2006年08月01日

最近のお気に入り「だるま寿司」@昭和町

最近ごっつぅ気に入ってる寿司屋のことを書いてみます。

地元の駅前(御堂筋線昭和町駅)にある「だるま寿司」というんですが、行き始めてまだ1年も経ってないかと思います。

店のことは4〜5年前から気になってたんです。

でもなかなか店に足を踏み入れる勇気がないまま時間が経ってました。

私は割と知らん店に飛び込みで入るのが好きな方です。

店構えなんかからピンと来るモンある店になんの情報もなく入るのが楽しいです。

特に旅先では、極力ガイドに頼らんと自分の鼻を頼りに開拓してます。

飲食店で一人で飲み食いするのも平気なんですが、そんな私が唯一尻込みするのが”寿司屋”。

まず寿司屋って同じモノを食べても値段の差が激しすぎるような気がするんです。

冷凍か、養殖物か天然物か、一流の産地かどうかで例えばエビ一つ取っても10倍くらいの開きが出る気がします。

雑誌なんかでは盛り合わせの値段が出てたりしますが、これがまたさっぱり当てにならん。

上にぎりが3000円の店2軒を較べても、カウンターでアテ1〜2品と握りを適当に何品か握ってもらうと、すごい差が出る可能性があるように思います。

バーなんかでも多少似た部分はあるんですが、個人的には寿司屋の方がもっと”怖いトコ”のイメージがあるんです。





そんな私が勇気を振り絞って(そこまで大袈裟やないですが)この「だるま寿司」に行ってみると、初回はか〜なり怖い店に映りました。(^ ^;)


まずお店はカウンターオンリーで7〜8人も入れば一杯。

そのカウンターの中に立つ大将がまた怖い系の面構え。

若い頃は柔道をかなり本気でやってたそうで、ガタイがまたゴツイ。

そんな大将の立つカウンターの前に、ネタケースなど目に見える食材は一切なし。

カウンターとツライチでまな板だけが見えるスタイル。




寿司屋に対して怖く感じるのが、注文の仕方が悪いと怒られるんちゃうか?バカにされるんちゃうか?ってのも一つ。

例えば、魚の冊を見てもそれが何か分からんかったり、時季ハズレのモンを言うてしまうんちゃうかとか、ネタを選ぶ順序で無知がバレるんちゃうか?なんて思うわけですわ。

私は正直いうて魚のことは全く、じぇ〜んじぇん詳しくないです。
だから余計にそう思うのかもしれませんね。

そんな無知なヤツでも、ネタケースがありゃ指さしで行けるからちょいと安心。




そんなんもない店で大丈夫かぁ〜と思ってると、メニューを見せてくれました。

そのメニューがこんなんですから、一見でしかも寿司屋ビギナーはビビリますわ。



御堂筋線昭和町駅近くの「だるま寿司」のメニュー値段の全く書いてないメニューです。

毎日その日に仕入れたネタで書き換えてはります。




この手の値段もないメニュー、ネタケースなしの店、皆さんは平気ですか?

