2006年07月20日

徳島金長の「剣山 大吟醸」

私の酒関係のネタでは珍しく日本酒を取り上げてみます。

今回日本酒をネタにしようと思ったきっかけがタイトルのお酒。

昨日、行きつけというほどしょっちゅうは行ってないけどかなり気に入ってる寿司屋で飲みました。

その店の大将は徳島出身で、地元の知り合いがやってる酒蔵のお酒やそうです。

今までお店では新潟かどっかの大将お気に入りの銘柄でした。

そのお酒と同じ値段で出せる大吟醸やけど、飲んでめぇへんかと勧めて貰いました。

私は日本酒の銘柄にはこだわりませんが、なんでも違うモノを試すのは好きです。


行きつけの寿司屋で飲んだ徳島金長の「剣山 大吟醸」徳島金長の「剣山 大吟醸」

精米歩合は50%やと書いてました。




私は大吟醸はめったに飲みません。基本的には貰いモンがあった時だけですね。

大吟醸と聞いて思い浮かぶのは、まず高価というこ。そして味わいとして華やか過ぎるイメージもあります。

日本酒を単独で飲むことはあんまりないので、料理と一緒に楽しむのがほとんど。

そうなるとなんとなく大吟醸は料理を邪魔しそうな印象を持ってます。


行きつけの寿司屋さんは魚のモノにはかなりのコダワリあり。その大将が「これやったらうちの寿司とも大丈夫やとは思う」というんで余計に安心して飲めました。

どんな酒でも言葉で表現できん私ですんで味の描写はご勘弁頂くとしましょう。

ただ、たしかに”華やかすぎる”という気はしませんでした。

お酒は燗で飲むことが多いんですが、さすがに大吟醸やと悪いかとこの日は冷やで頂きました。

結局3杯飲んだと思うんで、私の(広い広い)ストライクゾーンには入ってました。



大将と喋ってると、実はこのお酒は徳島金長という酒造メーカーの新製品やそうです。

その開発の時に、大将はこの酒蔵のオーナー?に「こんな酒で作ったらどうや?」とアドバイスしたそうですわ。


焼酎ブームのせいかしらんけど、この酒蔵もけっこう大変やそうですわ。

せやけど頑張ってええ酒を出そうとしてはるんでしょうね。

地酒がブームというか一般的に流通するようになってもう長いですよね?

せやけど日本全国にどんだけあるんか分からん酒蔵の全部が地酒を全国に向けてうってないんでしょうね。

日本酒に詳しい人のブログなんかを見てると、各酒メーカーの評価っていまじゃかなり決まってるんちゃうかなぁと。

そうなると同じ”地元の酒”でも、全国で売れるとことそうでないとこも出るんちゃうかなぁと。

日本の多くの土地では歴史的には日本酒を飲んできてますよね。

そういう嗜好品やけど(祭り事などに)ほぼ必需品のモンって、ある程度は地域ごとに必要な量を作ってたんちゃうかと想像します。

米が主食やから日本酒はある意味ではどこでも作れたんちゃうかと思うんです。

そういう地のお酒が今は生き残るのさえすごくキツイんでしょうね。

大手メーカーの安い酒が出回るとか、嗜好が変わって他の酒に流れると、地域の人口が減るとか、いろいろ原因はあると思います。


ご存じの方も多いかと思いますが、私は洋酒もかなり好きです。

わざわざ”カクテル”のカテゴリを作ったりしてますし。

でも、一番好きなんは日本酒ちゃうかと思ってます。

酒飲み、飲兵衛としての自分の一番の芯はやっぱり日本酒やろうと。

せやから日本酒業界が苦しんでるって話を聞くのはツライし寂しいですわ。

実家の親父が知り合ってちょくちょく蔵へ注文してたトコも少し前に不渡り出したりねぇ・・・。


ちょっとまえ(今も?)日本酒のカップ酒が流行ったかと思うんですが、私はアレは全く納得できんのです。

カップ酒なんちゅうのは私にはアル中一歩手前のオッサンが飲む酒ってイメージ。

なんぼラベルをいじってもカップそのものが無粋やから店で飲むなんかありえん気ぃします。

それを”流行”の一言で嬉しがって飲む連中を見ると、「なんだかなぁ・・・」と思ってました。

せやけどこのブログで文句付けたことはほとんどないと思うんです。

なんでかっちゅうと、入り口が多少けったいでもそれで日本酒ファンが増えたらええかと思うてたんですわ。

学生時代に回りのツレが小綺麗なモン飲んでても、一人熱燗を手酌でやってた私にゃもっと日本酒好きが増えりゃええなぁという想いはいつもあります。

とはいえ、なんべんも書いてるように普段飲むのは紙パック入りだのの安モンばっかり。
日本酒通の人と違って有名な地酒の名前さえもしらんし、味の違いもほとんど分からん。

そんなヤツやけど、日本酒は好きなんですわ。

なんでもそうですが”オタク”や”マニア”だけがその対象を好きやという資格があるわけやないですよね?



今回のネタはあんまり起承転結っていうか、オチを考えんと書きました。

昨日この大吟醸を飲んでから色々と酒のことを考えたんで、たまには日本酒に書くのもええかなぁと思ったんです。


 「みなさん、もっと日本酒を飲みましょ〜!!」


な〜んてことをいう気はないですわ。好きなもんを飲むのがええですから。

 *一般論として、知らんジャンルに挑戦する人の方が好きですが・・・。
 






でも最後にあえて一言、


 「えて吉は、日本酒が大好きですー!!」


とだけは、叫ばせて下さいませ。



 小さな声で「燗酒も旨いと思うけどなぁ」と付け足しておきます。





もし今回私が飲んだ「剣山 大吟醸」を飲んだことのある方がいてはったら感想なんかを聞かせて下さい。<(_ _)>

これは、大吟醸としてはこんな味で、香りはこんなタイプ、こういうトコは欠点やな〜んて解説して貰えると更に嬉しいですが・・・。





<参考>

*徳島金長株式会社:公式サイト

住所:徳島県板野郡上板町七條字元原11番地

電話:088−694−2022
創業:昭和36年


・ウェブサイトを見ると「四国三郎」って銘柄が主力商品のようです。

 よく分かりませんが元々は手頃な価格のお酒を多く作ってはるんですかね。
 
 行きつけの寿司屋の大将の知り合いってだけで個人的には応援したくなります。
 
 サイトはかなりショボいんでそのあたりだけでもなんとかしたらどうでしょうね。
posted by えて吉 at 20:28| 大阪 ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | アルコール全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月23日

堺市鳳のベルギービール専門店「きおか」

今回のドライブの途中でいきなり思い出して寄ったお店のことを書かせて貰います。

堺市の鳳駅近くにかなり前からいつか行こうと思ってる店があったんです。

私のことですから、もちろん服屋や雑貨屋さんではありません。

やっぱり興味は飲み食いに関係してまして、今回のお店はズバリ酒屋さん。

お店の存在自体を知ったのはもう1年以上前のことやないかと思います。

きっかけは何度か行ったことのある深井のバー「アジャラ」のマスターとの話でした。

マスターが店の酒を仕入れる先の一つで、「熱い」人がおるって語ってくれたんです。

住宅街の真ん中にあってえらく行きにくいけど、そこで気合いの入った商売をしてはると聞いて興味を覚えてました。

初めての時は詳しい場所は聞きませんでした。

そのごしばらく経ってマスターの旧ブログにどうもその店のことやと思える記事が。

熱き人々。」という記事を読んだらぜひ行ってみたいと。

その記事には住所などがなかったんで、ネットで検索を掛けてみました。

お店のホームページは見当たらなかったんですが、とりあえず住所は見つかりました。

ずっと周辺地図を焼いて狙ってたんですが、今回急に行ってみることに。

この日は気まぐれで阿倍野筋(府道13号線)を南下してました。

JR阪和線の鳳駅ってトコは初めてでしたが、車にはチビチャリを積んでたんで、駅前で車を駐車場にでも入れて、適当に探検しようと思ってました。


ところが、鳳駅前に手頃な駐車場が見つからず、しかも周辺の道路が狭くて路駐も不可。

やむなく車で直接お店を目指すことに。

ところがこの鳳駅周辺ってのが、かなりのクセモン。

割と古い住宅街で道が狭めで一方通行の道ばっかり。

おまけに線路がその辺で大きくカーブしてて土地勘のないモンにはムチャクチャ走りにくいんです。

住宅街の中の道をソロリソロリと転がしながら、四つ角ごとに左右をキョロキョロ。

たいがいどこでも住所と地図だけで行けるほうですが、今回はアカンかもって思い始めてました。

そろそろあるはずやけどアカンかったら次回にしようかと思ったところでお店を発見。

外からは近所にあるフツーの酒屋さんって感じでした。


お店の前の駐車スペースに車を止めたらさっそく店内へ。

店の規模もごく普通の個人経営の酒屋って感じでしたが、一歩店内に入るなり、雰囲気は一変。

まったく普通の店とはちゃいました。棚の雰囲気っていうか全体の品揃えがごっつぅ偏ってるんです。(^^)

偏ってるって書くと否定的に思われそうですが、メチャメチャええ空気なんです。

一面の壁に焼酎のボトルがズラー、真ん中の棚に泡盛がドン。

極め付きは店の奥にある冷蔵庫。

ベルギービールが鬼のように冷やされてました。その前には銘柄ごとのグラスもズラズラっと。

とりあえず焼酎の棚に近づくとそれぞれの商品に丁寧な手書きのポップ。

銘柄では安売りの酒チェーンで見るようなヤツはかなり少なかったかと。私は焼酎もかなり好きですが、他の酒と同様、ほとんどコダワリなし。

なにがええブランドかも全然知らんのです。

そんな私にもなんか伝わってくるモンがありました。それは単なる品揃えのマニアックさとかではなく、お店のご主人の「想い」とか「志」やないかと思うんです。

置いてる商品の一つ一つをその方なりに吟味して、客に対して自信を持って勧めてはる気がしました。




帰り際に貰ったチラシにもそんな想いが詰まってました。




堺市鳳のベルギービール専門店「きおか」のチラシ「一生一筋にがんばっている人と出会うと応援したくなる。自分が元気が湧いてくる。一生一筋ってかっこいい!!かっこいいいお酒達がいっぱい集まりました。一本一本手渡しで造り手達の一生懸命を伝えたい。毎日試飲会やってます。ご来店、心よりおまち致しております。」


私は味の違いが分からんから、作り手の真面目さもほとんどちゃんとは受け取れません。

だからコチラのお店のような商売はやりたくても、無理。

せっかく吟味してくれたお酒の良さも分からんのですが、それでも気合いの入った人から買えるのはやっぱり幸せやと思うんですわ。




このへんで今回買うた酒を紹介させてもらいましょう。




大阪の地グラッパ(Grappa)葡萄華:鳳の「きおか」限定品「大阪グラッパ葡萄華」のナイアガラ&デラウエア。

生産者は大阪の柏原市にある「カタシモワインフード(HP)」。

大阪の地酒ならぬバリバリの”地グラッパ”。

このボトルは「きおか」限定商品だそうです。


「きおか」のご主人がカタシモワインフードに提案してこの商品が生まれたそうです。

この商品は前回「アジャラ」に行った時に初めて飲んでみました。

その時はたしかデラウエアの方を試したと思います。

ただ、私自身が知ったのは去年の日経新聞の記事でした。

05.9.27付けの「多社済々」というコーナーで取り上げられてたんです。

元々はこの会社が創業以来90年にわたって育ててる「堅下本ぶどう」っていう品種で作り始めはったようです。

ワイン醸造の際にでる絞り滓の有効活用として「カストリブランデー」の一種グラッパに目を付けはったようです。

きおかのご主人はここの社長さんと喋ったことがあるそうで、「大阪の食卓に地グラッパを根付かせたい」と熱く語りはったとのこと。

オモロイですねぇ。

ワインでさえどんだけ根付いたか分からん大阪の食卓に、食後酒のグラッパですよ。

ある意味ムチャ言うてるトコありますが、その志の高さがオモロイですわ。

ちなみにデラウエアの方は度数が29度、515ml入りで2625円。

ナイアガラの方は度数が35度、515ml入りで2940円です。

ラベルはちょっとちゃいますが、カタシモワインフードさんがやってる「柏原ワイン」というサイトの通販コーナーでも買えるようです。

かたしも本ぶどう(甲州種)を使った黄色味がかったヤツももちろん売ってはります。

デラウエアとナイアガラは、両方とも300本弱の限定生産のようなんで、グラッパ好きの方はいかがです?



