ほとんど毎日食べてるうどんですが、珍しいヤツが手に入ったのでネタにしておきます。
お盆の時期に職場に出てた嫁さんが、”いつもうたか忘れたけど・・・”なんていいながら持って帰ってきた数々の貰いモン。
その中に入って乾麺が今回のうどんです。
「仁比山(にいやま)うどん」です。
”仁比山”ってブランドは初めて聞ききました。
どうも佐賀県の神崎町ってトコの地名のようです。
せっかくの貰いモンやのに、大ボケな嫁さんのせいで既に賞味期限は切れてました。(^ ^;)
まあ、乾麺やからええやろうと思ってますが・・・。
ちょいと調べると、うどんのブランドとしては”神崎うどん”ってので通ってるようにも思えました。
ほんで、この神崎ってとこは素麺でも有名なようです。
今回食べたヤツは麺物語本舗っていうメーカーのものです。
リンク先のサイトによると手延べ技術を使って切らないで角型の麺に仕上げてるとありました。
素麺作りが根付いててその応用でうどんを作ってはるんでしょうかねぇ・・・。
初回はざるうどんで食べました。
半田素麺かと思うほど細いうどんですね。
細いうどんを熱いダシ系に使うお店もありますが、個人的にはこの手の細い麺は冷たいヤツ、とくにザルで食べるのが好みです。
細い麺らしいスッキリしたコシでなかなか美味かったですわ。
今回は小ネタにしようと思ったのに、調べ出すと思ったより時間が掛かってしまいました。
神崎そうめんのメーカー「井上製麺」のサイトでおもしろい一文を発見。
『神埼町史』(神埼町史編さん委員会、神埼町役場、昭和47年、P536)によると、
「幕末から維新にかけて、「仁比山うどんに佐賀下地(煮出汁)、神埼素麺シャキシャキシャキ」というのがあったという。
それは山ろくの良い水と水車製粉で作られたうどんの味、城下町佐賀の味つけ、伝統をもつ神埼素麺の舌ざわりのよさを、たたえたのであろう。」と書かれています。
神崎そうめんにせよ仁比山うどんにせよ、どの程度の範囲まで知名度があるのかは分かりませんが、それぞれの土地の名物って面白いですね。
下手に全国的なブランドになるとコピーモンが出回ったり、昔ながらの作り方が出来なくなったりしがち。
ある程度の規模で留まる方が、昔ながらのちゃんとしたモノを作り続けられるのかもなぁと思ってしまいました。
さて、話が変わってちょいとカロリーだののお話。
”そうめん”って製造工程で油を使うから、意外とカロリーが高いですよね。
同じような手延べやからかもしれませんが、この仁比山うどんもちょいとカロリーが高いですわ。
パッケージの栄養成分表を見ると、100gあたり
エネルギー336kcal、たんぱく質8.8g、脂質2.0g、
炭水化物70.6g、ナトリウム1.6g
だそうです。
一袋180g入りなんで、一人で食うてしまうとかなりなカロリーですなぁ。
あと、ナトリウムが1.6gってことは、食塩換算では約4gやからこれも意外と多め。私はあんまり塩分については気ぃ使こてないですが、塩分を意識してる人には注意が要りますね。
なんせ、麺だけでそんだけやからダシやツユの塩分が加わるとかなりの量になりそうです。
普段食べてるダイエーのPBの冷凍うどんは、1食200gあたりで
エネルギー266kcal、たんぱく質5.4g、脂質0〜2g、
炭水化物58.8g、ナトリウム100〜500mg
やそうです。
*脂質とナトリウムの数値にかなりスゴイ幅があるのはなぜでしょ?
一袋を2人前と考えると、半分食べて1人前90g、ほぼ上の成分表示に近い数値ですわね。
これと較べると冷凍麺とだいぶ違いあるなぁと。
同じうどんでも乾麺と生めん、手延べかそうでないかで大きく違ってくるんですね。
だから麺はいつも小盛り(笑)具だくさんにしたりオカズを何品かつけたりしてるけど、同居人クンは最初の頃物足りなそうにしていました(;^_^A
> スパゲッティも素麺もうどんも一単位(80kcal)22gだから乾麺は見た目より意外とカロリーありますよね。
”一単位(80kcal)”って考え方があるんですね。
私はなんにもちゃんと勉強したことないので、初めて聞きました。
> だから麺はいつも小盛り(笑)具だくさんにしたりオカズを何品かつけたりしてるけど、
麺ってズルズルっと一気にたくさん食べられるんでカロリーは摂りすぎやすいかもしれませんね。
これからは気をつけなければ。
素麺にツユ、その上掻揚げ…。
…反省します。
饂飩と言うと私がガキの頃、長崎の親戚が送ってくれた
「両端の太さが違う島原饂飩」
が、とても印象的で、未だに探し回ってるのですが、どなたかご存じないでしょうか?
やはりラーメンにしてもうどんにしてもお汁を飲み干すのが塩分的にはよくないようです。
> 麺モノのカロリーや塩分、気にしたことがありませんでした!
私はカロリーは少し意識したことありますが、塩分は・・・。(^ ^;)
> 「両端の太さが違う島原饂飩」
やっぱり太さが違うってところがポイントなんでしょうか。
私は全く知らないですが、思い出の一品?見つかるといいですね。
> ゆでてから良く水で洗えばほとんど塩分は残りません。
そうやったんですか。てっきりそのまま残ると思ってました。
教えて頂き、ありがとうございます。
> 茹でたあとの塩分も併記した製品もあります。
茹でる前しか書いてない商品は(私みたいなヤツに)
誤解を受けてそうですね。
> お汁を飲み干すのが塩分的にはよくないようです。
ほとんどお汁を飲み干してるんで、塩分を控えようと思うと
かなりキツそうです。