2004年10月30日

マルチタスクに見惚れる晩メシ

昨日の一軒目ではほとんど食べなかったので、2軒目に行かざるを得なくなりました。

もうあんまり金を使う訳には行かず、飲み屋系は断念。

行ったのは、あべの筋を松虫通りの交差点からもうすこし南下した右手にある「小楽亭」という中華料理屋さん。

お店を開けて6年になるそうで、開店以来ちょくちょく行ってました。
ここしばらくは実家にしばらく住んだり、私が主夫をやってたりで行く頻度は落ちてますが、下町の中華屋さんとしてはかなり気に入ってます。

店にはいるとちょうど3人のお客さんから注文が通ったところのようで、大将一人で孤軍奮闘してはりました。

とりあえず、「餃子とビール!!」と注文して、何を食べるかゆっくり考えました。

ちょうど昼間によそ様のブログで餃子ネタを見てえらく餃子が食べたくなってたんで、ちょうどええ感じでした。

しかし、プロの料理人って、どこでもそうでしょうが、平行して作業をするリズム感がすごいですね。

特に中華は1品の調理にかかる時間が短いから、余計に強烈なスピード感があります。

昨日は、すごいタイミングでオーダーが被ったようで、ちょっと修羅場ってました。

こっちは一応おでんなんかを入れてきてて余裕があったから、料理の注文を控えてしばらく大将の仕事ぶりを眺めてました。

餃子を焼く、麺を茹でる、炒めモンを作る、揚げモンを揚げる、飯を盛る、スープを作る、付け合わせの野菜を刻むってな作業が、ほぼ同時並行。

それぞれの出来上がりをちゃんと見ながら、猛烈なスピードで料理してはりました。
これぞ、マルチタスクって気がしました。(←使い方間違ってる?)

その前の浪花鮓で、おかみさんの素人っぽいのを見てたから余計やったかもしれませんけど。

私は大将が他のお客さんに料理を出しはるのがちょっと落ち着いてからオーダー。

昨日、食べたのはこんなかんじです。

小楽亭の焼き餃子揚げ鶏のニンニク炒め小楽亭の中華丼


焼き餃子、揚げ鶏のニンニク炒め、中華丼です。

焼き餃子は、皮がパリッと焼けてて、野菜たっぷり目で私の好みでした。前に食べたときより、美味しく感じました。

皮はそれなりに厚みのある平均的なタイプでした。私は皮の薄いのが好みですが、美味しく食べました。

揚げ鶏の料理は、一旦揚げてから、包丁を入れて2つに切った鶏を、ニンニクたっぷりと鷹の爪の入ったフライパンで炒めて、醤油系の味付けをしてあります。

この料理は、この店での私のお気に入りです。揚げモンは控えてるはずやのに、久々やったんで思わず頼んでしまいました。

色は濃いけど、味付けはそんなに辛くなくて、鶏も柔らかくてウマー。

少し食べてから、持ち帰りが出来るか確認。OKやったんで、そいつは半分ほど持って帰ることにしました。

そして、中華丼をオーダー。

ほんまは天津飯の方が好きなんですが、卵を摂りすぎたらあかんのでチュー丼にしときました。

写真を見て貰うと分かるかもしれませんが、ご飯は半分で頼みました。

せっかく天津飯を我慢したのに、卵がちょっと入ってましたが、旨かったです。

ビールを飲んで、2100円くらいやったと思います。


大将が修羅場ッてるときにバイトの若い子が出前から帰りました。

そのにぃちゃんは、大将の孤軍奮闘をあっけにとられて見てるだけ、厨房に足を踏み入れることさえ出来ない始末。

客の私が、ビール出したりくらい自分でしようかと思ってるのに、自分の出来ることを捜そうとせんにぃちゃんにはちょっと苛つきました。

「ボーっとしてんと、なんか出来ることせんかい!!」って言いそうでヤバかったです。
あとで若い子が席を外して、大将が落ち着いてから聞いてみると、もう1年くらい働いてるそうでした。

慣れてなくてマゴついてるかのかと思ったら、全然違いました。

大将が可哀想になって、「出前やってくれるモンがおるだけありがたいと
思わなしゃあないですねぇ。」なんて慰めてしまいました。

使えんバイトを使いながら、ガンガン商売してる大将はけっこう大変そうでした。


小楽亭の店構え*中華菜館「小楽亭」
電話:06−4399−2039

たしか、日曜が定休やったと思います。




posted by えて吉 at 14:38| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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