昨日家で早速飲んでみました。

個人的にはナイアガラの方がやや好みかなぁという気がしました。

デラウェアは、度数の低さもあってグラッパと思って飲むと私にはやや軽やか過ぎる気がしました。





きおかのご主人としゃべってると本場とは違ってもそれぞれの土地でその地なりの酒を造ろうとすることには意義があると思うってなこともいうてはりました。

その流れでうちにもある日本産ラム「コルコル」も置いてはるようでした。

この日は一見の客やったし、ドライブの途中やったんであんまりゆっくりはしゃべれませんでした。

チャンスがあればゆっくりとご主人の話を聞いてみたいと思いました。





そうそうグラッパ以外にはお店の人のお薦めで芋焼酎を買うて来ました。







堺市鳳の酒屋「きおか」で買った甑州と園乃露「出来るだけ芋らしいヤツを」って条件で教えて貰いました。

甑州(そしゅう)2625円と園乃露1932円(共に1升瓶)。


甑州の方は、お店で押してはるようでひときわ目立つ大きなポップがありました。

これも昨日さっそく飲んでみました。甑州の方は華やかな香りのように感じました。

それに較べると園の露の方が芋らしい気がしました。

私の感想はなんの信憑性もないんで参考にしないようにしてください。(^^;
この酒を飲んだことある方は、全く的はずれなことかいてても勘弁してくださいね。




店を見付けるまでにウロウロしたおかげで、着いた時はどっち向いてるか分かりませんでした。

帰り道を教えて貰うついでに簡単な行き方も聞いたんで、自分のメモ代わりに書いておきます。


堺市鳳のベルギービール専門店「きおか」の地図<参考>
*ベルギービール専門店「きおか」

住所:大阪府堺市西区鳳中町9丁288−3
電話:072−262−1341
営業:9:00AM〜7:30PM
定休:日曜、祝日

*地図は上のチラシから一部を抜粋しました。


ヤフーの地図では、このあたりになると思います。


13号線側から行くとかなり分かりにくかったです。

ご主人のお薦めも第2阪和(国道26号線)からでした。

大阪から南に向いて走った場合、「浜寺南町3丁」という交差点で左折。

1つ目の信号のトコに「ローソン」がある。ローソンを越えた次の角を右折。

その次の角は信号がなくそこから一方通行で進入可能。
そこを入って真っ直ぐ進み「鳳幼稚園」の角を右折してすぐ。

店の前は一方通行なので帰り道はまっすぐ進むと元の第2阪和に出ます。

第二阪和に出る角にはファミマがありました。
 *そこに車を置いて歩いても近いでしょうが、きっとあんまり良くはないでしょう。

ローソンの次の角を右折するとか〜なり不安になると思います。

思いっきりの住宅街でそんなスゴイ店があるようにはとても思えませんので。

お店の前はハイエース一台なら充分止められました。もう少しコンパクトなら2台以上行けるかな。

私の好みにはすごくはまるお店でした。
この店のことを教えて貰った「アジャラ」の大将には感謝ですわ。

読んでくれた方の中で興味を持ちはった人にはいっぺん行ってみて欲しいものです。






大阪市内なんかの大規模な店でもベルギービールを100種類も置いてるお店ってそうそうないんちゃいますかねぇ。

うちの嫁さんは割とベルギービールが好きなんで次は一緒に行ってもええかなぁと思ってます。

嫁さんを連れて行くと、一緒に他のオススメも買い込んでもビビらんで済みますしね。
posted by えて吉 at 11:18| 大阪 ☔| Comment(1) | TrackBack(0) | アルコール全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月18日

セント・パトリック・デイとは

昨日は回り寿司がパンパンに詰まった腹を帰って家に帰りました。

かなり遅くならんと晩メシが食えんやろうなぁと、パソコンに向かったりしてました。

6時過ぎになって突如閃きが。

もう何ヶ月も行きたいと思いながら果たせてなかったバーへ行くことに。

ダダッとさっき脱いだばかりの服を着直して、地下鉄の西田辺駅へチャリンコを飛ばしました。

お店が7時開店なんで口開け早々に入ろうと急ぎました。

長いこと行けなかったのは、この開店時間のせいなんです。

私が晩メシを食うのは6時頃がほとんど。飲める日やと当然晩メシでしっかり酒が入ります。

そうするとメシの後にそのバーへ行くのが非常に難しいんですよねぇ。

いつも酔っぱらい状態で出かける近所のバーやと少々クルクルパーになっても歩いてでもタクでも帰れるやろうって安心感があります。

ヘタするとその辺の道ばたで寝てても、嫁さんが帰り道に発見してくれかもってくらい気楽です。

ところがそのバーは嫌いな電車を乗り換えまでして行かんとアカン堺の深井ってトコにあります。

ええバーやとどうしても飲み過ぎるんで、帰りに自分がどうなるか不安でよう行かんのです。

酔うと普段以上に電車が嫌いになるんで、1万くらいかかる距離でもタクをシバくかもって危険もありますし。(^^;





昨日は回転寿司でチョロッとビールは入れましたが、酔うとはほど遠い状態。

深井のバー「アジャラ(HP)」に行くのには、これほどええタイミングはないって状況でした。

お店に着いたのが7時過ぎ。まだ他のお客さんもなく口開けの客になりました。


昼メシやったとはいえ腹が一杯やったんで、最初の飲み物は食後酒気分でした。

そこでお願いしたのは私の食後の定番「マルガリータ」。

作ってくれたのはマスターの片腕の駒走さんという方でした。

この日のマルガリータはわたし好みでかなりウマー。

ご無沙汰を詫びながら1杯目はサクッと杯を干しました。

続いてゆっくり喋るためにジントニックを。

ここジントニックがまた旨いんですわ。

2回目に行った時のことは以前にこのブログの記事にしたことがありますが、その中でもここのジントニのことを書いてます。

ジントニックはロングなんで、さすがに少しペースダウン出来ました。

飲みながらバックバーを眺めてると、気になるラベルを発見。

以前にこのお店に新しく入ったお酒を紹介するブログで見たことがあったグラッパです。

記事にある銘柄とはちゃうんですが、これを作った「カタシモワインフード(株)(HP)」ってとこのことはかなり前からチェックしてたんです。

グラッパを作ってはると聞いて、直接買いに行こうと狙ってたんです。




ハーフでも注文できるというてくれはったんで味見をしてみました。

度数が低いこともありややあっさりしすぎのきらいはありましたが、面白かったですねぇ。

日本でグラッパを作ろうってやる気に敬意を払いたいもんです。

グラッパは高いのが多いですが、ここのは約3000円と手頃なんでいつか買いに行くことにします。




続いてはやっぱりカクテルで。

「アジャラ」はシングルモルトを中心?にお酒の種類がかなりあってそっちも気になりました。

でもめったに行けないんでそのまま飲むもんよりお店のヒトの腕を楽しめるモノを優先しました。

駒走りさんにラムベースとだけ指定して、おまかせで作ってもらいました。

スモモ?のリキュールが効いたサッパリしたフルーツ系のオリジナルを出してくれはりました。

甘くてフルーティーなだけのカクテルは苦手ですが、

 「杯数が進んできたから、ちょっと口直しにと思って」

という言葉の通り、スッキリして私の好みによう合うてました。

プロの方に任せて自分のその時の気分、口にビタッと来るとバーで飲む値打ちを感じますねぇ。





続いて飲んだのがやっとタイトルに絡んでくるコチラです。




セント・パトリック・デイ(St. Patrick Day)ってことで飲んだギネス3/17がセント・パトリック・デイ(St. Patrick Day)ってことでギネスです。

腹が大きかったんで、めったに頼むことのないハーフパイントで。



タイトルにありますが、私にとっては「セント・パトリック・デー」とはギネスを飲む日ってイメージです。

アイリッシュパブならアイリッシュのエールでもええんですが、ギネスが一番ポピュラーですからねぇ。

要は、本来のアイルランドの守護聖人の命日を祝うって言うより、私にとっちゃアイルランドをネタに飲む日って感じです。(^^;

アイリッシュのみなさまゴメンなさい。

っていうか、間違いなく昨日は世界中のアイリッシュ系のヒトの多くがおんなじように飲んだくれてたと思うんですけどね。

昨日は腹が大きかったんでしばらく考えた末に頼んだんですが、私は割と途中でギネスを飲むことがありますね。

普通の生ビールじゃ腹だけが膨らむなぁって頃合いに、ギネスをゆっくり飲むのがパターンです。


生のギネスっては、やっぱりスムーズで旨いなぁとチビチビやりながら、私は店内の様子をうかがってました。

この頃には何人かのお客さんが来てて、料理の注文も入ってました。

ボチボチ帰ろうと思ってたんで、せっかくなら最後はマスターの西尾さんに”〆の一杯”をおまかせで作ってもらおうと。

料理はマスターが主に作りはるんで、しばらく厨房に籠もってはったからなんです。

まさか「最後の一杯作って欲しいから、マスター呼んでぇ〜」なんて言えませんしね。



グラスの底にギネスをちょこっと残して粘ってると、マスターが近づいてこられました。

 「良かったら、コレどうぞ」


と出してくれはったのは、泉州名物のイカナゴの煮物。

まだサイズが小さいんでいわゆる釘煮にはせんと、サッと焚いて柔らかく仕上げてはりました。

こんな仕上げのイカナゴは初めてでしたが、ごっつぅ旨くてショートの前にもうちょっとビールが欲しくなりました。

そんなわけでギネスのハーフパイントお代わり。


思わず、


 「それやったら最初からパイントグラスでいっときゃ良かった」


と独り言。



多いかと思ったのに炭酸ガスの少ないギネスはスルッとどこかに納まってしまいました。
その頃にちょうど西尾さんの手が空いたようなので、


 「最後の〆をショートでお願いします」

と頼みました。


作ってくれはったのは、ハーブの入ったウォッカ「ズブロッカ」をベースにサクラリキュール、ドライベルモットをステアしたカクテル。

サクラのリキュールに甘みがあるのに意外なことにグラスはスノースタイル。

甘みと塩って合うことを知ってすごく驚きました。

片腕の駒走りさんが作ってくれたカクテルがヒットやったから、最後でマスターがハズしたら残念やぞと思って飲んでみました。

すると甘みがありつつ甘くないって言うんでしょうか、バランスがスゴかったです。

ズブロッカの個性的な香りと桜のリキュールの香りもケンカせずええ具合にまとまってました。

実は私はおまかせの前に、


 「やや甘みがあるモノ、どちらかと言えばマンハッタンのような方向で」


って、イメージを伝えようかと思ったんです。


そんなセリフが口から出そうになるのをガマンして良かったですわ。

いらんことも言わずに真っ白でお願いして、自分の予想を超えて”コレが欲しかった”と思えるモノが出たからホンマに嬉しかったですわ。

カクテルを作る時の所作からも気合いの入り具合が伝わってきて、カクテル作りの過程に華がありましたもん。



合計で7杯飲んでお勘定は5400円。

高いシングルモルトを飲んだりしてないってのもありますが、レベルの高いショートが3杯入ってこの値段にはビックリ。

思わずなんか付け忘れてないか確認してしまいました。

この日のショートだけで5400円でもしゃあないと思う出来やっただけに驚きました。



アジャラに行くたびに、この店が深井やなくて天王寺か帝塚山でやっててくれたらと思ってしまいます。





<タイトルがタイトルなんで検索して調べたことをメモっておきます>

*セント・パトリック・デイとは



5世紀頃、アイルランドにキリスト教をもたらした宣教者、それが聖パトリックです。

彼はそれまでの自然信仰や慣習とキリスト教を共存させながらキリスト教を平和的に広めていきました。
アイルランドに蛇がいないのは、彼が布教の間、邪教の化身といえる蛇を退治したからだと言われています。
彼の熱心な布教活動のおかげでアイルランドは敬虔なカトリックの国となり、アイルランドの守護聖人として1500年経った現在も親しまれているのです。

その聖パトリックの命日が3月17日、この日をセント・パトリックス・デイ (聖パトリックの日) とし、アイルランドでは最大の祝祭日として国を挙げて祝います。

また、世界中に住んでいるアイルランド人がこのお祭りを祝い、特にアメリカのニューヨークでは、数百万人もの参加者を数える一大パレードが行われます。




*「緑」がシンボルカラー



シンボルである三つ葉のクローバー(Shamrock)をはじめ幸せを運ぶとされる神話上の小人ラプリカン(Leprechaun)などシカゴの街が緑一色に染まる日で、パレードも行われます。



<参考>
*Bar&Delicious Kitchen「AJARA」:ウェブサイト

住所:大阪府堺市深井清水町3537 コートビレジ赤塚101
電話:072−277−6023
営業:19:00〜27:00
定休:日曜




<おまけ>

昨日は飲み過ぎることもなく”ちゃんとした”頭で電車に乗って帰りました。

深井から一駅のなかもずで地下鉄に乗ろうと券売機に行くと、向こうからやって来るおばちゃんがいました。



いきなり、目の前にこんなモノを差し出されました。



帰り道にいきなりおばちゃんがくれた一日乗り放題券「お金入れちゃったの?」

「コレ上げるから取り消ししなさいね」

とだけ言うと足早に去ってしまいました。


ちょいと酒の入った私は反応が鈍く、一瞬なにか分からんまま地下鉄の一日乗り放題券を受け取ってしまいお礼も言えませんでした。

「ありがとう」と「ごめんないさ」の言える子になりなさいと育てられたハズやのに・・・。(T_T)




なので、ブログを借りてこの場で一言。

昨日なかもずで無料パスをサルに手渡してくれたご婦人へ


 「お礼を言えなくて、ゴメンなさい。」

 
 「ちゃんと使わせて貰いました。ありがとうございます。」




そして、私は地元の西田辺駅についてからしばらく改札の辺でウロウロ。

キップを買おうとしたおねぇちゃんにそのパスをプレゼントしました。

そのおねぇちゃんは戸惑いながらも、ちゃんとお礼を言うてくれはりました。

若い子やったと思うけど立派ですね。

ありがとうとごめんなさいは酔うてもちゃんと言えるように心に刻んでおきます。




posted by えて吉 at 22:19| 大阪 ☔| Comment(4) | TrackBack(0) | アルコール全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月09日

