正確には飲んで帰りたかったというより、すごーくご無沙汰してたBARに寄って大将が元気にやってるか様子を見ようという感じでした。
そのBARまで行ってみたんですが、残念ながら店は閉まってました。一応、看板はあったから店はまだ”ある”ようでした。
そうして、一度飲みモードにスイッチが入るとそのまま帰る気にならず、どっか一軒だけ行こうかと歩き出しました。
心斎橋方面に行って、適当にブラブラ。
一軒目の店は、戸を開けた瞬間全くダメそうだったのですぐにそのまま逃げ出しました。
そして、変な名前に視線が引っかかって、ある一軒のバーに行きました。
その名前は「OX」。
入ってマスターに名前の由来を尋ねると、「ビルの名前です。」とのこと。
マスター曰く、名前なんかどうでも良かったんで、ビルの名前をそのまま付けたんやそうです。
珍しいですねえ。普通バーのマスターなんかは、自分の店の名前にこだわりそうやのに、そこまであっさりしてると逆に好感を持ちました。
一杯目は、マルガリータ、残念ながら瓶詰めのライムジュースをちょっと使ってるようでした。生ライムでなくてもええんで、せめてちゃんとしたレモンくらいは使って欲しかったですね。
一杯目はそんなんで、今イチでしたが、店としては良かったです。
まず大将がアナログレコード好きの人で、80年代半ば位までのレコードが2000枚以上ありました。
洋楽をけっこう幅広く集めてはるようで、色々リクエストに応じてかけて貰いました。
*客がうち2人だけだったんで。
ビートルズのレコードも何枚かあって、聞いてみるとCDと違って味がありましたね。
洋楽好きの嫁さんは、かなりご機嫌やったようです。
突き出しに生のオリーブを仕入れて自分で漬けたというヤツや、マスカルポーネチーズにチョイと蜂蜜を落としたカナッペみたいなモンも出してくれました。
飛び込みの店で、何か自分が楽しめる部分があると嬉しいですね。
マルガリータ以外は、お酒も文句はなかったですし。
<参考>
・BAR「OX」
住所:大阪市中央区東心斎橋2−5−30
オックス周防町ビル2F
電話:06−6213−3227
営業:平日7:00PM〜3:00AM
金土7:00PM〜4:00AM
日祝6:00PM〜0:00AM
定休:年中無休