東京旅行でどこに(飲み食いしに)行くかを考えてて、チラッと候補に登ったのが「海南鶏飯食堂(HP)」。
前から関東に住む人のブログなんぞで何回も見て、”旨そぉー”と思ってました。
でも今回は最終的には候補から外れてしまいました。
*結果的にはもっとディープなアジアご飯を食べたんでパスして正解でした。
とはいえ、東京行きが決まった頃から頭には”海南鶏飯”がグルグル。
そんな状態で昨日の朝にいつものように飲み食い系ブログ巡りをしてると、「どう暮らそう?」のじゃじゃまるさんとこに、海南鶏飯食堂に行った記事がありました。
*トラックバックさせてもらいました。
その記事の中に気になる一文を発見。
”しかし、自分で作ったヤツ などなどはもっとマトモやなぁとか思ったのはヒミツにしておこう(笑)。”
じゃじゃまるさんの料理はいつもかなり本格的ですが、家の方が旨いなんてのを読むと、ひょっとしたら自分のも行けるのでは?なんて思ってしまいます。(^ ^;)
がぜん鶏めし意欲が出て、昼頃から仕込みに掛かってしまいました。
私は必要最小限に料理するってのが基本的に苦手。
自分の舌に自信がないから、どうしても手を掛けすぎます。
我が家の海南チキンライスもどきも、たいてい鶏ガラスープをしっかり取ってやってます。
いっぺんだけ鶏の茹で汁だけでやったことがありますが、どうも不安あり。
今回はガラスープまでは取らんと、中間程度の手間のかけ具合で行きました。
冷凍してあった手羽元をそのまま水から茹でてコトコトと。
アクを丁寧にすくって中断を挟んで1時間半ほど茹でました。
そこにある程度室温に近づけた鶏モモ肉を入れてフタをして放置。
ご飯の方は割としっかり手間を掛けることに。
蒸し鶏にしたのは鶏モモ肉1枚ですが、もう一枚買うて来てました。
冷凍保存する前に皮と身の間なぞについた脂肪をちまちまと切り取り。
茹でた方の鶏からも脂肪を集めておきました。
少量の油を入れたテフロンのフライパンで、じっくりと脂肪を加熱。
油で脂身を煮込むようにして鶏脂を出してやりました。
その油で、ニンニク、生姜、白ネギを炒めて洗って少しザルに上げておいたタイ米を炒めました。
夏になって火を使う料理はやる気が萎えぎみですが、食欲はバリバリ。
カロリーを考えると洗っただけでスープで炊きあげたら良かったんですが、コッテリと鶏風味を付ける方を選んでしまいました。(^_^)v
タイ人の人が来るようなタイ食材屋さんで買うた米を量るとちょうど3合入ってました。
最近は鍋で炊いてますが、それだと2合が限界。
1合余らすと中途半端で使い道に困りそうやったんで、久々に炊飯器を使いました。
炊飯器の蒸らしが終わる頃を見計らって付け合わせの野菜を用意。
私の節制のパターンでは、1品に油を使ったら他は茹でか網焼きで油カットが原則。
でもこの日は”行け行けドンドン”な気分でして、香港なんかの季節の青菜炒めをイメージしてニンニク炒めに。
ちょいと水分を補うときに横の鍋の鶏ガラスープを使うと中華料理屋さんになったようでご機嫌でした。
こんな晩メシになりました。
菜っぱは小松菜を使ってます。
塩とガラスープの素であっさり目に味付け。
冷や奴は中華ドレッシングで。
器に塩とナンプラーを入れたトコにガラスープを入れて簡単なスープにしました。
鶏めしのタレは醤油系、スイートチリ、生姜系の3種を用意しました。
夏やからガラスの器にちまちまと。
蒸し鶏はほんのりとあったかかったですが、なかなか柔らかくてウマーでした。
チキンライスの方は、炊くときに塩、ニョクマム、薄口を少量ずついれて薄めの味付けにしておきました。
ジャスミン米ではないけど、炊いてる時から部屋中がええニオイでしたよ。
小松菜のニンニク炒めが思った以上にヒット。
いつも煮物にするんですが、小松菜のちょいとした苦みというかクセがええ感じでした。
写真は全体の6割ほどですが、お代わりして一人で一束ペロッと行ってしまいました。
今回、非ッ常ぉ〜に残念やったのが、シャンツァイ(香草)が手に入らんかったこと。
イケイケモードやったんで買いに行ったんですがたまに置いてる2軒がどちらも売り切れでした。
鶏めしの出来が良かっただけにかなり残念でした。
やっぱりアジアぁ〜な料理にはヤツがおって欲しいモンですわ。嫌う人も多いですが、私は大好きなんで唯一ソレだけがこの日の減点でした。
シンガポールには15年前にマレーシアから日帰りで1回と、数年前に異業種交流会の研修旅行に2〜3泊で行ったことがあります。
今になって本場で海南チキンライスを食べてこんかったのが残念ですわ。
”ホンモンを現地で食べてないと語る資格なし”ってのはよく言われること。
嫌な言い方すると、私のやる我流のヤツもそれなりに旨いんで、1回でも現地で食べてたら
「自分はコレこそが旨いと思って作ってるんや!!」
って、主張できるんですが、どうも腰が引ける部分がありますねぇ。
ホンモンって意味じゃ、東京で食うても自分としては本物を食べたとは思えないでしょうし。
とはいえ、シンガポールは特段旅先としての魅力がないんで、もう行かないでしょうし。
このシンガポールの鶏めしだけは一生”もどき”で行かんとしゃあないですわ。


といいつつ、いや、ホンマにヒミツってか、小声でだったんすけどね(笑)。
いや〜、さすがに自分ちの方がうまいわ〜とまでは言えましぇん、まさに「ひょっとしたら自分のも行けるのでは」ってとこでした。
「海南鶏飯定食」盛りつけもきれい〜。小松菜炒めも効いててすんごくうまそうです。えて吉さんらしさが出ててええわ〜。
ワタシの場合、本場もんの再現っちゅうのは何となく課題にあるわけですけど、何が何でも本場がベストかっちゅうと、そうでもないと思うんですよ。折衷もんにもええとこがあったりして。まあ、シュミというか、生きてくためのゴハン作りなんで、生産物を洗練さしていくよりは、テケトー+偶然性の楽しみです。プロなら再現性ないと務まらんでしょうから、彼らとはハナから同じ土俵には乗れてません。でも、テケトーなさじ加減でも、自分のツボな味付けにでけたりで.....。自分で作ったもんに「ほぉ!」と気づくのも、食べ歩きの楽しみでして(笑)。
> まさに「ひょっとしたら自分のも行けるのでは」ってとこでした。
食べ比べて自分ちバージョンが勝ちってのはありやとおもいますよ。
> 何が何でも本場がベストかっちゅうと、そうでもないと思うんですよ。
かなり本格的なじゃじゃまるさんでもそうなんですね。
> テケトーなさじ加減でも、自分のツボな味付けにでけたりで.....。
これって重要ですよね。
自分が作るんやから、”自分が旨いモン”ってのは一つ重要な基準かと。
とはいえ、じゃじゃまるさんの料理はホンマに本格的やなぁと
思いながら拝見させてもうてますよ。