寒風の中、久々のバーへ

寒さに慣れないヤワな体をもてあましながら道を急ぐ。

真っ向から吹き付ける風が僅かな時間で体温を奪っていく。

足先に痛みにも似た不快感を覚え始めたころ目指す場所が視界に入る。

いつもより重く感じるドアを開け、マスターに短く無沙汰を詫びる。

磨き上げたというには隙のある店内で、マスターは穏やかな笑みを返す。

肩に力の入りすぎない懐の深さを持った店の空気。




「こんな日は温っかいのにするかい?」




「とびきり熱いヤツをお願いします」





店内の暖かさを感じ始める前にカウンターに飲み物が置かれる。

火傷しそうなそれを口に含み、気を付けて流し込む。

胃の形をトレースするように熱さが広がる。一口ごとに温かみが広がる。

グラスの中の酒が冷める間もなく1杯目を飲み干し、同じものをお願いする。

顔のこわばりが緩み、マスターと世間話を交わす余裕が生まれる。

2杯目飲み終えた頃にようやく体が自分のものだったと思い出す。

飲み物と暖房、内と外からの解凍作業が終わり飲むペースが上がる。




何杯かのグラスを空にし、そろそろ終着点を探りはじめる頃。

店に入るから前から決めていたセリフを口にする。



「アイラ系のスコッチを飲み比べてみたいんですが」



プロの前で経験の薄さを隠すつもりはなく素直にマスターに相談する。





マスターは考えるというより一呼吸置いて、棚から2本のボトルを取り出す。





アイラのシングルモルト「カリラ」と「ボウモア」を飲み比べ「この2本がいいんじゃないかな」

一本目のボトルはワインを思わせる端正なデザイン。
読み方を尋ね「カリラ」と教えられる。

一口含んでしっかりとアイラの特徴を確認。

続いて後ろの「ボウモア」へ
較べてみて個性の違いが大きいことに驚く。



マスターにそれぞれの特徴についてレクチャーを受ける。

一言にアイラと言っても味や香りにはかなりの個性ががあることをしる。



「しばらくウィスキーに集中してみます」



マスターにそう告げてからますます寒さの厳しくなった外の道へと踏み出す。

頬に刺さる寒風を感じつつ、アイラ島はこの程度ではすまないのだろうと思う。

いつかは現地で蒸留所を回って飲み比べたいものだと酔った頭で考えている。











あ゛ぁ〜、疲れだぁ〜!!




ヒゲのマスターシリーズでなんぞネタを仕込もうと思うたんですけど、あきませんでしたわ。

上の文章を書いてみて、オチがないからボツにしようと思うたんですけど、書き直すエネルギーがないから上げてみました。

マンネリを避けるためにもなんぞ仕掛けをしたいとは常に思ってるんですよねぇ。

せやけど文章のスタイルッちゅうのはいじりにくいもんですなぁ。
ほんでスタイル変えるとすぐ「ネタやろ」ってバレますしね。

かっちょええ系の文章なんか書いたこともない私なんで単語ひとつでも苦労しました。

この文章の量だけでいつもの3〜4倍の時間とエネルギーが要りましたよ。


上のカリラとボウモアが今週初めに買うた2本なんです。
両方でだいたい7000円やったかと思います。

2日酒を抜いた末にやっと昨日、嫁さんが帰ってから一緒に味見したんです。

ちょっと頑張って写真を撮ったら自分なりには結構気に入るモンが混じってました。

出来たらヒゲのマスターが初めて登場した時の冬バージョンをと思ったんですが失敗でした。


またいつかみなさんが油断した頃にネタを仕込みますので、よろしゅうお願いします。




<06.4.13追加>

関連ネタを集めた目次代わりの記事を上げました。

ヒゲのマスターの他の記事は、コチラからどうぞ

posted by えて吉 at 23:06| 大阪 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | アルコール全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月01日

棚卸しがてら「お酒バトン」

一時、猛威をふるったバトン熱もかなり下火になりましたねぇ。

そんな流行が廃れた今ごろになってあえてバトンネタを。

直接バトンをいただいたワケではないんですが、自由に持って帰ってええようやったんで一本頂いてきました。(^_^)v

実は以前もトラックバックの企画モンで、酒棚の棚卸しをやってます。

*かなり古い記事で、リンクなんかは切れてたりもしますが、興味ある方はコチラからどうぞ。

1年半ほど経った間に我が家「BAR ええかげん」のバックバーがどう変化してるか、棚卸しがてらやってみる気になりました。




元のバトンからずれるトコもありますが、そこはご容赦を。



Q1 今冷蔵庫に入ってるお酒の量は?


(メインの冷蔵部分)

発泡酒17本
 昨日までは金欠で補充が出来ず5本しか入ってませんでした。
 本日、淡麗と淡麗アルファのレギュラーを6本ずつ追加。

 いやー、酒って月末になると無くなりますねぇ。

缶のギネス1本
 中に玉コロが入ってるヤツ

スペインの安い白ワイン1本
 気が向いた時にいつでも飲めるように安いヤツを。

オーストラリアのスパークリングワイン1本
 1000円ほどのヤツなんでこれも普段使い。

日本酒「大吟醸 南部美人」
 貰い物で1年以上前から開けるタイミングを失ったまま大事に保存中。
 このままおいてて古酒になったりするもんでしょうか・・・。



(野菜室)

・シェリーのフィノ2本&アモンティリャード1本
 フィノの一本は未開封。
 近いうちにフィノの銘柄違いを飲み比べようと思い冷やしてます。

・ノイリーのベルモットのスイート&ドライ 各1本

・「菊姫 菊」、「菊姫 姫」 各1本
 いわゆる菊姫の中でも普通酒っってヤツ。
 
 いつかの宴会の前日にたまたま見かけて買うたヤツです。

・「純米 山水」1本
 我が家の宴会に来てくれたお客さんのお土産。

・「日本盛 冷酒 旬・満載」 1本
 実家からお裾分けで貰いました。こいつは未開封です。


我が家の野菜室はほとんど酒ばかり以上が入ってるとこんな感じ。

ほとんど酒で埋まってるんで野菜を買う時は量に注意です。

黄色とオレンジのキャップはメンツユと味ぽんです。



ちなみに、撮影のために上におった白菜、大根1/2、花カツオのパックはのけてます。



(冷凍庫 小)
・ジン「タンカレー」

・ウォッカ「スミノフ」

・テキーラ「オルメカ」 各1本

製氷スペースが半分を占めてますが、この段は酒関係専用。

市販の氷と、ショット
グラス、冷凍ライムなんかもここに。



(台所以外に置いてる冷凍専用のヤツ)

・ジン:「タンカレー」「タンカレーNo.10」「ボンベイサファイア」「ボルス・ジェネバ」

タンカレーは普段2階で飲んでる分の予備です。
フリーザーを買い足したんで、こんな贅沢ができます。

このおかげで大好きなジントニを切らすことが減りました。

・ラム:「ハバナクラブ」

・オランダのよく分からんけど旨いジン、これまたモンゴルの旨いウォッカ 各1本





Q2 好きな銘柄は?


・ビール
 
 一番最初に思いつくのは「エビス」でしょうか。
 
 デザインも好きやし、しっかりした味があるように感じてます。
 
 ギネスもけっこう好きです。

・日本酒

 日本酒が一番好きですが、安モンをこよなく愛してます。
 
 ワインなんかはちょっとずつ飲む価格帯を上げようと思ってますが、
 日本酒だけはいつまでも安モンの酒を旨いと思える舌でありたいです。
 
 日本酒だけは同じ「好き」でも、特別なせいかひねくれてますね。

・ジン

 ボトルのデザインで「タンカレー」をよく飲んでます。
 
 ビーフィーターもゴードンもそれなりの本数開けてます。
 もちろん、味の違いは分かってません。
 
・ウィスキー

 「グレンフィディック」こいつもボトルの緑が好きで。
 
 初めての一人旅に連れて行ったりで、思い出があって今も自分の中では特別です。
 





Q3 最後に飲んだお店は?

休肝日の火曜日に禁を犯して行った近所に飲み屋「浪花鮓」。

大将がなくなってからは、寿司は巻きと押しのみで、ほぼ居酒屋。

瓶ビール1本と熱燗1合を2本だけ。



Q4 よく飲む思い入れのあるお酒5品

・ジントニック

 家で作る時でもちょっとだけこだわります。
  *その内容はコチラからどうぞ。
 
 カクテルの中では一番好きですねぇ。
 

・マルガリータ

 食後のバーで最初の一杯に飲む確率8割以上?
 
 初めてのバーで振りモノを試す時の基準でもあります。

 ジントニックに次いで好きです。



銘柄は2番目の質問で書きましたが、それ以外だとこの二つくらいでしょうか・・・。


というのも、あんまり「コレ」って決まったモンがないんですよねぇ。

その日の気分で、色んなモンを飲むんで・・・。


一つ「シュリヒテ・シュタインヘーガー」ってジンを上げようと思ったんですが、「よく」飲んでないんで・・・。

ただ、コイツはスピリッツとビールを交互に入れるって飲み方の美味しさを教えてくれたんで、思い入れは深いです。

今は酒に弱くなったし、飲み過ぎはアカンと思ってるんであんまり飲めなくなりました。
若い時は、スピリッツの凍ったヤツにチェイサー代わりのビールって飲み方をようやりました。

ウィスキーのストレートとでも、けっこうええもんです。

今でもたまにバーで気分がええとやってまうんですが、記憶が飛びやすいですわ。







質問への回答は以上ですが、棚卸しを兼ねてるんで、冷蔵庫以外も数えてみました。


我が家の酒棚だいたい720mlのボトル。一部に500mlや1Lのヤツがあります。
・ブランデー 5本

 ブランデーは3本が未開封です。
 最近はほとんどカクテルにしか使わんので、貰いモンは開けてません。

・カルバドス 2本

 一本は大昔からあるリンゴの実入り。
 もう一本は普段飲みよう。
 前のボトルを飲み干してから、飲んでないのでたまたま未開封です。

・マール 1本

 開け方に難儀して、開封の方法を記事にまでしたヤツです。

・グラッパ 1本

 グラッパはもうちょっと数を揃えたいとは思ってます。
 ただ、飲む頻度の割にごっつぅ高いんで実現出来てません。(^ ^;)

・ウィスキー

 ここんとこ嫁さんがウィスキーに興味を持って私にけしかけるから本数が増えてます。
 シングルモルト 10本

 ブレンデッド 5本

 バーボン 3本

 カナディアン 2本

 ジャパニーズ 4本

・ジン 1本

・ウォッカ 4本

・ラム 3本+ジャパニーズラム2本

・テキーラ 3本

・ピンガ 1本

・その他スピリッツ:2本

・焼酎:麦7本、芋8本、そば2本、米4本、黒糖2本

 この焼酎はいずれも720ml前後のボトルです。
 もちろん中身はそれぞれ減ってます。

・泡盛4本

 貰いモンの飲み残しって感じです。
 泡盛は普通酒、古酒ともに1升瓶で飲んでるんで・・・。

・韓国焼酎1本

リキュール

・フルーツ系27本

・ハッカ系 5本

・薬草系 5本

・その他 7本




(床に置いたり、押入の中やったり)

・焼酎の一升瓶 4本

・日本酒の一升瓶 1本

・泡盛の一升瓶 5本

・菊之露の5升甕、琉球王朝3升甕

・ワイン 赤白11本、スパークリング1本

・シードル3本

・紙パックの日本酒1本

こうやって書くとアッサリしてますが、量的にはかなりですね。




1年半前の棚卸しと較べると、やっぱり全体に増えてますねぇ。

特にウィスキーがかなり増えました。

あと、カクテルにもまた気合い?が入ってきててリキュールもだいぶ増えました。

20年後にも残ってそうなリキュールを何本もフルボトルで買うのは、アホですねぇ。



ここまで書いて、若干の追加を。

実は上の本数はほとんどが昨日数えてました。

本日、ちょっぴり増加がありましたので、補足しときます。

バーボン2本、ライウィスキー1本、アイリッシュウィスキー1本。

ブレンデッドのスコッチ1本、ジャパニーズウィスキー1本。

タンカレー2本。リモンチェロ1本。日本酒3L紙パック1本。

焼酎1升瓶 イモ2本、麦一本。

スコッチ、ジン、バーボンの1本、焼酎各1本、日本酒はレギュラー陣の補充。

実質的なご新規さんは、ウイスキー4本とリモンチェロの各1本だけ。

しかも、日本のウイスキー(ニッカの「竹鶴12年」)とリモンチェロは嫁さんからの依頼。

ねっ、そうなると私が買ったのはバーボンのメーカーズマークとアイリッシュのブッシュミルズ
にマンハッタン用のジム・ビームのライだけ。

全部で5000円ちょっとやったと思いますわ。

それくらいやったら月が替わったんやから、アリですよねぇ。

 (嫁さんに怒られるかなぁ・・・。)





今回のネタでは一部で具体的な銘柄を書いてますが、基本的に本数だけにしました。
 *数もかなりモレがありそうです。500ml以下はほぼ除外ですし。

さすがにこんだけあると、正確な銘柄を書くのは断念。

お客さんで酒に詳しいヒトはええんですが、無難なトコで落ち着きがち。

3階に宴会部屋が出来たんで、よけいにお客さんが選びにくい気がします。




ヒゲのマスターの酒棚は嫁さんとの間では「BAR ええかげん」と称してます。

そこでイチビリついでにバーのメニューみたいなモンが作れたらオモロイなぁと。

金を取る訳やないんで、値段はなしにして、一言コメントで説明なんかを入れると色んな酒を試して貰えるんちゃうかなぁなんて考えてます。

コメントは私の舌では書きようがないんで、酒辞典かなんかで調べなアカンでしょうね。
うちで普段できるカクテルもそれなりの数になるんで、乗せてるとツレもオーダーしやすいでしょうね。

