誰にでも、あんまり大っぴらには出来んことってありますよねぇ。
自分としては”ありのまま”やから受け入れてるけど、ちょっと他人には言えんようなことがあると思うんです。
家族はイヤでも目にするから、仕方なく受け入れるでしょうけどね。
何を恥ずかしく思うかとか、隠しておきたいかはヒトそれぞれでしょう。
私はヒマに任せて、ふだんアホな文章ばっかりここで書いてます。
でも一歩ブログを離れると意外と頼られることもあるんですよ。
ヒトから相談事を持ちかけられるなんてこともあるんです。
相手には、口が堅いって思われてるからかもしれません。
今回は、よく顔を会わせてるヤツからの相談でした。
いつもはめっちゃ元気で、ちょっと生意気なヤツなんです。
ワガママなトコがあって、自己チューなんやけど周りが許してしまうってタイプ。
「お前だけは、チョーシこき過ぎじゃッ!!」
って、ムカつくようなことをしたり、好き勝手やるんですけど、どうも本気では憎めんのですよねぇ。
そんなヤツが私のトコに来て、えらく神妙にしとるんです。
今までいつもごっつぅ生意気で、弱みなんか見せたことなかったヤツやかビックリしましたよ。
こりゃ、なんかでかなりヤバイことになってるんやとピンと来たんですわ。
なかなか本題に入れへんのですが、しばらく世間話に付き合ってました。
やっと聞き出すと、私としては、ホッとしましたわ。
本人には確かに恥ずかしいし、相談もしにくかったでしょうが、なんとか金で解決でき
そうなことやったんです。
本人だけではどうしようもないんで、昨日、早速一緒に行ってやりました。
本人は、かなり抵抗したんですが、心配事はちゃっちゃと解決したほうがええですかねぇ。
私がぐずる相手に最後に言うた言葉が
「出すモンは出して、スッキリせぇ」
ってことでした。
ここまで読んでくれはったヒトには、話が見えにくいと思います。
相談の中身を書いてしまうと、アレなもんで・・・。
でも、本人には口止めされるてるんですが、ちょっとだけ相談を再現してみましょうか。
(まず、そいつがやって来たところから)
「親分、ちょっとええか?」越後屋の様子が変でした。
なんか問題を抱えてるけど、相談しにくそうでした。
相談するのも恥ずかしいって感じでした。
その上、私に相談するとブログ上でネタにされると思ってるようでした。
恥ずかしがりながらも、
「親分とちごて、オレは人気もんやから・・・・」
「ファンのヒトのイメージを壊したら悪いし・・・」
てな、カチンと来るようなことを言いよるんですわ。
「ブログのネタにしたらアカンで」と念を押されました。
「大丈夫や、オレは口が堅いんで有名やねん」
それでもなかなか相談内容にならへんのですわ。
こっちはイラチな大阪人ですから、だんだんがつき合い切れんって気分になりました。
「笑わへんから、早よ言え」って言うてやっと腹をくくったようでした。
まあそれでも言葉を選んでましたけどね。
私が、「ブログのネタにはせぇへん」って約束して、やっと決心がついたようでした。
それでもいつもの生意気さはなかったですねぇ。
ションベンの出が悪くて悩んでるんやそうです。
まあ男しては、ちょっと恥ずかしいですわね。
まして、若い奴ですから、ジイさまみたいでカッコ悪いと思うたんでしょ。
「気にすんな、お医者で診てもうたらええ」
って説得して、昨日の朝イチでお医者さんへ。
注射してもうて薬をもうて来ました。
「嘘つき、バラしたな!!」
「オレのイメージが悪なるやろー」とまあ、越後屋に囓られたトコでオチってことにしておきましょう。
アホなネタに仕立てましたが、ホンマはけっこう心配したんですよ。
私がヤツの異常に付いたのは一昨日でした。
