普段の旅行でもメインは飲み食いですが、今回の香港は行く前から私の頭にあったのは飲み食いのみ。
大昔に行ったときに、ビクトリアピーク(太平山頂)やらスタンレー(赤柱)、マカオ(澳門)のカジノを見たので、その辺ははなから行く気なし。
今回はチャンスがあれば、ニューテリトリー(新界)に行ってもええかなぁと思ってた程度。
*嫁さんはマカオに行ってないので行きたいと言うてましたが・・・。
全然頑張って見なアカンようななかったんですが、流石に起きてる間中食べ続ける訳にも行かず、”なんぞ(暇つぶし)しようか”と。
とりあえず返還前との違いを感じるかの確認もあるんで、香港島を見に行くことに。
香港島へは朝メシを食べた後にスターフェリーで渡ったんですが、ちょうど出勤時間に当たっててけっこう混んでました。
腹が満腹でなければビールでも飲みながら数分間のクルーズと行くつもりでしたが、大人しく景色だけを眺めてました。
セントラル(中環)について、私がとりあえず街を眺めるためにトラムに乗ることを提案。
この提案はアッサリと嫁さんの承諾を得られたので、フェリー乗り場から適当に山手に移動して路面電車の線路探し。
香港島の九龍半島に面した方って、海ッぺりの狭い範囲に街が固まって東西に延びてるんで、神戸のミニチュアを見てるような気になります。
信号待ちしてる間に一本行ってしまいましたが、まあどれでもええわと次に来たトラムに飛び乗りました。
バスやとどこに行くか分からんと多少の不安がありますが、チン電はその辺が気楽ですね。
停留所が数百mおきにあって全てに止まるから、外を見ててオモロイトコがありゃすぐ次で降りて引っ返せます。
とりあえずある程度進んでから帰り道にオモロイと思ったトコに寄るって方針で乗り込みました。
すぐに降りないんで、ごっつぅ急な階段で見晴らしの良さそうな2階へ。
私らが乗った頃になんかトラブルがあったようで、セントラルのあたりで10台くらいがダンゴになってちょっと進んだと思うとしばらく停止という繰り返し。
おかげでしばらく時間をロスしましたが、時間つぶしの我々にはモーマンタイ(無問題)。
トラムは、セントラル(中環)→アドミラルティー(金鐘)→ワンチャイ(湾仔)→コーズウェイベイ(銅鑼湾)→バッコク(北角)を抜けて、終点のサイワンホー(西湾河)へ
*「銅鑼灣」「灣仔」が正式ですが、”灣”って言う字は、表示されか不安なので湾で行ってます。
適当に飛び乗ったんですが、ええ具合に香港島を西から東へ進んでくれました。
*青い丸囲みの1から2までトラムに乗りました。
「西湾河電車廠」行きやったようですが、私らにピッタリでした。
他には香港の博打打ち向けなのか「(足包)馬地(ハッピーバレー)」行きってのも見かけました。
*ハッピーバレーには、香港の競馬場があります。
そっちやったらすぐ終点やったやろうから、この西灣河行きはアタリでした。
終点で降りたら、セントラルの方へ歩いてみることに。
疲れたらすぐトラムに乗れると思うと、気楽ですわ。
ちなみにトラムの乗車料金は、たったの2元。
お釣りが出ないんで小銭を用意しとかんとあきませんが、30円ちょいと思えば短い距離でも乗ったり降りたりしやすいですわ。
西湾河の辺まで来ると、デッカイオフィスビル群は姿を消してローカルな街が広がってました。
とはいえ、文字通りの”土地の高度利用”が進んだ香港、背の高いアパートやマンションは多かったですけどね。
大通りを歩き出して、嫁さんが突然反応したのは、やっぱり甘いモノ。
ケーキ屋さんというか、手作りの甘いもん屋さん。
下の方のキャラクターはやっぱりサンリオ系ですかね。
私が
「この後、飲茶食べるんやから(甘いモンはやめとけば)」
って言うても、嫁さんはまるでコレが人生最後のチャンスかのように強硬な態度で
「ナニか買う!!」
「とにかく買いたいねん!!」
「味はどうでもええねん!!」
と矢継ぎ早に主張。
ここで無理に止めると、いつもの逆ギレコース一直線。
横で大人しく嫁さんが買うのを眺めてました。(^ ^;)
トラムの走る大通りを歩いてても、キョロキョロしながら左右の脇道をチェック。
なんぞオモロいもんないか探し回してました。
するとやっぱりあるんですねぇ。わたし好みの”見どころ”が。
旅に出たら国内外を問わず、”市場チェック”が欠かせません。
前回来たときはかなり大きな市場を見た記憶がありましたが、どこかは記憶無し。
近所の人が買いに来るようなこぢんまりした一角を見付けたので、冷やかしさせてて貰いました。
怯えたような顔のおっちゃんが写ってる鶏肉屋さん、見にくいですがオッチャンの後ろには金属製のオリがありました。
生きたコケコッコーどもがかなり数いてました。
日本で魚が泳ぐ生け簀を見てもなんとも思わんけど、生きたニワトリがおると海外やなぁと。
ところで香港って、鶏インフルエンザで騒いでませんよね?
