーにならんかという心配も。
ギリギリまで入れるのを待ってたら、思ったより味がしゃんとしてたので今回はパス。
同じような理由でアサリの剥き身も買うてみたんですがそっちもパス。
アサリの方は、いつかエビやイカと一緒に加えてシーフードカレーにしようかと思ってます。
コンビーフはこってりバージョンに入れようかと思ったんですが、今回は別のバージョンを作ったのでこれまたパス。
こってりバージョンをパスしたんで、それにと思ったヨーグルトも無し。
いくつも使わん食材が出ましたが、新しいやり方で料理する時はやっぱりその時の流れが優先ですわね。
せっかくソコソコまで出来てても、イランもん加えてワヤにしたら最悪ですから。
今回も初日に味付けまでやってからが大変でした。
春やという割りには涼しい日が続いてるけど、寸胴をそのまま朝まで外に置くのは心配でした。
きっと大丈夫やと思ったんですが、冷凍とはいえここから何ヶ月か保存するからリスクは減らそうと。
そこで流し台にせんをしてそこに水をたっぷり張り、寸胴をその中へ。
寝るまでに冷ますために、途中水を換えながらずっと中身をグルグルかき混ぜました。
次の日に再度加熱して、最終的な味付け。
実家や妹に配ろうと思ってからあんまり辛くせんとそれなりで止めと来ました。
そこからさらに別バージョンの料理をスタート。
当初、手羽元はダシ代わりにしようと思ってました。
実際味付けの前には骨だけになってたから全て取り除きました。
塊で剥がれてた身も冷ます時に混ぜたり、次の日に再加熱してるまにほとんどバラバラになって一体化。
予定ではここに新たに具としてモモ肉を加えるつもりでした。
でも、実際にはモモ肉なしでも十分に味は完成。しかも全体の量からみると1パックのモモ肉じゃ意味ナシ。
そこで作戦変更して、別モンを作ることに。
モモ肉は小さめに切ってカレー粉やたっぷりの韓国唐辛子で味付け。
しっかり揉み込んでしばらく寝かしておきました。

わざわざ七輪を引っ張り出して、炭焼きに。
やや焦げ目を付けるようにしっかり目に焼きました。
換気扇をフルに回してましたが、スゴイ煙でしたよ。
出来上がった鶏はちょっとタンドリーチキンみたいでそれだけでも充分ビールのアテになりそうでした。
*一切れ食うたらゴッツ美味かったですわ。
そいつを水にぶち込んで30分ほど煮込み、メインの寸胴からカレーを加えました。
水で煮込んで薄まってる分は、市販のカレールーで味付けして調整。
こっちは”やや激辛”バージョンってことで、豆板醤やら唐辛子やらドッカドカと入れてやりました。
全部の料理が終わったところで、さっそく炭火焼きバージョンを食べてみました。

かなり寸胴のやつより赤っぽいです。
辛さは狙い通り「やや激辛」。
手間をかけて炭火にしたのが大正解。
メッチャ風味良くて大興奮。
炭火焼きの効果がハッキリ出てて良かったですわ。
モモ肉を噛むとしっかりと焼いた香りとスパイスの風味があってご機嫌でした。
こっちの方がインパクトはありましたが、長く食べるんなら寸胴の方がええかと思いますわ。
炭火焼きってのも個性なんで何回も続けて食うのはどうかと思いますし。
今回のカレーにかかった費用はだいたい4000円くらいかと思います。
出来たのが上の写真にあるような小盛りなカレーより少し多めで35皿分。
一杯あたり115円ですか。
そう考えると手間と暇をかけた値打ちがありますねぇ。
私が作ったカレーは万人受けせんと思いますが、自分には250円くらいのレトルトよりはずっと美味いですもん。
出来たカレーは冷凍すればなんぼでも保つけど、実家と妹夫婦に2人前パック×3つずつ配ってきました
自分だけが後生大事に溜め込んでるより他のモンに食うてもらう方がええですもん。
それにいつまでも残ってると、次にカレーが作りたくなった時に困りますしね。
かなり量を押しつけて来たけど、まだまだ20人前はありそうですわ。(ウッシッシ)
*もうちょっと誰かに配るべきかなぁ・・・・
とりあえずは使わんかった食材なんかを加えて味を変えながらボチボチ楽しみますわ。