内容的にはタイトルそのままです。
今月の中頃に「マール・ド・シャンパーニュ モエ・エ・シャンドン(Marc-de-Champagne Moet&Chandon)」って酒を買うたんです。
名前は長いですが、酒の種類としては「マール」ってやつです。
マールとは何かっていうと、ブドウの絞り滓でつくるブランデーやと思ってもうたらええかと。
マールはフランス語で、同じようなもんがイタリアではグラッパって呼ばれるようです。
私は洋食をがっつり食べた時なんかに、食後酒としてグラッパを飲るのが割と好きなんです。
家ではあんまり濃い洋食は作らんのですが、一応グラッパは1本だけ安いヤツを置いてます。
少し前にある店で、腹が大きかったからグラッパを頼んだら置いてなくて、マールならあるってんで頂きました。
ブランデーほど濃厚過ぎんのがええなぁと思い、どうせグラッパがあるんやからマールもと思って買うてしまいました。
値段は3000円ちょっとやったと思いますわ。
行きつけの酒屋にはマールはコレしかなかったんで、選びました。
名前から考えるとモエ・エ・シャンドンのシャンパン用のブドウから作っとるんでしょうか?

箱もボトルもパッと見ぃシャンパンそのもの。
昨日の夜、珍しく食べ過ぎて寝る時間が近づいても腹が張ってました。
そこでナイト・キャップも兼ねて、こいつを飲むことにしました。
買うてすぐから、キャップのあたりもシャンパンみたいな格好でどないなってるんか疑問ではありました。
そうっとアルミホイルみたいなヤツを剥がしてみると、こんな状態でした。

少々の力で押してもピクリとしません。
ムチャすると瓶が割れそうやし・・・。
まさかサーベルで瓶の口ごと飛ばせってんや
ないやろうなぁと不安になりましたよ。(^ ^;)
どうやって飲むんや?って思いとりあえずネットを叩きました。
検索結果に出てくるのはほとんど酒の通販サイトばかり。
意地になってだいぶ先の検索結果まで見て、やっと開け方が分かりました。
金物の下の方を力任せに押すしかないようでした。

ハサミの柄を添えて、ゴッツイ力を込めてやっと開きました。
写真で分かると思いますが、普通のコルクが
ここまで変形する力を受け止めてる金具ですからねぇ。
どうせ何年も酒棚におるやろうからと出来るだけキレイに開けようと思ったのに注ぎ口のあたりがボロボロになってしまいました。
金物は戻しようがないんで、あとはコルクをねじ込んでおくしかないでしょうね。
マールを買おうと思う人がどれくらいおるか知りませんが、初めて買うんやったら他の銘柄がええんちゃいますか?
マール大好きで、1ヶ月もせんと空けてまうような人はええでしょうが、こんだけ開封がブサイクやとかなんですわ。
ペンチかなんかで両側から開くようにしたらもうちょっとマシなんでしょうか。
ただ、えらく固い金モンやからそんな開け方ができるは微妙ですね。
バーなんかのプロやと別の開封方法をとってはるんでしょうかね。
私がやったみたいな力任せの開け方やとバーテンダーでもあんまり格好良くは開けられないと思うんですけどね。
箱から出したところはモエらしくて、粋なんですがこの手の長く飲むヤツはもうちょっと納まりのええフタにして欲しいですわ。
今んとこブログの記事って検索に掛かりやすいんで、おんなじように開け方に悩む人がおった時のために上げおきました。
ボトル全体の写真がないのは、ネタにする予定がないまま開け始めて汚ちゃなくなったからです。
気になる人は、検索して酒屋のサイトなんかで確認してくださいね。
それにしても、このコルク、すごい変形の仕方ですねえ。ここまできっちり密封せんとあかんもんなんやろか…
> 僕なんか絶対「蓋が飛びそう!」って思ってしまいます
ですよねぇー。
かっこええイメージでこんなフタなんでしょうが、実用性は激しく低い気がします。
> それにしても、このコルク、すごい変形の仕方ですねえ。ここまできっちり密封せんとあかんもんなんやろか…
発泡性でもないし、ここまで圧力かけても中の酒の状態にプラスはなさそうですよね。
アルミホイルを破って、初めて見た時はあまりの変形にギョッとしました。
マール・ド・シャンパーニュ!
モエって感じがするんでしょうね。
開け方は私がレストランで見たのは
ラジオペンチの先の曲がったので、金具を
曲げて外していた記憶が有りますが。
私が良く見るのは、口を恐ろしく厚くロウ付けした
のが多いような気がします。
今度、その筋の人に色々と聞いて見ます。
> ラジオペンチの先の曲がったので、金具を
曲げて外していた記憶が有りますが
へぇやっぱりその手のヤツで開けてましたか。
> 私が良く見るのは、口を恐ろしく厚くロウ付けした
のが多いような気がします。
そうするとどれもかなり密封にこだわってるってことですか。
なんでマールだけそこまで気合いれて封をするんでしょうね。