2005年06月23日

外食できなくなった訳

昨日は、食前にジントニをゆっくり飲ってました。

携帯から上げて小ネタに書きましたが、嫁さんの晩メシがいらんかったんで、外食したいとこでした。

姪っ子が最近顔見知りをするようになったのか、おもりしてる間中ぐずりまくり。

泣かれ慣れてないからぐったりでした。

おまけに昼間は姪っ子のトコに出かけるまでカレーを再度煮込んでて、晩メシの用意もなし。

外で適当に食べようかなぁと思いながら姪っ子の家を出ました。

帰り道に前を通るんで、行きつけの酒屋「リカパー」に寄りました。

あくまでも必要な酒の「補充」だけと決めてました。

補充したかったのはドライ・シェリー。

スペイン料理屋ゴッコでシェリーを固め飲みしたり、ちょこっと料理しながら食前に飲んだりでいつもより早くカラにしてました。


夏の暑い日の夕方に、よう冷やしたシェリーを冷凍庫で凍らせたグラスに入れて「クイッ」てのが好きです。

飲みたくなることが多いのに、しばらく切らしてたんで、やっと補充に行ったわけです。
目的はそれ一本でしたが、一応店内のチェックもしとかんとアキませんよねぇ。

どんな掘り出し物があるか分かりませんし。


今回、一本目に止まったのは、「青酎」。

これは伊豆諸島の青ヶ島(東京都)で何軒かで小規模に作ってる焼酎やそうです。

先日ishさんとお会いした時にishさんがこの酒のことを言うてはりました。

酒屋で実物を見るとボトルには見覚えがあるような気もしました。

飲んだことはないと思いますが・・・。

最近顔を覚えてくれてる大将としゃべってると、最近なんかのテレビで紹介されてまた一段と手に入りにくいとか。

次いつ入るかは、分からんってことでした。



そう聞いたら、やっぱり買いたくなりますよね。

値段は3500〜600円やったと思いますが、720mlの焼酎にはちょいと高すぎました。

大将曰く、「ワンクッション入ってるからちょっと高いねん」ってことでした。
 *ワンクッション:卸が普通より1軒多く咬んでるって意味です。

焼酎はあんまりコレクションしてないんで、なんとかギリギリで我慢。

 *青酎の珍しさについて書いてる記事を見つけました。
  酒販サイトですが、興味のある方は、コチラからどうぞ。



今回買ったのは、菊之露の5年古酒の一升瓶。

沖縄旅行から帰ってすぐに家の古酒甕を開けて、菊之露を味見しました。
その時に飲んだ分の補充が出来てなかったし、普段飲み用の古酒(菊之露)が切れてました。

720ml入りやとなんかすぐなくなりそうやから一升瓶で買おうと思ってたのがあったんでとりあえず、仕次ぎ兼普段飲みに買いました。

これが1本2890円。

私が甕を買った沖縄の泡盛サイトでは500円ほど安いんですが、送料を考えると本数を買わんと損やから今回はこの値段で手を打ちました。

一升瓶は高いトコに置いてあったから、店の人に取って貰うと大将がその横にあるヤツを指さして

「これはお買い得ですよぅ〜」ってな悪魔の囁き。


「玉の露」は、石垣島の泡盛ですでに終売品。

泡盛らしい泡盛でがっしりとした味、度数もきっちり43度あるから古酒に向いてる。

荒いくらいの味が古酒になるとグッと良うなると。

8年古酒やけど、瓶詰めから2〜3年は経ってるから最低でも10年モンやと。

さらに、悪いことに(嬉しいことに?)値段の方が意外とこなれてるんですわ。

1升瓶で3654円。

さっきの青酎は完全にマニア向けな値付けやけどこっちはかなり割安に感じました。




衝動買いしてしまった泡盛の古酒「玉の露」買っちゃいました。(^ ^;)

菊之露はあくまでも補充用やから一応OK。

「玉の露」は久々のコレクションでしょうか。



衝動買いですねぇ。

青酎はなんとか我慢したのに、第2波の攻撃にはあっさり陥落。

この「玉の露」は、先ほど写真だけ撮って、1回の押入に直行させました。

私の手持ちじゃかなり古い方になるんで、コイツは瓶熟成を狙おうと思います。

この記事にはしましたが、「玉の露」の存在は明日から忘れることにします。

目標は大きく20年古酒ってことに。なんとか10年は我慢したいです。

 *玉の露(玉那覇酒造所):公式サイト


ところで、大将としゃべってて、泡波はウマイ酒やということで意見が一致。

泡波を作ってる人は、出来が気に入らんと釜?をひっくり返してしまうほどこだわってるそうです。

新酒で飲んでもウマイって思えるのには理由があるんですねぇ。

店にも一升瓶を何本かおいてはりますが、2万だかのプレミアム付き。

これは大将が沖縄の家庭の押入に眠ってたのを買い付けてきたそうです。

泡波には好感を持ってる大将でしたが、「春雨」は気にいらんそうです。

なんでも最近は春雨を作ってる会社がかなり嫌な商売のやり方になってるそうです。

地元には全然出さんと、高値がつく本土にばっかり出荷してるとか。

関西の泡盛イベントに社長がよく来るけど、大した量の製品も出さんで平気な顔やと。

酒屋の大将はえらく気分を害してはるようでした。


人気が出ても、商売のやり方を変えるんは感心しませんわ。

春雨自体はウマイ印象がありますが、今回の話でガクッと株を下げた気がします。




補充とはいえ予定外の菊之露に加えて、衝動買いで玉の露まで買ってしまい、外で食べるんは流石にマズイと思ったわけです。

酒屋からスーパーに直行して、ちゃんと家で食べました。




>うちに飲みに来る皆さまへ

 「玉の露」のことは忘れますので、「飲ませて」ってのはナシですよ。
 
 

posted by えて吉 at 16:11| 大阪 ☁| Comment(3) | TrackBack(0) | アルコール全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
青酎に遭遇されましたか。
馴染みの酒屋さんが悪いわけではないと思うのですが、確かにその値段ではちょっと手が出しにくいですね。森伊蔵といい越の寒梅といい、この手のものにプレミアがつくのはある程度しょうがないのかもしれませんが、それに乗ってしまうのもちょっと考え物ですよね。
えて吉さんご存知の某blogでも、青酎飲めるとこが最近1軒紹介されてましたが、そのうち行ってみましょうか。
Posted by ish at 2005年06月23日 17:20
ishさんへ

> 青酎に遭遇されましたか。

そうなんですよ。お話を聞いたばかりやから、すごい偶然でしょ。

> 確かにその値段ではちょっと手が出しにくいですね。

焼酎は好きですが、この量で珍しいってだけで買うにはわずかに高い気が。

2000円台やったら買うてたと思います。

> それに乗ってしまうのもちょっと考え物ですよね。

多少、割高になる程度はしゃあないでしょうね。

私は基本的にプレミアム付きって嫌いなんで、倍以上やったら買わんと思いますわ。

> えて吉さんご存知の某blogでも

アレ、どこでしたっけ?

> 青酎飲めるとこが最近1軒紹介されてましたが、そのうち行ってみましょうか。

いいですね。
いつでも参上しますんでお声を掛けてくださいませ。
Posted by えて吉 at 2005年06月23日 17:38
ishさんへ

あっ、分かりました。某ブログ。

場所的にも行きやすそうですね。

Posted by えて吉 at 2005年06月23日 17:41
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