作ったらオモロイとは思うけど、ようせんでしょうねぇ・・・。

越後屋とヒメが猫の手を貸してくれて、読み上げてくれると楽なんですけどね。





posted by えて吉 at 22:51| 大阪 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | アルコール全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月28日

(初)秋田名物の「いぶりがっこ」

先週の勤労感謝の日にゲットした「いぶりがっこ」のネタです。

美術館のあるビルの1階に北東北の物産館「ジェンゴ(HP)」で買ってきたモノを先週末に食べました。

いぶりがっことは、秋田名物の漬けモンだそうで、秋田弁で”いぶり”が燻すで、”がっこ”が漬け物のことやそうです。

薫製の大根をタクアンに漬けたようなモンやと理解しております。

私がこいつに興味を持ったのは、10年ほど前に妹尾河童の「河童のタクアンかじり歩き」という本を読んだのがきっかけです。

その本自体は実家のどっかに転がってる筈ですが、今は手元にありません。

なんかの雑誌の連載企画で全国の沢庵を食べるってな記事を一冊にしたもんやったと思います。

いぶりがっこがどんな描かれ方をしたかも、もう覚えてないんですが私の頭の中に「いぶりがっこ」という独特の音だけがインプットされました。

そもそも私は、漬けモン全般、わりと好きなんですがタクアンが苦手。

タクアンというと、安いドンブリ屋なんかで申し訳程度に添えられる真っ黄っきの甘ったるいヤツが浮かぶんです。

甘みのない塩漬け系のやつは好きなんですけどね。


それに加えて、燻製ってもんもあんまり好きではありません。

燻製のニオイのせいで何を食べても味が一緒のように感じることが多く自分から買うってことがあんまりありません。

とはいえ、珍しい素材とかでたまに惹かれることはありますが・・・。


こんな野郎ですから、いぶりがっこって本来は進んで食うはずないモンなんです。

でも妙に記憶に刻まれてたのを今回見つけたんで、買うてみました。





晩メシを済ませてから、もう一杯ってタイミングでコイツの封を切りました。










いぶりがっことアイラモルトのアドベックアイラモルトのアドベックと一緒に。

ケムいモン同士で合わせてみるとなかなかええ感じ。

こんなイキった合わせ方は私のアイディアではありません。



銀座のどこぞのバーではアイラモルトなんかにアテとしていぶりがっこを勧めるって文を2〜3回目にしてました。

どこで読んだか、なんちゅうバーやったかも覚えてませんが、へぇ〜おもろいなぁと思って記憶に残ってました。

今回のいぶりがっこ自体は燻製のニオイはあるけど、甘みがなんとなく安っぽくてお土産モンって感じ。

銀座のバーなんぞが出すヤツなら相当ホンモン指向なんでしょうね。

実際に両方を飲み食いすると、たしかに合うなぁというのが感想でした。

同じとは言えんけど、煙いモンどうしでなかなかおもろかったですわ。




いぶりがっこはまだ冷蔵庫におるんですが、最初フタの緩い簡単なタッパに入れてました。
すると冷蔵庫を開けるたびに、モワッと燻製の香りが・・・。

やっぱり燻製のニオイって強烈な個性がありますねぇ。

他の食品が煙たくなるとカナンので今はタッパごとビニール袋に入れてます。

いつか東北を旅したら、土地の手作りのヤツを食べてみたいモノです。


posted by えて吉 at 20:35| 大阪 ☁| Comment(4) | TrackBack(0) | アルコール全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月24日

ジョーカーやなくて

昨日は勤労感謝の日。我が家の場合は、稼ぎ手である嫁さんに感謝せなアカン日ってことですなぁ。

先週末に今季初のてっちりをシバいたってネタを上げました。

てっちりを食べることに集中してたんで写真を撮るのも忘れたんですが、それ以外にも写真を忘れる原因がありました。




それが、コレです。



嫁さんからプレゼントされた黒千代香いきなり嫁さんがプレゼントしてくれた「黒千代香」です。

千代香と書いて、”じょか(ぢょか)”と読みます。
ジョーカーとはなーんの関係もありまへん。



最近の焼酎ブームで大阪でも黒千代香をよく見るようになりましたよねぇ。

黒千代香とは鹿児島で使われる焼酎を燗するための酒器です。

去年の夏の旅行では、本場で捜そうと思ってたんですが鹿児島では時間がなく「コレや」と思えるモンが見つかりませんでした。

ずっと欲しいと思ってるんで、食器売り場なんかを通るたびに眺めてました。

寒くなってきて、もうなんでもええからとにかく買おうと思ってたところやったんでビックリ。

賄い夫をつとめてることへの「感謝」やそうですわ。

そんな風に言うて貰えるとやっぱり嬉しいですねぇ。

黒千代香ももちろん嬉しいけど、嫁さんが普段の料理を喜んでるって言うてくれるのはもっと値打ちありますわ。



実は、仕事上がりの嫁さんと落ち合った時に、紙袋を下げてるのには気付いてたんです。

どうせ自分の靴でも買うたんやろう、なんて思ってました。

それが私への不意打ちプレゼントとは、まったくありがたいことです。




嫁さんは、プレゼントをくれてから、

「ちゃんとブログで記事にしてやー」


って、言うてました。


最近、自分が悪モンにされてるのを怒ってましたが、ちょっとはええとこ見せようってことですか?

いや、もしかしてこれは記事の「買収?」・・・。


いえいえ、うちの嫁さんがそんなことするはずないですわ。


だって、もし嫁さんが本気やったら

 「あたしのエエこと書き!!」
 
って命令一つで、アタシャ、ほいほい提灯記事書かされますから・・・。





あっ、あかん、あかん。

感謝の気持ちを伝えるはずの記事が、いつの間にかまた嫁さんのキャラを暴露してるし。(^^;




そういう冗談は置いといて、嫁さんへの感謝はホンマですよ。


先週末に湯豆腐をやった時にさっそくコレで飲んでみました。

酒の細かい味の違いなんか分からんっていつも書いてますが、黒千代香で焼酎を飲むといつものお湯割りとはちゃう気がしました。

グラスから直接飲むのと、杯から口に含むようにして飲むだけの違いじゃない気がしました。

たとえ気分だけでも、自分が旨いと思えりゃ嬉しいですね。

大きめで2合も入るのも気に入りましたし、大事に使っていこうと思います。






posted by えて吉 at 14:21| 大阪 ☀| Comment(6) | TrackBack(1) | アルコール全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月18日

初のホットウィスキー

一昨日の晩メシネタです。この日も夕方に大相撲の中継を見ておりました。

結びまで見てから買い出しに行ったので、外はかなり冷え込んでました。

私は寒いのが大嫌いで、家のなかでは暖房をガンガンに聞かせるタイプ。

うちの家では光熱費が一番高いのはこれからの時期。

夏は扇風機オンリーやから一番安いほど。逆に電気ストーブ、ガスストーブが活躍する冬は大阪ガス、関西電力のええお客ですわ。

寒がりなクセに、家の中では靴下を履けへんのです。外に出る時は寒いっていうより、格好悪いから靴下をはきますが・・・。

この日は、近所の買い出しやったんでカッコはどうでもええやろうと裸足につっかけで出かけました。

さすがに足がかなり寒くて、帰ってきたら体が冷え切ってました。

テレビの部屋に居たんで、台所は買い出しの前から暖房を入れてませんでした。

家に戻っても台所が冷え切ってて、思わず暖を取るために飲んだのが今季初のホットウィスキー。


今季初めて飲んだホットウィスキーブサイクな写真でスンマセン。

バーボンのワイルドターキーで作ってます。

この日はシンプルにバーボンとお湯のみ。


水割り自体は元々ほとんど飲まんのですが、ホットウィスキーはかなり旨いと思えます。
ホットウィスキーの作り方は、今日みたいにしんぷるに行く時と、ちょいと甘みを付けてレモンの絞り汁を一滴ほど入れたりする時があります。

ホットウィスキーは、ワイルドターキーでやることが多いですねぇ。

ガキの頃はなんでもかんでもストレートが好きで、ホットウィスキーは旨いと思ったんですがスコッチなんかじゃ、弱すぎるように感じました。

熱々になるように湯を入れる量が多めやったんも理由でしょう。

そんな時にターキーでやると、元々の度数がちょいと高いのと、スコッチと較べてガツンとした味のバーボンってことで味がしっかりしてるように感じました。

今はシングルモルトも飲むから、そっちでやりゃ弱いってこともないと思うんですけどね。

あるブランドをよく飲むってのは、それが旨いからってのが普通でしょうね。

でも、それが最初の頃に飲んだからってのは、ないでしょうか?

銘柄のチョイスで人に自慢できるようなブランドでなくても、最初にそれで味を覚えたから飲み続けるってありません?

私の場合は、ジンはボトルのデザインが好きでタンカレー、シングルモルトは最初に飲んだって理由でグレンフィディックが定番。

それについで冬場はターキーが幅を効かせますね。



この日は晩メシでゆっくり日本酒を飲むつもりやったんで、グラスに半分ほどにしておきました。

体が冷え切った時のホットウィスキーはたまりませんねぇ。

10代の頃、わざと部屋を冷やして、自分も冷え切った時にホットウィスキーを2杯ほど放りこんで、布団にもぐり込んだことがあります。

そうすると布団も冷たい、体も冷たいってんで、胃の中のウィスキーの温ったかみだけが意識出来ておもろかったんでしょう・・・。


久々に朝イチから酒ネタになってしまいました。(^ ^;)



posted by えて吉 at 08:03| 大阪 ☁| Comment(8) | TrackBack(0) | アルコール全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月11日

沖縄の南大東島産ラム酒「コルコル(COR COR)」

家に届いたのはちょいと前になりますが、気になるお酒を手に入れたのでネタにしておきます。

手に入れたのはタイトルの通り沖縄県の南大東島で栽培されたサトウキビを原料にしたラム酒です。

なんでも沖縄電力の社内ベンチャー制度で生まれた会社「グレイスラム」が作ってるそうです。
 *上記リンク先で販売もしてはります。私はそこで購入。

このお酒のことを知ったのは、nanameさんの「やむやむ」で読んだのが最初やったと思います。

 *沖縄生まれのラム酒「COR COR」発売!