高級寿司店の記事なんかを読むと、えらく格式張って?こんなんもあるようですが、私みたいなんが行くとこじゃ少ないですよ。

1回目は嫁さんと行ってましたが、かなり用心しましたモン。

まあよく店内を見回すとカウンターの内側の壁の一番上にははめ込みのメニューが並んでました。

端から値段順にネタの名前が並んでるヤツです。実際今はほとんど変えてないと思いますが、そこを見たらムチャではなかったので一応安心。

それでも多少はまだ用心をしながらオーダー開始。

すごく新鮮に感じたのが、既に書いたようにまな板がカウンターの一番上とツライチな点。

大将の仕事ぶりが丸見えなんです。で、その様子を眺めて私は一目惚れ。

体はゴッツイ大将なんですがやりはる仕事が素人目で見ても、冴えてるし丁寧なんですわ。

寿司屋って店によると”勢い”ばっかりで食材の扱いなんかが雑い時がありますよね。

ここの大将、リズム感あるし繊細な仕事しはるんですわ。

食べやすいように細かい包丁を入れたり、握ったモンにちょいと仕上げのひと手間掛けたり。

出てくる寿司もスッキリしててわたし好み。

ネタがデカイばかりなんは苦手なんで、小ぶりでバランスの良さがええなぁと。


怖いかなぁと思った大将なんですけど、しゃべってみたらごっつぅ愛想ええし気のええ人でした。

聞けば魚のことなんかも教えてくれるし、それ以外のアホ話にも乗ってくれるし。

魚に詳しくないのを隠さんと色々聞いてると、ネタに対するコダワリもかなりモンでした。

ええネタが仕入れられた時の話を嬉しそうにしはるのを聞くと、ホンマの職人なんやなぁとも感心してしまいました。

職人ってのはやっぱり金儲けの前に自分の仕事への満足感を大事にしはりますよね。

そういう人が嬉しそうに「今日のコレコレは、旨いでぇ〜」なんて言うと食べてるこっちも余計に旨く感じますわ。


初回に行ったときは私はかなり用心して高そうなモンを除けて頼みました。

ところが、嫁さんは後半になって暴走。
トロに車エビのおどりってなナンボ取られるか分からんモンを言いやがったんですわ。

初回ってことで、ちゃんとたっぷりの現ナマを握って行ってましたが、横で見てると気がきやなかったですわ。

でもお勘定は意外と安かったんです。
2人でそれなりに飲み食いして15000円は行かんかったかと。

うちは小食ですが、食べたもんの質とレベルから見たら2万くらいは覚悟してましたもん。

その後何回か一人でもいってますが、私がまずアテ1品とビール、日本酒を3合ほどと寿司を食べて8000円までですかね。

上に写真を載せたメニューは一番最近に行ったときですが、この日はノドグロの塩焼きがあったんです。

ノドグロは高級魚のイメージがあるから、カッコを気にせんとナンボって聞いたら、半身で2000円ほどでした。

私にはちょいと贅沢なアテでしたが、この日はノドグロを行ってしまいました。
そのせいでいつもよりちょっぴり掛かったかもしれませんが、それでも1万は行きませんでした。

だるま寿司は大将が一人でやってはることもあって、寿司以外のツマミはそんなに多くないです。

その分、あんまり食べ過ぎてないのかもしれませんね。

安い回らん寿司屋と較べると僅かには高いかもしれませんが、今まで行った数少ない高い店と較べてもここの満足度は高いですねぇ。

コストパフォーマンスのバランスで行けば、私には大満足です。

お勘定をすると毎回”(満足度と較べたら)安かったなぁ”と思ってます。



最近は一人で落ち着いてじっくりと飲み食いしたい時には、以前から行ってる割烹かこのだるま寿司にすることが多いですね。

天王寺から昭和町まで一駅ですので、大阪の南部で飲み食いしはる人にはオススメしときます。



寿司をつまみだすとカメラを撮ったりしたくないんで、料理の写真はナシです。

興味が出た人は、ぜひいっぺんお店に行ってみてくださいね。




昭和町の「だるま寿司」の店構え*「だるま寿司」:参考ウェブサイト

住所:大阪市阿倍野区阪南町1−46−26
電話:06−6621−1846
営業:17:00〜1:00AM
定休:日曜


 *店構えもちょいと入りにくいですかねぇ・・・・。


posted by えて吉 at 12:50| 大阪 ☁| Comment(8) | TrackBack(0) | 食べ歩き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
やっぱり寿司屋ってちょっと勇気いりますよね(;^_^A
昔、気張って給料日の度にいろんな寿司屋に(修行のつもりで(笑))食べにいっていた時期がありました。
初回は「握り一人前とビール(もしくはお酒)1本」これだとそう無茶な値段にならないしそのお店の雰囲気も判るし。それで気に入ったら二回目は「お酒とおまかせで何品か」を頼んでいました。
2年間くらいいろいろな店に行ってみて、かなり勉強になりました。
そういえばそうして行ってみた店の半分以上はネタケースがなかったです。仕事した魚はタネ箱に並べて仕舞っていました。一度どこぞの店で聞いたときは氷を使った冷蔵庫に仕舞っているという話でした。
Posted by nyanko at 2006年08月01日 14:35
nyankoさんへ

> やっぱり寿司屋ってちょっと勇気いりますよね(;^_^A

そうですよねやっぱり少し警戒せんとあきませんよね。(^^)

> 初回は「握り一人前とビール(もしくはお酒)1本」これだとそう無茶な値段にならないしそのお店の雰囲気も判るし。

ちゃんと考えてはりますねぇ。

私は店に行くとなるとその手のセーブが苦手でして・・・。
ついつい好き勝手に注文してしまうんですよねぇ。

> 2年間くらいいろいろな店に行ってみて、かなり勉強になりました。

nyankoさんはいろいろお詳しいですモンね。

> そういえばそうして行ってみた店の半分以上はネタケースがなかったです。

ちゃんとした店ばっかり回ってはったんですねぇ。
その手の店はなかなかチャンスがないですわ。
Posted by えて吉 at 2006年08月02日 10:52
品書きを見ただけでもいいお店っぽい雰囲気が伝わってきますね。家の近くにほどほどの寿司屋があるというのは嬉しいことです。僕も最近見つけたのですが、気づいてから入るまでだいぶ時間がかかりました。下町だからそんなに高くないやろと思いつつ、やっぱり寿司屋はビビる。初めての時は、半分ぼったくり?覚悟ですもんね。