朝イチに越後屋の便所をキレイにした時に、オシッコしてなくて「アレっ?」って思ったんです。
その時は気付かず、夕方にまた猫砂を代えようとしたら、またしてないんです。
おかしいなぁと思いながら、猫トイレをよく見ると一回の量がすごく少なく、何カ所もでしてました。
底にちょろっと固まってて猫砂の粉で覆われてパッと見ると気づかん程度でした。
獣医さんとこで、ワクチンと去勢を済ませた時に、今後、トラブルがあるとしたら、オシッコの出が悪くなったりの病気が多いって聞いてました。
それが頭にあったから気付いたんですが、ヤバイとこでした。
うちの嫁さんは「私やったらなんも気づかんと放ってるでぇ」って言うてましたからねぇ。
夕方やったんで、とりあえずネットで検索。
「猫の病気」、「尿」なんかで片っ端からチェック。
どうも「下部尿路症候群」とか、「猫泌尿器症候群」とかが関係ありそうでした。
「膀胱炎」か「尿路結石」なんかやと尿の量が減って、回数が増えるって書いてるページが多かったです。
尿路が完全に閉塞すると、尿毒症になったりでけっこうヤバイようでした。
かかりつけの獣医さんとこに電話したんですが、すでに診察終了しててテープが流れるだけ。
1軒だけ遅くまでやってるトコは心当たりがあったんですが、そこは時間外診療に5250円取るんですわ。
機材は山ほどもってるようで、ガンガン検査もしますが平気で高度医療を施して、メチャメチャ金額を請求しよるんです。
*実家のパグ犬がいっぺん緊急で掛かったことがあるんです。
診察時間がかなり長く、年中無休、たしかに緊急時はありがたいって思う飼い主は多いんでしょう。
でも私にはそのスタイルが儲け主義に見えてしゃあないんですわ。
そんなトコにモノ言えん越後屋を預けたら、好き勝手なことされて、挙げ句に直るどころか悪くされるんちゃうかと。
心配でその病院に連れて行こうかと思う心をグッと抑えて、一晩様子を見ることに。
さらにネットで調べて、完全に尿路が塞がってると、膀胱がパンパンになって腹を触ったら固い玉みたいに感じるとのこと。
どこに膀胱があるかは分かりませんでしたが、とりあえずコリコリした部分がないのを確認。
尿もごく僅かずつやけど出てるから、完全な閉塞とちゃうから緊急ではないやろうと自分を落ち着かせたんです。
尿毒症なんかやと元気が無くなって食欲も落ちるようでしたが、元気に暴れてメシも食うてたんでちょいと安心してましたが・・・。
人間の赤ん坊でも、動物でもモノ言えんヤツはこういう時に困りますね。
昨日の朝、起きてみるとある程度の量の尿が出てました。
私の勘違いかなぁと思い、ブログを書いてから嫁さんと出かける用意をしてました。
さて出かけようと思った時に、越後屋がトイレに。
またほんのちょっとのオシッコ。
結局遊びに行くのは一旦中止して、前日にチェックしておいた休日やってそうな動物病院に電話。
診察してたんで、嫌がる越後屋を連れて行きました。
獣医さんが触診すると、膀胱は空っぽ状態ってことで一安心。
原因はその場では分からんかったのでとりあえず、注射と薬を貰ってきました。
ちなみここの費用は4000円ちょっとでした。
先生の説明は的確かつ丁寧で、金儲け主義ではない感じを受けてホッとしました。
かかりつけの医者はちょいと距離があるんで、越後屋にとっちゃ苦痛が長いからお医者さんを代えようかなぁという気になってます。
薬は1週間飲まさなアカンのですが、とりあえず今朝はたっぷりのオシッコをしてました。
体質的に同じ症状を繰り返しやすい猫もいるようなんで、これからは更に注意してやろうと思います。
<メモ>
「
猫の病気大事典」
*症状から猫の病気を探せるサイト
「
猫のかかりやすい病気」