7月16日の記事で、その時点では8月から予約販売とのことでした。

その後、「ディープコザ発・沖縄ブログ」のマ〜コさんがオールアバウトで記事にしてはりました。


女性社長の夢が実った! 沖縄県産ラム誕生 南大東島で生まれたラム酒
 
こんだけ読むとどうしても味見したくなりますよねぇ。

どんなモンでもそうでしょうが、初めて作るモノを出荷しだした当初ってあまり期待は出来ません。

ラムなんてもんは中南米あたりが本場ですよねぇ。
なんぼサトウキビがあるからって言うて、いきなり作れるように思いません。

フランス人がいきなり日本酒作りましたって聞いて、美味しそうに思わんのと同じですわ。

日本人の気質を考えると、当初からそれなりのモンを売り出す可能性もありますが・・・。

最近、本場のええラム酒ってやつに興味が出てきますが、今回のはそれとも別。



買った理由のトップは、物珍しさ。

いろんな記事で書いて来ましたが、私はあんまり酒の味が分かりません。

それでも家に100本以上の酒があるのは、根っこに「収集癖」があるから。

隠してもしゃあないんで、その辺はバラしておきます。

どんなもんが出来るにせよ、味見したい、自分の酒棚に加えたいって気持ちが一番でした。



もう一個は、沖縄好きとして、いわゆる”県産品”を応援したいって気持ち。

発売当初の出来は信用せんってな失礼なことを書きましたが、商売をやる側から考えたら立ち上げの頃が一番キビしいもの。

初期に売り上げが立つかどうかで、その会社が続くかは決まると思います。

沖縄は観光を除けば、正直言うて基地絡みで落ちる金でなんとか息してる状態。

そんな中で母体に電力会社があるにせよ、新しいことに挑戦してるんやから声援を送りたいやないですか。





そんなわけでこの「コルコル」を注文したのが9月の26日。

そして手元に届いたのが10月の14日。

バタバタしてえらく時間が経ってしまいましたが、やっとネタに出来ました。



グレイスラムの沖縄県南大東島産ラム酒「コルコル(COR COR)」南大東島産ラム酒「コルコル」。

手前の赤いのが普通のヤツで、緑は「コルコル アグリコール」。

値段は赤いのが3100円、緑が4300円。



ちょっと減ってますが、ある方に100mlほどプレゼントしたためです。

酒を飲むチャンスが減ってるんで、到着してからチョロッとずつ舐めてる程度です。

先ほど記事を書くためにまた少し味見してみました。
 *まだ午前中やから、下を湿らす程度ですよ。
 
ラムと言われれば、そうなんでしょうが、かなりクセがあるように思います。

アメリカや日本でポピュラーな大手のラムとはだいぶちゃうような気がします。

ピンガとかの洗練されてないスピリッツみたいなモンを連想しました。

 *あくまでも、味の分からんヤツの”連想”ですから、誤解無きよう。

メジャーなラムが理想とも思ってませんし、上等なラムはあんまり知らんので「コルコル」がええか悪いかの評価はようしません。

個人的にはメジャー品みたいにスッと入って印象が残らんモンよりクセがある方が嬉しいので、買うて後悔はないです。

ちなみに、赤ラベルはサトウキビから砂糖を取った時に残る「糖蜜」っちゅうもんが原料。
それに対して、緑ラベルの方は、直接サトウキビの絞り汁から作ってるそうです。

こっちは収穫の時期、年に1回しか作られへんってことでした。




上の記事を書く前に、nanameさんとこの記事のURLなんかはメモってありました。

先ほど、確認しててふとトップページに行くと、なんと今日付で関連記事がアップされてました。

すごい偶然で、モニターに向かいながら「ウホッ!!」って叫んでしまいました。

COR COR@le coeur UEHARA
 こちらの記事にトラックバックさせて頂きました。
 

nanameさんの上記の記事を読んで、書き洩れてたことを思い出しました。


私がコルコルを買おうと決めたのは、「無添加・無着色」ってのも理由でした。

添加物にはかなり無頓着で、健康のためで惹かれたんではないです。

本場のラムで色つき(ダーク?)のヤツは、ちゃんとしてるヤツは樽熟成の色やけど、カラメルで着色してるのも多いようです。

どれが着色なんか分からんけど、ホンマの色のヤツが飲みたいなぁと思ってたんで、惹かれました。



日本で、頑張って作ってる洋酒で、めっちゃ気になってるのがもう1つあるんですよねぇ。

一応、嫁さんから決済はもうてるんですが、直接買いに行きたいんでまだ実現してません。

手に入れたら、またいつかジャパニーズ物でネタにさせて貰うつもりです。




<お願い>

うちのブログを読んでくれてる方で、コルコル飲まれた方がいらっしゃったら、ぜひ感想をお聞かせ下さい。

特に、どんな味と表現出来るかとか、本場のラムと違いがあるかないかなど詳しく文字に出来るかたは、ぜひ教えてください。

もちろん、私みたいに「オモロイ」ってな簡単なコメントでも大歓迎です。、







posted by えて吉 at 11:45| 大阪 ☁| Comment(5) | TrackBack(1) | アルコール全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月08日

この店は、ヤバイですわ

たまには短めのネタで行っときます。(ホンマに、短くなるはず・・・)

先日のチャリンコ散歩の最終ネタです。

肥後橋で狙ってたチキンカレーを食べた帰り道です。

近所を通ってて思い出したのが西区江戸堀にある酒屋「タカムラ」。

今日のカクテル」の藤井直人 さんがちょくちょく買い出しに行くって読んで、気になってました。

店の場所を調べると驚いたんですが、昔ちょっとしたお手伝いごとで、ここへ何度か行ってました。

行ったって言うても、店内には入ってなかったんで、逆にすごく気になってたんです。


この日は、チャリンコやから本気で買いモンは出来んと承知で、チェックに寄りました。

よってみた感想が、この記事のタイトルな訳ですが、




この酒屋は、本気でヤバイです。




私は味の違いなんかよう分からんクセに、洋酒はともかくちゃうモンを色々飲みたいタイプ。

しかも、バーで一杯味見ってんでなく、酒棚に並べておきたいクチ。

かなりの本数を揃えてるバーでも見かけないような銘柄がゴロゴロしてました。

バーボンのカスクストレングス(樽出し)なんかは、全く知らんヤツが何本も。

シングルモルトも500本ほど陳列してたようです。

リキュールやスピリッツも手ごろな価格で見たことのないヤツを何本も発見。

月初めで懐が温かい時なんかは、ゼッタイ車で行ったらあきませんわ。


10代の頃に見つけて、すごく気に入ってた酒屋は、最近ワインメイン。

ウィスキーもリキュールも昔は多かったのに、最近は売れ筋オンリー。

その辺のディスカウント酒店みたいになって、寂しく思ってました。

今通ってるところは、それなりマニアックなんですが、いかんせん店舗の面積が小さめ。
メジャーなヤツでも置いてなかったりで、じゃっかん物足りん部分がありました。


久々にええ店を見つけてしまいましたわ。


軽いチェックのつもりが棚の端から端まで食い入るように見つめてました。



せっかく店に行ったんやからなんぞ安いモンをと思って選んだのコチラ。



やっと手に入れたホッピーとジンジャービアー(Ginger Beer)ジンジャー・ビアー(Ginger Beer)とホッピー。

ホッピーは関東じゃ簡単に買えるんでしょうが、
大阪じゃちょいと珍しいです。

ジンジャービールが1本290円、ホッピーが198円でした。


ホッピーより嬉しかったのは、ジンジャービア。

ビアーって付きますが、ビールではなく清涼飲料水。

本物のジンジャーエールです。日本の炭酸飲料のジンジャーエールとは別もんやと聞いてました。

まだ実物は飲んでませんが、以前にどっかのバーで飲んだことがありました。

熊本のバー「Colon」に行った時に、マスターが大阪に来られた時の話をしてて、これが話題に出ました。

ヨソの店にはあんまり置いてないって話でした。



ホッピーの方は、先週末に早速飲んでみました。

ホッピーの飲み方では、甲類の焼酎って指定でしたが、この手のクセの少ない酎ハイ用みたいなやつは手元になし。

そこで最近のチューハイにはウォッカで作ったヤツも多いってんでウォッカで代用。

ホッピーは、良く冷やしパイントグラスも冷凍庫で凍らせてから、冷凍で常備のスミノフを入れてみました。

ある程度予想してた味ですが、サッパリして飲みやすかったですわ。

長年気になってたホッピーをウォッカを使ってですが飲めたこと自体が嬉しかったです。


ジンジャーエールの方はまだ飲んでません。

今週末にツレを招く宴会の時にでも飲んでみましょうか・・・。


次にタカムラに行く時は、ちゃんと車で、しかも現ナマを握って行きたいなぁ。

 >嫁さま、どうか年末に特別予算を組ましてくださ〜い





品揃えの良さがヤバイ酒屋「タカムラ」<参考>
*酒販店「タカムラ」:通販サイト

住所:大阪市西区江戸堀2−2−18
電話:06−6443−3750
営業:10:00AM〜7:00PM
定休:第三水曜日

posted by えて吉 at 11:28| 大阪 ☀| Comment(6) | TrackBack(0) | アルコール全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月05日

やっぱりメシだけでは帰れず

昨日は本町で5時から約束があって出かけました。ちょいとした人助けのつもりで行ったんですが、終わったのは8時過ぎ。

用事自体は30分程度で終わったんですが、設計士の方で業界の話から始まって最近の人材育成の難しさやらならまで話が発展。

気が付いたら3時間越えてました。その人はオカンの高校の同期なんで当然プロとしての経験が豊富。

そんな人に業界事情を聞くのは楽しいですねぇ。

依頼主の中には、建材やら工法についてプロより詳しいマニアがいてるそうですわ。

最近は特にシックハウスとかで健康に気を使う人が増えてるようです。ただ、素人は雑誌の記事なんかを鵜呑みにして、細かい「部分」にこだわるから困るって言うてはりましたね。

部分にこだわり過ぎると全体として「ええ家」にならんみたいです。

これって飲み食いなんかにも通じるなぁと。

「アレがええ」ってテレビで言うたら、とことん1つの食品を食いまくるとか盲信のたぐいは多いですモンねぇ。



話を聞くのは楽しかったんですが、オカン世代で今までつき合いのない人と会話するってエネルギー要りますねぇ。

その人の事務所を出たらちょいと消耗してました。


前日は披露宴で濃いモンを食べたし、今日は夕方から外でガッツリの予定が入ってます。
昨日は外食を避けたかったんですが、帰って料理するパワーは無し。

おまけに危機的末期的な腹減りで、えらいことになってました。


というわけで、本意ではなかったんですが外食に。

外食自体は3000円ちょっとで済ませました。外食となりゃ、当然飲みますんでこれくらいで済んだらOKかと。




晩メシだけ済ませたら、フツー真っ直ぐ家に帰りますよねぇ。


「今日も飲み食いあるから」って思ってるやから、飲みも控えるのが当然。


でもねぇ、寄っちゃうんですよねぇ、このサルだけは。


いつものごとく我が家に向かう道で、最後に前を通るバー「ルルツ」に吸い寄せられてしまいました。(^_^;)
 
 *ルルツについての最初の記事はコチラにあります。


外食して、メシだけで済むってホンマ少ないですねぇ。

どうしても食後に洋酒を一杯ってパターンになりますわ。




阿倍野のBAR「ルルツ」で飲んだジントニックまずは、お約束のジントニック。

食後の一杯目に合うかどうかは微妙ですが好きなモンで・・・。



このバーの立地は、私には誘惑がキツ過ぎるんで、ある意味「迷惑」しとります。




でも、お店にはけっこうホンマの「迷惑」を掛けてるかも・・・。

家に一番近いってことは、いっつも最後に寄るわけです。

年齢と共にとみに酒が弱くなってるサルですので、この店で飲んでるあたりで壊れ始めることがありまして・・・。

酔っぱらいにならんようにとは思ってるんですが、ここのマスターと奥さんには酔うた状態を一番見られてそうです。


昨日は、またタイミングが悪いっていうか、なんていうか。

私がごく軽く飲んで、サッと出ようと思ったところで携帯が。

嫁さんが、「今、仕事上がったでぇ」「どこにおんの? ほなすぐ行くわ!」

嫁さんのせいでもう何杯か飲むハメに。





阿倍野のバー「ルルツ」で飲んだカリラ12年カリラ(CAOL ILA) 12年。

アホやから調子に乗ってストレートで入れるし。

おまけに気ぃついたらチェイサーがビールに変わってるし・・・。


カリラっちゅのは飲んだことなかったんですが、アイラ系なんですねぇ。

アドベックなんかと較べると、やや飲みやすいってマスターが教えてくれましたが、確かに適度に個性的で旨かったですわ。




そうそうマスターと奥さんのミエリさんもブログをやってはるって教えて貰いました。

ミエリさんはダイビング好きで、そっち関係のネタが中心のようです。
綺麗な水中写真があるんで、よければ皆さんも見て下さい。

 *マスターのブログ:Rurutupapaのひとり言

 *ミエリさんのブログ:MIERIのログブック(^0^)v





今朝は、ちょっと飲み過ぎて体が乾いてる感じはしてますが幸い二日酔いはないです。

とりあえず来週からまた節制を心がけることにしますわ。

ちょっと飲み過ぎが続いてますが、そのバチが当たって血液検査が悪いなんてことがないように願いますわ。

自発的な節制はええんですが、検査結果が悪くて泣く泣く締め付けるんはツライですからねぇ。
 (今晩の予定はごっつぅ楽しみなんで、制限なしで行っときます。)


<参考>
・BAR「 RURUTU(ルルツ)」:ウェブサイト

住所:〒545−0052
   大阪市阿倍野区阿倍野筋4-3-10
電話:06−4399-3662
営業:6:00PM〜3:00AM
定休:水曜日
posted by えて吉 at 10:20| 大阪 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | アルコール全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月31日

マール・ド・シャンパーニュ モエ・エ・シャンドンの開け方

今回のネタは、世の中で1人くらい私とおんなじように悩む人がおった時のために上げておきます。

内容的にはタイトルそのままです。

今月の中頃に「マール・ド・シャンパーニュ モエ・エ・シャンドン(Marc-de-Champagne Moet&Chandon)」って酒を買うたんです。

名前は長いですが、酒の種類としては「マール」ってやつです。

マールとは何かっていうと、ブドウの絞り滓でつくるブランデーやと思ってもうたらええかと。

マールはフランス語で、同じようなもんがイタリアではグラッパって呼ばれるようです。
私は洋食をがっつり食べた時なんかに、食後酒としてグラッパを飲るのが割と好きなんです。

家ではあんまり濃い洋食は作らんのですが、一応グラッパは1本だけ安いヤツを置いてます。

少し前にある店で、腹が大きかったからグラッパを頼んだら置いてなくて、マールならあるってんで頂きました。

ブランデーほど濃厚過ぎんのがええなぁと思い、どうせグラッパがあるんやからマールもと思って買うてしまいました。

値段は3000円ちょっとやったと思いますわ。

行きつけの酒屋にはマールはコレしかなかったんで、選びました。

名前から考えるとモエ・エ・シャンドンのシャンパン用のブドウから作っとるんでしょうか?

マール・ド・シャンパーニュ モエ・エ・シャンドン(Marc-de-Champagne Moet-Chandon)のラベルラベルはこんな感じです。

箱もボトルもパッと見ぃシャンパンそのもの。


昨日の夜、珍しく食べ過ぎて寝る時間が近づいても腹が張ってました。

そこでナイト・キャップも兼ねて、こいつを飲むことにしました。

買うてすぐから、キャップのあたりもシャンパンみたいな格好でどないなってるんか疑問ではありました。




そうっとアルミホイルみたいなヤツを剥がしてみると、こんな状態でした。

マール・ド・シャンパーニュ モエ・エ・シャンドン(Marc-de-Champagne Moet-Chandon)のキャップ?シャンパンより遙かに頑丈な金物が付いてました。

少々の力で押してもピクリとしません。

ムチャすると瓶が割れそうやし・・・。

まさかサーベルで瓶の口ごと飛ばせってんや
ないやろうなぁと不安になりましたよ。(^ ^;)



どうやって飲むんや?って思いとりあえずネットを叩きました。

検索結果に出てくるのはほとんど酒の通販サイトばかり。

意地になってだいぶ先の検索結果まで見て、やっと開け方が分かりました。

金物の下の方を力任せに押すしかないようでした。

マール・ド・シャンパーニュ モエ・エ・シャンドン(Marc-de-Champagne Moet-Chandon)のフタの開け方指で押したらケガしそうなくらい固かったですわ。

ハサミの柄を添えて、ゴッツイ力を込めてやっと開きました。

写真で分かると思いますが、普通のコルクが
ここまで変形する力を受け止めてる金具ですからねぇ。


どうせ何年も酒棚におるやろうからと出来るだけキレイに開けようと思ったのに注ぎ口のあたりがボロボロになってしまいました。

金物は戻しようがないんで、あとはコルクをねじ込んでおくしかないでしょうね。


マールを買おうと思う人がどれくらいおるか知りませんが、初めて買うんやったら他の銘柄がええんちゃいますか?