こんな売り方で鶏インフルが流行ると、かなりヤバイよなぁ・・・なんてブラックなことを考えながら眺めてました。
左上の細長い緑の野菜ってなんなんでしょ?
スペイン?なんかの甘いお菓子”チュロス”を緑にしたような形でした。
魚は元々種類を知らんので較べようないですが、野菜は見たことないもんもたまに並んでました。
豚や牛肉やはアジアじゃどこでも当たり前なんですが、冷蔵なんてナシで店頭の鉤にぶら下げて売ってました。
海外で生肉を買う機会はないんですが、アレって大丈夫なんですかね。暑い国を旅して市場を見るたびに、チラりと心配してしまいます。
市場以外でも面白いモノに(おそらく)初挑戦。
どれも真っ黒でニガそうやったんですが、甘そうに思って「廿四茶」をチョイス。
小ぶりの丼1杯7元
どうも原液(煎じ汁?)に左手の湯沸かし器から熱湯を注いでるようでした。
それぞれに飲み頃の温度があるのか、店の親父さんは客に出す前にフタのプラスチックに手を当てて温度を見てました。
私らが頼んだ後に別の人が他の茶を注文したんですが、オヤジさんは手を当てて気にいらんかったのか作り直してました。
奥の冷蔵庫からプラスチックの冷茶ポットに入ったヤツをドンブリ鉢に注いで、熱湯をジャーッと。
少し様子を見てからお客さんに渡してました。
写真の横に書いた文章で、お気づきになりました?
”甘そう”と、思って選んだお茶の名前ですが、”甘四茶”やなくて、あくまでも”廿”ですわ。
”二十”って字やと後になれば分かったんですが、注文の時は多少は甘いかもと思ったあたり、アホアホですなぁ。
結果はというとメチャクチャに苦いお茶でした。お茶というよりまるきり漢方薬の煎じ薬って感じ。
ガイドブックなんかでは現地の人は、青汁でも飲むかのようにグイッと一気飲みすると出てます。
私らはどうせ苦いついでにじっくりと飲んでみました。
おまけに、大阪人のサガといいますか、わざと大袈裟に苦い顔をして店のオヤジの方を向いてみました。
「おお、おお、外人がえろうニガがっとるわ」
って表情のオヤジさん。言葉はないけど、これもまあコミュニケーションですわね。
大阪人的には、外人さんがいきなり出来たてのたこ焼きを頬ばって、熱さに目を剥いてるのを見てる感じですよね。
このお茶を飲んでから、コンビニでフツーのウーロン茶を購入。
口の苦みがなかなか取れませんでしたが、なかなかオモロかったですわ。
私ら夫婦的には充分”観光”したので、ニガ茶の後はトラムに乗ってセントラル方面へ戻りました。
<メモ>
これまた個人的なメモ代わりにちょいと調べたモノを書いておきます。
涼茶についての参考になるサイト:香港街角サプリメント
*涼茶について。
涼茶とは、中国の広東地方の考え方「イッヘイ(熱気)」から来てる飲み物。
熱気とは、体に熱が溜まってる状態をさして、そのせいで口内炎やニキビが出来ると考えるとか。
余計な熱を取るためにこの涼茶飲むらしいが、冷え性の人が飲むと体が冷えてアカンと。
駅のジューススタンドみたいやけど、やっぱり基本は漢方やから飲み過ぎとかも禁物やそうです。
*ポピュラーな涼茶の種類
手元の本に紹介されてるモノですが。
・廿四茶(ヤウセイメイ)
効能は、熱気・胃腸が弱い。材料は鶏骨草など24種の薬草。
味は、とにかく苦い
*よりよって一番苦いヤツを選んでたようです。
・五花茶(ンーファーチャー)
効能は、熱気・便秘・疲労。材料は金銀花、菊花など5種。
味は、甘いが後味に苦みが残る。
・酸梅茶(シュンムイタン)
効能は、熱気・胃腸が弱い。材料は梅、山査子(サンザシ)、甘草。
味は、甘酸っぱくて爽やか
・竹蔗茅根水(ジョッジェモウガンソイ)
効能は、熱気・消化不良。材料はサトウキビ(甘蔗)、白茅根、クワイ。
味は、甘いがスッキリ。
・葛菜水(ゴッチョイシ)
効能は、熱気、睡眠不足。材料はクズの葉、羅漢果。
味は、塩味だが少し甘みも。
私らが飲んだ店には、「廿四茶」、「五花茶」、「野葛菜」(各7元)と「感冒茶」(20元)がありました。
感冒茶は字の通り、風邪に効くんでしょうかね。
こいつだけえらく高いのは他のは健康茶系でコイツだけ治療薬っぽいからなんでしょうか?
<後日追記>
*香港旅行の記事の目次になるページを作りました。
他の記事にご興味のある方は、コチラをご覧下さい。

