姪っ子との対面を済ませて、なんだか自分のことのように幸せな気分でした。
そんな時はやっぱり祝杯をあげんとアカンやろうってことで、嫁さんと飲みに行きました。
出かけた先は、大和川を越えた異国の地。深井という所。
以前に一度だけ行った時は短時間しかいませんでしたが、かなりええ印象を受けたBARでした。
ずっと行きたかったのがなかなかタイミングがないまま何ヶ月か経ってました。
お店にとっては、記憶が残ってる客じゃなかったので、いわば”一見の客”への対応ってことになったと思うんですが、店に入ってすぐから気持ちのいい対応をしてもらいました。
前回行ったときはサブのバーテンダーさんがメインでカウンター内を仕切ってはりましたが、今回はマスターが出てはりました。
食後だったこともあり、まずはマルガリータを注文。嫁さんは私が前回ジントニの丁寧な作り方に驚いたって話をしてたから、ジントニックを注文。
キッチリと凍らせたゴードンの47度の方を入れたグラスに、バースプーンの背中を使ってトニックを入れる所が、えらく丁寧やと思いました。
ジンとトニックを混ぜるのも、バースプーンのフォーク側をそっとグラスの中に差し入れて優しく1回転のみ。
作り方を見るだけで嬉しくなるジントニックでした。
私のマルガリータは、好みよりは若干甘みが勝ってましたが、モノとしては非常に美味しくできてました。
まあ、実際酒のレベルや、カクテルを作る技術も大事ですが、場の雰囲気がええ感じでした。
マルガリータやジントニックみたいに、自分でなんべんも作ってるモンは、好みだけで言えば家で飲むのが一番旨いんです。バーに行くのはそれ以外の部分も求めてるからやと思ってます。
私ら二人が、二人の時間に向いてるんじゃなくて、二人でバーを楽しもうと思ってバーカウンターに向いてるのに気づきはったせいか、ちゃんと相手してくれはるんですね。
その辺の加減がええ具合でした。
場末のスナックに行くんやないから、カウンターの内側の人間が誰彼と区別なく馴れ馴れしいのも考えもんやと思います。
そうかと言うて一見を明らかに邪険に扱うようではパブリックに開かれたバーとしてはかなん部分もあると思います。
もちろんオーセンティックなバーでは完全に客と距離感を取るってのも一つですし、それはそれで悪いこっちゃないと思います。
今回のバーでは、客扱いは一見にも親しみがあって、作る酒はかなり拘った正統派。
なかなか珍しく、難しいバランスを取ってるお店でした。
私は、正統派のピシッとした空気を楽しむの嫌いではありませんが、どちらかというと”酒”に関係したことをネタに会話を楽しむのが好きな方です。
だから非常に好みに合いましたね。嫁さんもその辺は同じように感じたようでした。
深井なんて場所でやってるせいか、出てくるもののレベルから見ると値段はかなり安かったです。
マルガリータで900円、ジントニが700円でした。
飲み始めると小腹が空いてきたんで、手作りのピザを頼みました。根菜のピザってことで、ゴボウなんかが乗っててこれも、とても旨かったですね。
2杯目は、料理で皮付きポテトのフライを頼んだせいもあって、ギネスにしました。
マルガリータはいつものクセで1分ほどで飲んでしまったんで、ちょっとペースダウンする意味もありましたが・・・。
ギネスをゆっくり舐めながらドリンクメニューを眺めると、ウルコルンっていう蒸留酒がありました。シュナップスの一種のようでした。
シュタインヘーガーなんかは、凍らせてるそうですが、さすがにここまでマイナーなヤツだと常温でしたが、ストレートでお願いしました。
珍しい酒を試せるのもバーの楽しみですね。
その頃、料理が一段落したマスターがまた出てこられました。
ウルコルンの話から、酒ネタで話が広がってラムの旨いヤツの話になりました。
そのお店にも一般的なヤツとは全くレベルのラムを置いてはったんで、ストレートで貰いました。
(私だけやと思いますが、)ブランデーやで言われて出されたら、気づかんような口当たりと風味のラムでした。
ちゃんとブランドをメモさせて貰えば良かったのに、話に夢中で忘れたが残念です。
その後、私はハイネケンの生ビールを追加。
嫁さんの方は、お勧めのカクテルとして黒板に書いてあった「ジャック・ローズ」というカクテルをオーダー。