マール大好きで、1ヶ月もせんと空けてまうような人はええでしょうが、こんだけ開封がブサイクやとかなんですわ。

ペンチかなんかで両側から開くようにしたらもうちょっとマシなんでしょうか。
ただ、えらく固い金モンやからそんな開け方ができるは微妙ですね。

バーなんかのプロやと別の開封方法をとってはるんでしょうかね。

私がやったみたいな力任せの開け方やとバーテンダーでもあんまり格好良くは開けられないと思うんですけどね。

箱から出したところはモエらしくて、粋なんですがこの手の長く飲むヤツはもうちょっと納まりのええフタにして欲しいですわ。


今んとこブログの記事って検索に掛かりやすいんで、おんなじように開け方に悩む人がおった時のために上げおきました。

ボトル全体の写真がないのは、ネタにする予定がないまま開け始めて汚ちゃなくなったからです。

気になる人は、検索して酒屋のサイトなんかで確認してくださいね。



posted by えて吉 at 10:49| 大阪 ☀| Comment(5) | TrackBack(0) | アルコール全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月30日

白浜でサッポロのエーデルピルス

先日の熊野行きでは、前日に大阪を出発しました。

途中の阪和道で軽くうどんをシバいて向かった先は白浜。

前回熊野に行った時にも寄った白浜のバー「九十九(HP)」が目的でした。

9時半頃に白浜の温泉街に到着。
白良浜前の町営無料駐車場に車を止めて、ジャージやったのをジーパンに着替え。
近所の立ち飲み屋へ行くんちゃうから、さすがにジャージはねぇ・・・。

そしてまずは白浜の外湯の1つ「白良湯(HP)」へ。
この数日寒いくらいの気候やったんでまずは体を温めることに。

白良湯は、窓の向こうに白浜の海が広がってて明るい時間やったらさぞ気持ちよさそうなお風呂でした。

次の日の朝にも行こうと思ったんですが、あいにく火曜日だけ朝はやってなかったんです。

火曜日以外は、7:00〜23:00の営業なんでいつか明るい時間帯に入りたいモンです。

風呂に入ったのは、タイトルのビールを美味しく飲みたかったから。

九十九さんのサイトで、サッポロの「エーデルピルス(Edelpils)」を入れはるようになったと知ってそれを狙って行ったわけです。


白浜のバー「九十九」で飲んだサッポロのエーデルピルスさっそくお願いしたサッポロのエーデルピルス。

1杯目は3度?に分けて入れる注ぎ方でした。


泡がふんわりと盛り上がってるのが分かりますか?

昔よく行ったミナミのキリンシティでやってた注ぎ方と同じ系統やと思います。

爽やかな風味で旨いビールでした。

前に置いてはったエビスは大好きやけど、あっちはいつでもどこでも飲みたいビールではない気がします。

エーデルピルスはエビスと較べると更にプレミアムやそうですが、飲みやすく感じました。

マスター曰く、「別の注ぎ方もやってますよ」ってことやったので2杯目はそちらで。

泡の立ち方がもっとクリーミーな注ぎ方でした。

連続して飲むと生ビールは注ぎ方で味が変わるってのを実感出来ました。

 *私に「どう変わるんや?」って聞くのは禁止ですよ。(^ ^;)

このエーデルピルスを置いてる店はサッポロのサイトで探せますが、まだかなり少ないようです。
 *まだサッポロのサイトでは「九十九」が載ってません。

東京全体でも10件チョイ。大阪では「ライオンビヤホール(HP)」だけのようです。




晩メシがうどんだけやったので、この日は食べ物も頼みました。



白浜のバー「九十九」のピザアンチョビを使ったトマト系のピザやったと。

ふっくらした生地がかなり旨かったです。


お店のお客さんは地元の常連さんばっかりのようでしたが、白浜の街のことを真剣に考えて議論してはる方いたりでええ感じでした。

九十九のマスターも白浜のことが大好きで、もっと良さを知って貰いたいと思ってはるようです。

白浜に興味ある方やったら、まず九十九に寄ってどこに泊まるかとかどこで食事するかなんかを聞いてもええかもしれないですよ。

今まで私みたいなドライブ好きには旅先としての白浜は近すぎたんです。

そのせいであんまりちゃんと来たことはなかったんですが、外湯が6つもあったりしてなかなかええトコやなぁと。

ただ私らみたいに車の中で寝るヤツは地元にお金を落とさんので歓迎はされんでしょうね。

もし良かったらこのブログを読んで興味が出た方は私らの代わりに白浜に泊まって見て下さいね。

そして、もちろん九十九にも行ってくださいよ。




私がこの日に行ったのはラッキーですよってマスターが言うてはりました。


なんでかなぁと思うと、こんなモノをサービスしてくれはりました。


メッチャ栗の風味が生きてたモンブラン上品で栗の風味が生きたモンブラン。

お店の近所にある洋菓子屋さんがかなりヤル店らしいです。


普段まったくというてええほど甘いモンを食べんえて吉ですが、元々はかなり鍛えられてます。

学生時代、嫁さんが京阪神の「ケーキ100選」って本に出てる店を片っ端から食べ歩く運転手をやってたからです。

どこ行っても2〜3口は味見して、感想を言い合ってたんです。

洋菓子と言えば神戸が有名ですが、全国進出してるような店の本店によう付きおうたもんです。

久々に自分でケーキ1個食べることになりましたが、ごっつぅ旨かったですわ。

甘さ控えめで栗の自然な甘さが生きてました。

このケーキを出して貰う前は、ジントニを飲んでたんですが、しっかりしたお酒と食べたくなりました。

ウィスキーをストレートで貰ってそれと一緒にこのモンブランを頂きました。

ケーキ屋さんの名前は忘れましたが、九十九からもすぐやそうです。

他にもごっつぅ旨いモンが揃ってるそうなんで、甘いモン好きの方はぜひどうぞ。

この話をしたらうちの甘いモン食いの嫁さんが鼻の穴をおっぴろげて、大興奮ですわ。

「そこのケーキ食べて、風呂行って、寿司シバいてから九十九行くぅ〜」って宣言してますから。






<参考>
*ミルク&ビアホール「九十九」:ウェブサイト

住所:和歌山県西牟婁郡白浜町3309-22
電話:0739−43−0702
営業:カフェ:12〜16時まで(土日のみ)、バー :19〜25時まで
定休:火曜日



posted by えて吉 at 12:32| 大阪 ☁| Comment(4) | TrackBack(1) | アルコール全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月04日

3種類のジントニ飲み比べ

日曜日の晩メシにお好み焼き対決をやった続きです。

晩メシが終わったのが7時前とえらい早かったんで、嫁さんとDVDを見ることに。

その前に少し前からやろうと思ってた味較べネタを。


飲み比べやってみたジントニック(Gin&Tonic)ジントニック3種類。

出来るだけジンや氷の量を揃えて
同じ条件に。

嫁さんとで3杯を順に味見しました。



予想としては、かなり味に違いが出ると思ってたんですが、正直言うとほとんど変わらず。

左側のだけがやや落ちるかなぁって程度で、真ん中と右は甲乙付けがたい感じでした。


ちなみに、今家にあるジンの銘柄は、タンカレーとタンカレーNo10、ゴードンの47度、ボンベイサファイア、ブードルス。

冷凍庫に入ってたのはタンカレーとボンベイのみ。

どの3種類で味比べをやったかって言うと、使ったジンはタンカレーのみ。

ボトルが好きでタンカレーを一番よく使うんで、今回はすべてタンカレーで。





ほんなら、何で味較べかって言うと、こちらです。



Suntory,Schweppes,WilkinsonのTonicwaterトニックウォーター3種類です。

左から、
サントリー、シュウェップス、ウィルキンソンです。



先日寄った白浜のバー「九十九」では、ウィルキンソンを使ってはりました。

ジントニの話をしてる時に、トニックウォーターのこともチラッと。

その時に味較べ用にシュウェップス以外の2種類も買ってあったことを思い出したんです。

たまたま酒屋で2種類ならんでてシャレで買うてみたんですが、味較べをやらんままちょいと忘れかけてました。

九十九での話で、やる気になったんで早速の週末にやってみたわけです。


結論は既に書いたように、予想ほど違いなし。

プロの方は、それぞれのお店でこだわりを持って選んではるんでしょう。

3種類を較べて「違いなし」って書いた時点で、




私の舌の安モンさがバレますね。



シュウェップスに決める前に、どこが作ったか分からんようなペットボトル入りは試しました。

そいつはか〜なりマズかったんです。

私の舌で分かるほどやから、よっぽどヒドかったんちゃうかなぁと・・・。

好きか嫌いかは書いても、あんまりマズイって書くのは好きやないんですが、そう書いてもええやろうってくらいにマズかったです。

なんちゅうトコのヤツかさえ覚えてないんで、角が立たんからええでしょう。

そんなわけで、自分なりにベストなジントニにはシュウェップスと決めてました。

リンク先の記事では、ジンはどうでもええけどトニックはシュウェップスと書いてます。
確かに今まで今回の3種類とほかによう分からんのを2種類ほど試した記憶があります。
でも、今回の3種類は味を較べるつもりで飲んだから分かった程度の差。

サントリーのヤツは好みとしてはちょっと落ちるって書きましたが、それも意外なほど僅か。

ほんまええかげんな舌ですわ。

上の記事の内容は、若干事実に偽りアリって感じですが、「その時点の事実」ってことで訂正はせんときますか。



ジンでの飲み比べはせえへんのか?って質問(ツッコミ)はやめて下さいね。

ほんまは味の違いがあるはずジンを較べて、「みんな一緒」って書くのは格好悪いですから。

 *飲まんでも結論が見えてる気ぃするんですよねぇ〜。(T_T)






posted by えて吉 at 07:28| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | アルコール全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月01日

白浜のバー「九十九」

一年ぶりの熊野行きでは、行きしなに白浜に寄りました。

その目的が、タイトルにある「九十九(つくも)」というバーでした。

ただし、店の名前は正式には「ミルク&ビアホール 九十九」なんで、厳密にはバーとちゃうかも知れません。

白浜までは大阪からすぐなんで、しばらく前からこのお店だけを目的に白浜まで行こうかと思ってました。

ハイエースになってからは、なんぼでも車内で寝られるから金曜か土曜にフラッと行くのもええなぁと思ってたんです。

そこへ降って湧いたような「パソコン教えてくれ〜」コールが知り合いから入りました。
予定では木、金とパソコンのお手伝いをやった帰り道にでも寄るつもりやったんです。

ところが、嫁さんが山口&九州へ泊まりで出張ということが判明。

越後屋の世話があるから、金曜(昨日)の晩には戻らんとアカンようになりました。

今回は諦めようかと思ったんですが、木曜日に出る予定やったのを急遽水曜日にでることに。

嫁さんから電話が入って、金曜に戻らんとアカンと分かったのが3時過ぎ。

そこからバタバタと車内泊の用意なんかをやって、4時過ぎに大阪を飛び出しました。

白浜に車を止めて寝れるところがあるか、分からんかったので出来たら明るいうちに現地に着きたくて大急ぎ。

贅沢に阪和道を使って、ぶっ飛ばしました。

2時間半くらいでなんとか白浜に到着。温泉街の真ん中?にある浜「白良浜」の前に無料の駐車場も発見。

つっかけに汚い部屋着やったんで、車内でGパンと靴に履き替え。

思いっきりカジュアルなナリでしたが、まあバーに入るギリギリかと。

お店のウェブサイトで焼いておいた地図を頼りに白浜の繁華街をウロウロ。

海水浴シーズンも終わり、冬場の温泉シーズンにもまだ間があって街はかなり静かな様子でした。

銀座通りという白浜イチ?の通りにあると分かったんですが、なかなか見つからず。
銀座通りは、名前とは裏腹に飲食店がポツポツとある程度。

端まで歩いて、なかったので引き返してやっと発見。

7時開店やったんですが、着いたのは数分前。




ところが、お店のシャッターは閉まったままでした。



単に営業前って感じではなく、開きそうな気配さえナシ。



あっちゃーと思って、とりあえずメシを食うことに。

さらに歩いて店を物色したんですが、月末で金欠やったんで、飲み屋系はパス。

地の魚なんかを食べてみたかったんですが、結局中華料理で済ませました。



コンビニでマンガと酒でも買うて、浜辺で一杯やって寝るかと思いながら街をプラプラ。


大阪からわざわざ来て、コンビニの酒で一晩過ごすと思うと諦められず、もういっぺん店の方へ。

すこし離れたところから見るとやっぱり真っ暗のようでした。

いったんはその場で車に戻ろうと思いました。
でも、ブログでヤラレタ〜ってネタにしようと思いつきました。

そこで閉まってるシャッターだけでも撮ろうと前まで行くことに。



すると、やってたんですよ。


もうちょっとでやってる店に寄りもせんと寝るトコでした。(^ ^;)


