尾道で飲み食いネタしたネタをちょこっと上げさせてもらおうと思います。
今まで何度か尾道には行ってたんですが、ちゃんと飲み食いするのは今回が初めてで
した。
たまたま旅行の直前に普段の飲み食いネタでトラックバックしてくれた方が尾道在住
でした。
*今は、ネットに繋げられないんで、後日詳細を補足します。
そちらのブログを見に行くと、尾道のお店の記事もありゆっくり飲み食いしたくなり
ました。
昼間に町歩きをして、だいたい町名をチェック。
その上で、どう回るかを検討しました。
1軒行きたいバーがあって、そこをメシの後にしようと思いルートを決めました。
*気になる揚げ物のお店があったんですが、ルートと腹具合で断念。
何軒か候補に上がった中から、選んだのが割烹系のお店。
食べたのは、こんな料理です。
右上から
・突き出しの牛肉のカルパッチョ
・お造りの盛り合わせ
・ゴボウと三つ葉のキンピラ
・小芋と茄子とナンキンの炊いたん
突き出しはかなりたっぷりめの生肉で、カルパッチョって言いはったんやなかったで
すかねぇ。
メニューを見るとクリームコロッケも置いてたりで割と気楽なお店。
お店の屋号からして割烹とは言うてはれへんのですが、雰囲気的にはほぼ割烹って感
じ。
そこで出てきた突き出しに、胡椒が効いててなかなか面白かったです。
これだけしっかり酒が飲める量がありました。
敷いてある大葉がくっついてきて食べにくかったんで、肉単体でも良かったんでは。
注文はまず、尾道ということでお造りを。
こちらではお刺身用の魚を木の箱に入れて布巾を掛けて使ってはりました。
私なんかは行ったことのない、上等のお寿司屋さんのようでシブかったです。
この日に仕入れてたヤツをみんな盛り込んでくれたそうです。
肝を添えた鯛にハモ、タイラギ貝の貝柱、シマアジ、イカ、サンマとかなりのボ
リューム。
これだけで1500円っていう格安さなんですが、十分2人前ありました。
その他は、大将が京都で修行しはったそうなんで、あっさり系を。
ゴボウのキンピラは、細かな切り方に水菜がアクセントになって旨かったです。
野菜の炊き合わせは、割とハッキリした味付けでしたがゆっくりお酒を飲むには嬉し
い料理でした。
この後、どうなるか分からんかったんで、とりあえず料理はこれだけにしましたが、
グラスの生ビール1杯に熱燗2合、冷やで獺祭(だっさい)ってヤツを1合。
お刺身と突き出しがたっぷりやったせいでかなりしっかり飲みました。
尾道市役所の前の通りに面して何軒も寿司屋系のお店があります。
地元の方のブログでその内の1軒はOKそうやったんですが、外からメニューを見る
とピンこず。
実は今まで何度か尾道で和食を食べようと思ってるんですが、観光客向けにボッタ
クってそうなイメージあって毎回パスしてました。
今回のお店は、市役所からすぐ近いんですが、浜側の通りから一本裏手に入ったお
店。
大将も観光客は少ないっていうお店やったんですが、勇気を出して行ってみて正解で
した。
これだけの飲み食いで5200円やったら、コストパフォーマンスは上出来に感じま
した。
ただ、話の中で出てきたんですが、地元のヒト向けにやってると「地」の魚が出しに
くいと。
雑魚系は、みんな家で食べてはるからなかなか出せんって言う話でした。
観光客向けでない店を望んでいったんでしゃあないですが、その辺は少しだけ残念。
よそのお客さんとの話で、大将が京都で修行したって話を受けて、味付けの違いを聞
いてみました。
京都と較べると、多少濃いめにはアレンジしてるってことでした。
尾道では(一般人は)ほとんど薄口も使わんし濃いめの味付けが好まれるそうです。
一人やったんであんまり食べられんかったのが残念なくらいで、私はかなり気に入り
ました。
大将はまだ若くてそんなしゃべりやないですが、聞けば答えてくれるしええ店でし
た。
<参考>
*「高原誠吉食堂」
住所:広島県尾道市荒神堂中浜東入ル南側
電話:0848−24−6880
営業:5:30PM〜?