僕は寿司屋では寿司を食べたいってタイプで、あまりツマミは頼みません。その上、握ってもらったらすぐ食べたいorすぐ食べないともったいないというタイプなので、友人と行っても「お前と寿司屋に来るとせからしい」と嫌がられるんですよ(笑) 他人がゆっくりつまみながら飲んでても、僕としては全然気にならないんですけどねえ。
Posted by ish at 2006年08月02日 16:23
ishさんへ

> 品書きを見ただけでもいいお店っぽい雰囲気が伝わってきますね。

高級店っぽい店ではないんですが、かなり気に入ってます。

> やっぱり寿司屋はビビる。初めての時は、半分ぼったくり?覚悟ですもんね。

やっぱそうですよね。
ボラれてもええ覚悟と現金がないと入りにくいです。

> あまりツマミは頼みません。

へぇ〜そうなんですか。私は日によって変わります。
ツマミで飲み中心の時と、がっつり寿司を食べまくる日と。

> その上、握ってもらったらすぐ食べたいorすぐ食べないともったいないというタイプなので、

それは分かります。
おまかせで握ってもらうと競争のように食べてあっという間に終わってしまいます。

カクテルもそうですが、出た瞬間から値打ちが下がり始めるように思うんで・・・。

寿司と寿司の間(あいだ)に間(ま)を取るためにも私にはアテがええのかもしれないです。
Posted by えて吉 at 2006年08月02日 23:59
はじめまして。
このお店、つい一ヶ月前ぐらいにお邪魔しました。
確かにお寿司・魚に関しては文句のつけようがない。
「繊細にして端正」とはあまから手帖掲載時のフレーズですがその通りだと思います。

ただ、余りにも身内(常連)で持っているというか、身内盛り上がりの乗りが気になりました。
大将に聞けば「常連だけきてくれたらええ。その常連を作ったのも俺や。だからそれでええんや。」とはっきりといってました。
38歳でよくもそこまで膨れ上がったなとちょっとあきれてしまいました。

私はその常連さんに連れられていったのですが、お任せでお願いしていたようで、出す握りのネタの名前も何もいわずにとんとんとおいて行くだけの無愛想さもなんだかなぁと。

もう一つ残念だったのは大将が途中から板場で客の前でタバコを吸いだしたことです。
実は私もその常連さんも吸っていたのですが、もちろん他のお客さんで吸わない人もいたし、まだ注文の途中の人もいたはずです。

「あ〜あ、やっちゃった!」って思いました。

まあ懐の暖かい先生族の常連さんが多いようなのでこれからの店の経営に困ることはないでしょうけどね。

やんちゃな風貌でずいぶんと悪運たらしこめている風情が最後まで気になりました。

長々と乱文失礼いたしました。
Posted by パンプ at 2006年08月18日 02:02
パンプさんへ

はじめまして。

常連さんと行かれても、料理以外ではあまりいい印象を受けはれへんかったようですね。

こちらのお店はたしかに常連さんは多いですね。

私自身は常連だけで固めてる店は苦手ですが、ここで常連さんと一緒になってもさほど悪い印象はなかったですよ。

私は出来るだけ口開け直後に行くようにしてるので、
その時に大将とサシやとだいぶ雰囲気は違います。

> 出す握りのネタの名前も何もいわずにとんとんとおいて行くだけの無愛想さもなんだかなぁと。

このへんは一緒に行かれた常連さんとの以前からのやり方があるのかもしれませんね。

私は自分が分からなければ平気で毎回”これなんでっか?って聞いてます。

和食に限らず職人さんって、コチラからコミュニケーション取れるようになるまで取っつきにくい人も多い気がします。

店を無理に庇う気は全くないですが、私には色んな部分を込みにしても値打ちのある店なんですよねぇ。

こんな風に同じ店に行っても、人によって合う合わないってあるのが不思議でもあり面白くもあります。
Posted by えて吉 at 2006年08月18日 02:39
えて吉さん。
レスありがとうございます。

>私は自分が分からなければ平気で毎回”これなんでっか?って聞いてます。

ええ、私も聞きました。
もちろん普通に答えてはりましたけど。

ただ、板場で仕事中に何本も煙草をすうのはやはりいかがなものかと。
Posted by パンプ at 2006年08月18日 09:16
パンプさんへ

タバコについては、たしかに褒められたことではないのかもしれませんね。

私にもタバコ以外のもっと些細なことでも気になるお店があります。

そんな理由で行かなくなったお店も多いです。

人とのつき合いにも言えると思いますが、「許せる」かどうかは
相手をどれだけ認めてるかにもよりますよね。(^ ^;)

パンプさんとこのお店には縁がなかったようで残念です。
Posted by えて吉 at 2006年08月18日 09:59
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。