さて、お店の前まで行く予想とは全然違うお店でした。


実はこのお店に行きたくなったのは、「酒場我道 バーテンダーの戯言」のあじゃらさんが行った時の記事を読んだのがきっかけでした。
 *そちらの記事にトラックバックさせて頂きました。

私の中で勝手に「BAR」のイメージが出来上がってました。

ところが、お店は前にギネスの看板が出てるものの私にとっては「カフェバー」って感じの店構え。

「あれッ?」って感じやったんですが、ギネスは好きやしせっかく大阪から行ったんやから、一杯だけ飲むことに。

店内はジャズが流れて、お茶を飲むサ店としてはかなりええ感じ。

でもやっぱりBARやと勝手に思って頭の中でゴッツゥ期待してたんで、どこか裏切られた気分でした。

まず、カウンターの中のマスターにギネスをお願いしました。

丁寧に注がれるギネスを横目にメニューをチェック。

ジンやテキーラなどのベースとリキュール類はありますが、カクテルは「ロングドリンク」のみとのこと。

バックバーの本数もうちの酒棚の方が倍以上ありそうな少なさ。


完全にバーってのを頭からのけて楽しむことに。


私が一見と分かったからでしょう、マスターが話しかけてくれはりました。

「この時期に来はるとは、白浜の通ですねぇ」

みたいなことを言われたんで、白状しました。

あじゃらさんのブログを見て、このお店だけを目的に来たって。


そこから大将としゃべり始めると、最初に「BARじゃない」と思った印象とは別の良さがどんどん伝わってきました。

以前は生ビールだけでも7〜8種類おいてるビールバーでショートカクテルも作ってはったそうです。

マスターの古久保寿樹さんとして、その時の商売のやり方に疑問があったと。

そこでスタイルをガラッと変えて、今のお店にされたそうです。

そして置いてるお酒は、自分が本気で気に入ったモノ、吟味して認めたモノだけに絞りはったそうです。

提供するモノについては100%自分が責任を持つってことでしょうか。

ギネスとシングルモルト(銘柄は失念)を頂いてから、ジントニックをお願いしました。
お話の中でもジントニックは特別なカクテルだなんて台詞が出てきて、ジントニ好きとしてはやっぱり頼まん訳に行きませんでした。

ジンの銘柄を聞いてくれはったんですが、おまかせで。

出てきたグラスを見て、思わずニッコリ。

私も大好きで使ってる木村硝子のタンブラーでした。

カフェっぽい雰囲気でこのグラスが出てきたんでちょっとビックリ。

思わず、「木村硝子ですか?」って聞いてしまいました。

やっぱりそうやったんですが、そこからグラスの話に。

ロングカクテルは何種類もあるけど、このグラスを使うのはジントニだけやそうです。

モルトウィスキーを飲んだ時のグラスも変わってたと思うと、古久保さんの家にあった40年以上前のゴブレットとのこと。

バカラらしいロックグラスがバックバーに見えて聞いてみると、それはジュース類を出すのに使うと。

ブランドがどうこうではなく、自分の思うベストマッチな使い方にこだわってはるようでした。

話の端々から古久保さんの「想い」が溢れて来ててしゃべっててホンマに楽しかったです。

こだわりがあるけど、全くお客に押しつけることもなく、常連さんは近所の喫茶店として使ったり、軽く一杯だけ引っかけて帰る人もいるようなお店。

飲む場所に酒があるのは当たり前やけど、そこに「人」が加わると外で飲む値打ちがありますわ。

会話のなかで古久保さんは、なんどか「たたずまい」って言葉を使ってはりましたね。
小久保さんなりに「たたずまい」を基準で選ぶことが多いようです。




焼酎も置いてはって、その話になってもただ有名だから置くわけではなく、自分が認めたヤツだけを置いてるそうです。

だから本数は少ないけど、焼酎好きが見たらオッと思える品揃えのようでした。
 *私は焼酎の銘柄を知らんので、分かりませんでしたが・・・。
 
せっかくなんでマスターがコレやと思う焼酎をいただくことに。

白浜温泉のバー「九十九」で飲んだ焼酎川越芋焼酎「川越」

コイツはかなり有名なようです。
プレミアム系でしょうか。

私が芋臭さのできるだけあるヤツとお願いしました。




お店は海水浴客の多い夏以外は8〜9割が常連さんやそうです。

でも、一見客にも不快にならんようにちゃんと気配りしてもらえました。

常連さんともちょこっとしゃべったりで、ええお店でした。

私のツボにはまる店ですね。

大阪から白浜は、私には近すぎてあんまり旅行先にならんのですけど、この店に行くためだけに行くことが増えそうな気がします。

次回は嫁さんと行って、浜辺でスーパーのオカズでも食べてからこの店に行って、車で寝て次の朝に帰るってのがええかなぁ・・・。

みなさんも白浜に行くことがあったら、いっぺん寄ってみて欲しいです。



白浜の「ミルク&ビアホール九十九」店構え<参考>
*ミルク&ビアホール「九十九」:ウェブサイト

住所:和歌山県西牟婁郡白浜町3309-22
電話:0739−43−0702
営業:カフェ:12〜16時まで(土日のみ)、バー :19〜25時まで
定休:火曜日




値段はギネス1パイントと1/2パイント、シングルモルト、ジントニ、焼酎、カキピーで4300円やったから十分リーズナブルでした。

そうそう、マスターは偶々あじゃらさんのブログのリンクからうちのブログを見てくれたことがあったそうです。

木村硝子の話をして、しばらくしてから

「ひょっとして、えて吉さんちゃいます?」

ってなことを言われてビックリ。
こっちは狙って行ったけど、向こうが知ってはってなんか不思議な気分でした。


posted by えて吉 at 14:22| 大阪 ☀| Comment(8) | TrackBack(1) | アルコール全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月13日

ベルギービール&フリテン

ちょいと古いネタですが、先週の土曜日に行ったお店です。

朝早くから嫁さんの仕事の手伝いをやったんで、(雨で途中で解散したけど)嫁さんがおごってくれることになりました。

最近新しい店に行くことが減ってるから、ともかく初めてのトコに行くことに。

そこで選んだのが家からチャリンコで行けるトコにあるベルギービールのお店「nippo」。

ベルギーのビールってやたら種類があって、かなり人気があるようですね。
ベルギービールに力を入れてるところもけっこうあるんやないでしょうか。

以前行った今川のBAR「竹」なんかもかなりの品揃えでした。

それでもビール専門、それもベルギービールの専門店ってのは大阪でもそう多くはないかも。



嫁さんのおごりっていうんで、嫁さんの好きなベルギービールを飲もうと出かけました。
場所は天王寺方面から阿倍野筋を南に下って、長居公園通り、住吉区役所を越えた踏切の手前にあります。

駅でいうと南海高野線の「沢ノ町駅」が近いようです。



ヒューガルデン(Hoegaarden) 2種類ベルギービールのレフ・ブロンド(Leffe)


まずは嫁さんが生のヒューガルデン(Hoegaarden)、私は色々ある中で味を較べるために同じヒューガルデンのグランクリュというヤツを。

奥の高さの低いヤツが生で550円。私のグランクリュは800円。

遠いとこから輸入してるんでしゃあないでしょうが、ビールにこの値段はどうなんでしょうね。

ベルギーのビールは、私らのイメージするビールよりワインやリキュールってな飲みモンに近い気がせんでもないですが・・・。

ベルギービールを看板にするだけあってかなりの品揃えでしたよ。

中にはアルコール度数が12度か13度もあるヤツもありました。ココまで行くとゴクゴク飲むビールのイメージからだいぶ外れますね。

ヒューガルデンを飲み比べてみたんですが、嫁さんも私も生の方が好きでした。
酸味とか香りのバランスがそっちの方が好みでした。


嫁さんは知識はないながらも割とベルギービール好き。

私は、基本的になんでも飲めるんでベルギービールも基本的にはOK。ただ、嫁さんほど特別な思い入れはないんで、わざわざは飲みませんねぇ。

値段が高いのと、どれもこれも個性的すぎてどれがどれがすぐゴッチャになるせいですかね。

そんなこともあって、2杯目は色々飲むのはやめて私は生を。

嫁さんが試したのが右にあるレフ(Leffe)・ブロンドってヤツ。こいつは800円。

ビールは仰山ありましたが、高いヤツは2000円以上。量もかなりあって度数が高いから”ワイン”やと思えば、ええんでしょうがどうしても抵抗感がありました。

大阪の国際交流センターにあるベルギーのPRセンターのイベントで何度かタダ酒を振る舞われたことがありますが、いくつかはどえらい値段やったようです。



しかし、ベルギービールに力を入れようとすると店側は大変ですなぁ。

ブランドごとに専用のグラスやらコースターまであるのは、客は嬉しいけど店にはツライかと。(置いてるビールごとにグラス仕入れるわけでしょ?)


お店は明るいカフェ風の店内で気楽な感じは良かったです。
ただ、カウンターが小さくてほとんど座れない感じ。

テーブル席やと店の人とベルギービールの話なんかがちょっとしにくかったのが残念。

あと、食べるモンが少なかったんで、この日1軒目やった私にはちょいと物足りんかったです。




唯一頼んだのがフリテンっちゅう食べモン。



フリテンって聞くと、麻雀を思い出しますが、ベルギーの人にとって非常にポピュラーな食べモンやそうです。


メニューの後ろになんかの記事がついてたんですが、ベルギーの人は専用の調理器具をもってて大阪人にとって一家に一台のたこ焼き器みたいなもんやと書いてありました。

フリテンの調理器を「フリトケートル」というそうですわ。



せっかくベルギービールを飲んでるんやから、やっぱりアテもベルギー名物がええでしょ。




出てきたのは、こんな料理。






ベルギービールにはフリテン(皮付きフライドポテト)



ハイ。見たまんまの皮付きポテトのフライドポテトですわ。

ポテト揚げただけで、名物なんかい?とも思いますが、皮付きのポテトは好物なんで美味しく頂きました。

本場ではタルタルソースみたいなモンを掛けるようです。

このポテトは、400円でした。


私は飲みながらガッツリ食べるほうなんで、アテが少ないのは残念でした。どっかで飯を済ましてから食後に使う方がええんですかね。

今回は以上の内容で3100円。

キッチリ飯を食べに行こうとサクッと切り上げました。
飯の前やとこの日のように軽めでキリあげんとあきませんね。


親子でしょうか、中年の女性と若い女性が切り盛りしてはりました。

2人とも丁寧な対応で、気分が良かったです。
なのでベルギービールだけを色々飲みたい人にはけっこうオススメのお店ですよ。




ベルギービール専門店「ニッポ(nippo)」の店構え<参考>
*ベルギービールバー「ニッポ(nippo)」

住所:大阪市住吉区沢ノ町1−8−19
電話:06−6605−8600
営業:18:00〜24:00
定休:月曜日



*お店の名前の由来を聞くと、「日進月歩」から取ったそうです。

着実に努力を続けたいからってなことを女将さんが言うてはりました。


posted by えて吉 at 17:30| 大阪 ☀| Comment(6) | TrackBack(0) | アルコール全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年06月23日

外食できなくなった訳

昨日は、食前にジントニをゆっくり飲ってました。

携帯から上げて小ネタに書きましたが、嫁さんの晩メシがいらんかったんで、外食したいとこでした。

姪っ子が最近顔見知りをするようになったのか、おもりしてる間中ぐずりまくり。

泣かれ慣れてないからぐったりでした。

おまけに昼間は姪っ子のトコに出かけるまでカレーを再度煮込んでて、晩メシの用意もなし。

外で適当に食べようかなぁと思いながら姪っ子の家を出ました。

帰り道に前を通るんで、行きつけの酒屋「リカパー」に寄りました。

あくまでも必要な酒の「補充」だけと決めてました。

補充したかったのはドライ・シェリー。

スペイン料理屋ゴッコでシェリーを固め飲みしたり、ちょこっと料理しながら食前に飲んだりでいつもより早くカラにしてました。


夏の暑い日の夕方に、よう冷やしたシェリーを冷凍庫で凍らせたグラスに入れて「クイッ」てのが好きです。

飲みたくなることが多いのに、しばらく切らしてたんで、やっと補充に行ったわけです。
目的はそれ一本でしたが、一応店内のチェックもしとかんとアキませんよねぇ。

どんな掘り出し物があるか分かりませんし。


今回、一本目に止まったのは、「青酎」。

これは伊豆諸島の青ヶ島(東京都)で何軒かで小規模に作ってる焼酎やそうです。

先日ishさんとお会いした時にishさんがこの酒のことを言うてはりました。

酒屋で実物を見るとボトルには見覚えがあるような気もしました。

飲んだことはないと思いますが・・・。

最近顔を覚えてくれてる大将としゃべってると、最近なんかのテレビで紹介されてまた一段と手に入りにくいとか。

次いつ入るかは、分からんってことでした。



そう聞いたら、やっぱり買いたくなりますよね。

値段は3500〜600円やったと思いますが、720mlの焼酎にはちょいと高すぎました。

大将曰く、「ワンクッション入ってるからちょっと高いねん」ってことでした。
 *ワンクッション:卸が普通より1軒多く咬んでるって意味です。

焼酎はあんまりコレクションしてないんで、なんとかギリギリで我慢。

 *青酎の珍しさについて書いてる記事を見つけました。
  酒販サイトですが、興味のある方は、コチラからどうぞ。



今回買ったのは、菊之露の5年古酒の一升瓶。

沖縄旅行から帰ってすぐに家の古酒甕を開けて、菊之露を味見しました。
その時に飲んだ分の補充が出来てなかったし、普段飲み用の古酒(菊之露)が切れてました。

720ml入りやとなんかすぐなくなりそうやから一升瓶で買おうと思ってたのがあったんでとりあえず、仕次ぎ兼普段飲みに買いました。

これが1本2890円。

私が甕を買った沖縄の泡盛サイトでは500円ほど安いんですが、送料を考えると本数を買わんと損やから今回はこの値段で手を打ちました。

一升瓶は高いトコに置いてあったから、店の人に取って貰うと大将がその横にあるヤツを指さして

「これはお買い得ですよぅ〜」ってな悪魔の囁き。


「玉の露」は、石垣島の泡盛ですでに終売品。

泡盛らしい泡盛でがっしりとした味、度数もきっちり43度あるから古酒に向いてる。

荒いくらいの味が古酒になるとグッと良うなると。

8年古酒やけど、瓶詰めから2〜3年は経ってるから最低でも10年モンやと。

さらに、悪いことに(嬉しいことに?)値段の方が意外とこなれてるんですわ。

1升瓶で3654円。

さっきの青酎は完全にマニア向けな値付けやけどこっちはかなり割安に感じました。




衝動買いしてしまった泡盛の古酒「玉の露」買っちゃいました。(^ ^;)