定休:木曜日、第1水曜日、祭日
店は良かったんです。
ただ、この日は運が悪かったんです。
口開けと同時くらいに入ったんですが、すでに先客が一組。
奥に細長い店内のカウンターの奥の方におっちゃん2人が居てました。
私は一番入り口よりの席に。間には4〜5席あったでしょうか。
おっちゃんらは、65〜70才くらいで今の時代では年寄りという感じではなかった
です。
向こうから声を掛けてきたんで、一応愛想で答えたんですが、それが失敗でした。
なんじゃかんじゃと「離れた」席からしゃべり掛けて来よるんです。
私は旅先にかかわらず、初対面のヒトともかなり気楽にしゃべる方です。
べつ年上のヒトでも気になりません。
まあ、しゃべりの方は、適当に相手したんですが、かなんオッサンでした。
どうも一人は尾道に家があって、知り合いを案内してきたようでした。
その尾道に住んでるオッサンがカナンかったんですがなんと地元は大阪。
大阪の吹田と尾道に家があるとか言うてました。
私へのしゃべりはどうでもええんですが、店の大将にアホなことばっかり言うとるん
ですわ。
偉そうに、「この店は創作料理はせぇへんの?」
大声で、そんなことを言うた時点でこっちはピクッ。
内心、「創作料理よかったらジャリの多い大バコ行けよ」って思いました。
大将が、「基本に忠実に努力しようと思ってます」
ってな趣旨のことを答えはったんです。
オッサンのアホな台詞にピシャッと言うてるし、言うてる内容がええから、さらに店
に対する好感度アップ。
こっちがええ気分になったのに、さらにオッサンは、イランこと言いよるんです。
「大阪なんかでもみんな創作で努力して商売やってるんやでー」
ムカーでしたわ。
創作和食ってなチャラチャラ系でやってみる店にそのオッサンが行ってるとも思えん
のですが「いらんお節介」の典型でしょ。
「オッサン、京都の割烹でおんなじ事よう言うんか?」
って、台詞がのど元まで出そうになりました。
半端なホワイトカラー上がりのオッサンやったんで、ほんまに言うたろかと思ったん
ですが、半地元で客を案内してるからそいつを潰すとお店の売り上げにマイナスやか
ら我慢。
そのまましゃべりかけられても愛想してたら、ガンガン図に乗ってました。
「尾道のドコソコは、あれ出すけど、ここは出さんのか?」とか言うし。
ツレには具体的な店の名前上げて、そこの良さを説明してるし。
「オッサン、そこがええんやったら、そっち行けよ」って言いたかったですねー。
私には地元で上がる「ネブト」って魚が旨いから是非食べなさいと。
大将にも、ネブトの料理法を説明しながら、店に置けってなアドバイス。
大阪人ってだけで、一緒にされたぁはなかったんですが、こっちが勝手に身を縮む思
いを味わいました。
オッサンらが出てから、大将には「オッサンらに一応愛想したけど、スンマセン」っ
て謝ってしまいました。
「海外行ってやかましい日本語が聞こえたら、大阪人や」とか、「どこ行っても大阪
人だけは目立つ」ってなこと言われることがあります。
まあ、その辺は80%は自然にしとってそうなんやからしゃーないやんって思うんで
すよ。
でもねぇ、今回の親父は例外やと思いたかったですわ。
なんで旅先で、自分の親父でもないオッサンの言動で冷や汗流さなアカンのでしょ
う。
真っ当な割烹で、料理をアドバイスする。
店のスタンスにケチ付ける
よその店の良さをしゃべる
どれ一個とっても、タブーでしょ。
おかげ予定よりお酒を飲んだんですが、全く酔いが回りませんでした。
尾道の飲食店関係者の皆さん、大阪人は私みたいなイチビリも多いし、かなんヤツも
居てますが、あのオッサンは例外ですよ。
おんなじ大阪人として謝ります。「ほんまに、ゴメンナサイ」
尾道ではこの後、食べモン系で2軒、バーで2軒とかなりガッツリ飲み食いしまし
た。
「尾道の路地裏はオモロイ」ってのが結論です。
気が向けば、他の4軒について家に帰ってからネタにするかもです。
*この記事は旅先からなんで後日、変更予定です。
尾道の方のブログへのリンクなどをさせてもらうつもりです。
*記事は携帯を介したメールでアップできるんですが、ネットには繋がらないので
コメントへのレスが出来ません。PHSが繋がればレスさせてもらいますんでご容赦
を。