カルヴァドスベースのカクテルでした。
私は、カルヴァドスと聞いて自分には甘すぎるかと思って嫁さんのを一口だけ味見。
かなりスッキリした仕上がりでした。
マスターに聞いてみるとグレナデン・シロップの量をだいぶ抑えてるとのことでした。
私が半分横取りするような格好になってしまいました。
嫁さんはマスターのお話から、お店のケーキもマスターの手作りと聞いて甘いモンスイッチが入ってしまいました。
ロイヤルミルクティのチーズケーキだったでしょか、ケーキを注文して、飲みモンも紅茶かコーヒーのようなカクテルをオーダー。
さっさと自分だけ”締め”を入れて、帰りを促される始末。
最後の一杯をどうしようか悩んで、マスターがカウンターに出てきはったら、任せてみようかと思ってましたが、ちょうど厨房にいてはったんで、結局最後の一杯はなしで終わりました。
マスターに任せずに自分でオーダーしようかとも思いましたが、昨日は浮かばず。
ちょっと締まらん飲み方になってしまいました。
書いた以外に、干しイチジク、ビールなんかを飲んで勘定は10450円。
嫁さんも同じことを考えてたそうですが、私の感覚では15000円程度を予想してたんでやっぱりかなり格安にやってはるようです。
このお店は、堺市の深井駅から5分くらいの所にある「AJARA(アジャラ)」という所です。
このお店を知ったきっかけは、マスターが”あじゃら”という名前でやってはるブログです。
うちのブログからリンクもしてますが、「酒場我道 バーテンダーの戯言(HP)」というブログです。
そこでマスターの仕事へのスタンスや、日々の想いを読ませて貰ってて、ぜひリアルなお店を味わいたいと思って行ってみたんです。
後半でずっと隠してるのも失礼かと思って、自分がえて吉という名前でブログをやってることも白状してきました。
マスターもうちのブログを読んでくれたことがあるんで、喜んでくれはりました。
店と客という関係の前に、純粋にブログをやってるモン同士ってのがあったからなんか不思議な感じでした。
深井なんて場所にあると、電車ギライとしては行きにくいんですが、それで良かったかもしれません。
これがチャリンコ圏内のバーやったら、しょっちゅう通ってしまいそうですから・・・。
いや、本心は行きにくい場所にあるのがほんまに残念なええバーでした。
<参考>
*Bar&Delicious Kitchen「AJARA」:ウェブサイト
住所:大阪府堺市深井清水町3537 コートビレジ赤塚101
電話:072−277−6023
営業:19:00〜27:00
定休:日曜
2004年10月25日
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うれしい出会い。
Excerpt: 先日初めてブログから始まったリアルな交流が実現。
Weblog: 酒場我道 バーテンダーの戯言
Tracked: 2004-10-25 13:53


何だか、こんなに良く書いて頂いて..恐縮です。
えて吉さん御夫妻の「時間」を
少しでも楽しく使ってもらえたのなら、
とても嬉しく思います。
ほんと、感謝感激です。
お店の感想は、やらせなしがモットーなんで
正直なことしか書いてないですよ。
客としての勝手なことを書かせて
もらいましたが、気を悪くされなかった
ようで安心したくらいです。
常連になるほどは、通えないでしょうが
どうぞこれからもよろしくお願いします。
ajaraさんのブログからきました。
私もこのアジャラは近所にすんでるので良く行くんですが、こんな風に自分の行ってるバーが誉められると自分のことのように嬉しいです。
今度アジャラに行かれた時は、ぜひマスターお任せのカクテルをご注文くださいね。
オーダーしてから「何がでるかな!何がでるかな!」ってとても楽しいですよ。
また私も遊びに来ますのでよろしくお願いします。
ありがとうございました。
「あじゃら」つながりでのコメント
ありがとうございます。
次回はぜひマスターにお任せで
カクテルを頼んでみようと思ってます。
あじゃらみたいなお店が近くにあって、
いいですね。
マラソンはお疲れさまでした。
仮装?ありで、あのタイムと言うことは
かなりのアスリートなんですね。