菊之露はあくまでも補充用やから一応OK。

「玉の露」は久々のコレクションでしょうか。



衝動買いですねぇ。

青酎はなんとか我慢したのに、第2波の攻撃にはあっさり陥落。

この「玉の露」は、先ほど写真だけ撮って、1回の押入に直行させました。

私の手持ちじゃかなり古い方になるんで、コイツは瓶熟成を狙おうと思います。

この記事にはしましたが、「玉の露」の存在は明日から忘れることにします。

目標は大きく20年古酒ってことに。なんとか10年は我慢したいです。

 *玉の露(玉那覇酒造所):公式サイト


ところで、大将としゃべってて、泡波はウマイ酒やということで意見が一致。

泡波を作ってる人は、出来が気に入らんと釜?をひっくり返してしまうほどこだわってるそうです。

新酒で飲んでもウマイって思えるのには理由があるんですねぇ。

店にも一升瓶を何本かおいてはりますが、2万だかのプレミアム付き。

これは大将が沖縄の家庭の押入に眠ってたのを買い付けてきたそうです。

泡波には好感を持ってる大将でしたが、「春雨」は気にいらんそうです。

なんでも最近は春雨を作ってる会社がかなり嫌な商売のやり方になってるそうです。

地元には全然出さんと、高値がつく本土にばっかり出荷してるとか。

関西の泡盛イベントに社長がよく来るけど、大した量の製品も出さんで平気な顔やと。

酒屋の大将はえらく気分を害してはるようでした。


人気が出ても、商売のやり方を変えるんは感心しませんわ。

春雨自体はウマイ印象がありますが、今回の話でガクッと株を下げた気がします。




補充とはいえ予定外の菊之露に加えて、衝動買いで玉の露まで買ってしまい、外で食べるんは流石にマズイと思ったわけです。

酒屋からスーパーに直行して、ちゃんと家で食べました。




>うちに飲みに来る皆さまへ

 「玉の露」のことは忘れますので、「飲ませて」ってのはナシですよ。
 
 

posted by えて吉 at 16:11| 大阪 ☁| Comment(3) | TrackBack(0) | アルコール全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月24日

久々の飛び込み:梅田の「バー ブロッサム」

先週土曜日に久々の新規開拓で飛び込んだキタのバーです。

沖縄料理の店に集合するまであと30分ほどになって、やっとピピッと来る店を発見。

1号線から新御堂筋を北へ上がってすぐを御堂筋の方へ入ってすぐにありました。

店の前の看板にオリジナルカクテルを上げてはったんで、それなりにキチッとしたバーやろうと当たりを付けてドアを開けました。

店内はこぢんまりして、なかなかええ感じ。やっぱり第一印象って、大事ですわね。


先客は常連らしき人1人だけ。

カウンターに座ってまずはお約束のジントニックをオーダー。

飲み物を作ってはる様子を見ながら、店内を眺めてると賞状みたいなモンが壁に貼ってあって、このお店のバーテンダーさんがNBA(日本バーテンダー協会(HP))の会員やと分かりました。

家にもあるNBAの関西地区本部が出してる会員の店を集めた小冊子も目に付いたり。

NBAに入ってるから絶対ハズレがないとは、言えんでしょうが、まあ正統派っちゅうかビシッとしたお店が多そうなイメージはあります。


とりあえず、真面目に酒を作りはるんやろうと、思いながらジントニックを飲んでみました。

使ってるジンは、ビーフィーター。ボトルごと冷凍庫でキンキンに冷やしてありました。
ライムかレモンか不明ですが、果汁のみを入れるスタイル。

トニックウォーターの注ぎ方は、やや無造作でしたが、混ぜ方はスッと1回転のみでええ感じ。

私はジンの味の違いが分からんのですが、この日のジントニはいつもより甘く感じました。

トニックウォーターはうちと同じシュウェップスやから、やっぱりビーフィーターの味でしょうか。この辺の味の違いは、いつまで経って分かりません。


2杯目は、やっぱり振りモンがええかいなとマルガリータをお願いしました。

細身で繊細なグラスで出てきました。味の方はやや甘めでしたがギリギリ私のストライクゾーン。

マルガリータとマティーニで悩んだんですが、この日はオフ会前でなんとなくマティーニはキツ過ぎかと思ってマルガリータだけにしました。

バーテンダーの方は、スキッとしたハンサム系であんまりアクはないタイプの方でした。
店の雰囲気はかなりええ感じやったんですが、この日先客やった馴染み客の人がわりとくだけた感じ。

その人としゃべってはったせいで、どうしても店の空気が緩んでました。


お店は、ノーチャージだそうで、この日の2杯でお勘定は2500円。

安くはないけど、まあこれくらいやったらええかってのが感想です。


店としては「オーセンティック」ってなタイプでしょうか。個人的には気に入ったんでいつか開店の5時と同時に入って、落ち着いて飲んでみたいもんです。

自分の鼻だけを頼りに飛び込んだ店がヒットやと嬉しいですねぇ。



キタの「バー ブロッサム」店構え<参考>
*「バーブロッサム(Bar Blossom)」

住所:大阪市北区曽根崎2−1−6
   太平洋ビル1階
電話:06−6311−6530
営業:17:00〜1:00(月〜金)17:00〜0:00(土)
定休:日曜・祝日


ヤフーの地図でのお店の場所は、コチラです。








posted by えて吉 at 07:25| 大阪 ☀| Comment(4) | TrackBack(0) | アルコール全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月01日

ミナミの気楽なバー「ポレポレ」

土曜日の家族との宴会は予想外に時間を取られましたが、せっかくミナミに出たんやからと嫁さんと飲みに行くことにしました。

1軒目が南堀江ってなおしゃれなとこでしたが、とりあえずアメ村近所にある馴染みのバーに行くことにしました。

それが、タイトルの「Pole Pole(ポレポレ)」ってバーです。

このバーが7〜8年前の冬にオープンしてすぐの年明けに飛び込みで行って以来の馴染みです。

最近は滅多に難波で飲まないんで、行くチャンスが少ないんですが、その数少ないチャンスで何回かは顔を出してます。

ただ、そのうち何回かは店がしまっててフラレてます。

マスターのカッチャンさんは、かなりマイペース系。

ここしばらく何回もしまってて嫁さんとも

 「どうせ、あかんやろ〜」っていいながら出かけました。
 
今回は、やっててくれて久々に大将の顔を拝めました。

私は、まずジントニ。嫁さんはトマビー(レッドアイ)。
挨拶がてら大将にも一杯飲ってもらってカンパーイ!!

大将は、元々世界中を旅してたバックパッカー。そのせいで店内はアフリカで買い付けた民芸品が溢れてます。

店のトレードマークもバオバブの木で、ゆる〜いタイプの酒場です。
ここの大将に間違ってもマティーニだの、マルガリータだのいうたらあきませんよ。

私は割とビシッと気合いの入ったバーにも行きますが、この手のゆったりモードの店も好きですね。

飛び込みで似たようなタイプの店に挑戦することもよくあります。
まあ顔を覚えてもらうくらい行ったのは、ココだけですが。

この店やとようあるんですが、今回も他のお客さんと仲良くなって盛り上がってしまいました。

そのお客さんが注文して嫁さんも真似したのが、

 ”ホットコーラ”
 
これって、アリなんですか?

私は最初ギャグかと思ってましたが、そのお客さん(40歳過ぎのおっちゃん)は、昔はほんまに置いてる喫茶店があったって言うてました。


*今ふと思いついて検索掛けてみたら、意外とあるみたいですね。


大将は先月は、9年も飼ってたスズメが死んだりで、ちょっと店を閉めてる日が多かったなんてことを言うんで、しばらくスズメネタで盛り上がったり。

酒の方は、何を飲みましたかねぇ。
ビールと焼酎(いいちこ)なんかを飲んでたと思います。

記憶が無くなった訳ではなく、酒への集中力が薄かっただけです。


小さなおんぼろビルの2階にありますが、なかなかええ酒場です。


ミナミのバー「Pole Pole(ポレポレ)」
<参考>
*バー「ポレポレ(Pole Pole)」

住所:大阪市中央区西心斎橋2−3−16
   三津寺センタービル2F
電話:06−6211−2899
定休:不明
営業:9時以降やったら確率高いかも。
   事前に電話すると確実。




posted by えて吉 at 19:41| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | アルコール全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年02月03日

やっぱり白状します

うちは、飲み食いネタではノーガード、赤裸々告白系ブログですんで正直に書いておきます。

実は、先週末は3連ちゃんで宴会モード。月曜日は反省して食生活の節制を宣言。

にもかかわらず、さっそく火曜日に予定にない外食(=酒あり)をしてしまいました。

まあこれは嫁さん孝行の末なんで、次の日に酒抜けばええやんって気楽に考えてました。
ところがですねぇ。水曜日、予想外の展開があったんですわ。


四条畷でJimnyを売って、古市って駅から電車で天王寺へ帰ってきました。


最近移転したTSUTAYAが強烈にレンタルCDの量を増やしてくれたんで、嬉しいかぎり。月が変わってお小遣いももらえたんで寄って帰ることに。

ちょうどレンタル料が半額だったので、ここぞとばかりに借りまくり。



その後、昼メシはCDを18枚も借りたんで節約して松屋へ。



松屋のカレー毎度のお約束でチキンカレー。

節制の気持ちがあったんで、ご飯は軽めでオーダー。




その後、これも小遣いが入ったから散髪へ。

アタマがスッキリしたんで、気分もよく家に向かいました。




今回は体のために天王寺から家まで歩くことにしました。

あべのベルタを過ぎて、時々行くバー「ルルツ」の前を過ぎた時です。

普段めったにならない携帯が鳴りました。画面を見ると”HALUさん”からでした。

 「今、明治屋に居るんですけど、えて吉さんもどうでっか?」

って言う、お誘いでした。

私も何回か行ってる明治屋ってこの電話が鳴った地点のほんの200m程手前なんです。

すごいタイミングでした。

思わず「あ゛ぁ!?、ウッ。 うーん。」って意味の分からん唸りを上げてしまいました。

”ええっー、そんな近いとこにいてるの?”

”折角のチャンスやから会いたいなぁ”

”でも、今日は酒抜かんとアカンねんけど〜”

なんてことが頭の中を駆けめぐって、声が出ませんでした。


で、もちろん行ったんですけどね。


そんなん普段の節制は、飲み食いするためなんやからツレに誘われて断るなんちゅう非道なことは出来ません。

ツレのお誘いをきっちり受けて、それ以外で節制するのが私の中のルールですから。

明治屋に入ったのは2時過ぎやったでしょうか。しばらく居てるとカウンター席はかなり埋まりました。

みなかなりの年齢で常連とおぼしき男性ばかり。

しばらくは店で飲んだんですが、明治屋みたいな趣のある店で長居はマズイですよね。

でも久々に会うHALUさんとその相棒(こっちもツレです)とその場で分かれるのはアッサリしすぎ。

ほんならってことで、掃除もなんも出来てない我が家へご案内しました。

家についてからは、ウィスキーを飲み始めまして、その後私がジントニを飲むと相棒さんもそれを希望。

越後屋がえらく凛々しくなったなんて、話をしてました。





で、気が付くと嫁さんが帰ってました。





ツレ二人は消えてました。






はぁ、後半全く記憶が飛んでおります。




酔うたえて吉の得意技、床のファンヒーター前での居眠り姿で嫁さんに起こされました。
酒を抜くはずの日に飲んだばかりか、お客さまのお帰りの記憶もない酔い方。

うーん、ちょいと痛いです。





唯一の救いは、今朝多少酒が残った状態で、体重計に乗ると56.7kgまで体重が落ちてたこと。

やっぱり昼酒のまま居眠り、晩飯抜きが効いたようです。

フー、全く不健康な減量方法ですね。(”救い”かも怪しいとこです)



今日は、もちろん酒を抜きましたが・・・。





posted by えて吉 at 23:56| 大阪 ☀| Comment(4) | TrackBack(0) | アルコール全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする