2006年07月28日

夏といえば”自由研究”

夏バテはせん方ですが、料理するのがどんどんツラくなってきております。

鶏めしをやった日も、スープを取るのにけっこう火の前に立つ時間が長くてバテそうでした。

次の日(26日)は残りモンがあったからあんまり手を掛けんでも用意出来るやろうと踏んでました。

メインの肉モノは残ってた蒸し鶏があったんで楽やろうと思ってました。

その他は前日に買うたけど、暑さで料理を断念した野菜中心にすることに。

おかげで買いモンは切らしてた薬味?的な野菜だけですみました。




なんとなく楽できると思ったら、ふと実験欲が湧いてきました。

このおかげで痛い目に遭うんですけどね・・・。



発端は鶏の手羽元スープ。

前日に鶏メシを炊くのに使ったスープに水を加えてさらにコトコト炊きました。

まだ手羽元からはスープが出切ってない気がしたからなんです。

何時間か炊いてスープは一応OKとしました。

スープの中の手羽元を引き上げると、身は箸で触れるだけで骨から外れる状態。

”ダシがら”やとは思いつつももったいなくて捨てられず、7本の手羽元から身だけほぐして集めました。


ほぐしてるとナンコツ部分が柔らかくなってるのに気付きました。


 ”ナンコツ→プルプル→煮凝り”


という連想が起こりました。



子供の頃の”これをああやったらどうやろ?”って思いつきと全く同じレベルで実験開始。

ナンコツだけ取って、少量のスープと小鍋でグツグツと更に煮込んでみました。

つきっきりで小一時間ほど煮込んで、紹興酒、醤油などで味付け。

冷蔵庫で冷やしてたんじゃ、結果が分かるまで時間が掛かりすぎ。

イラチな私は大きさの違うボールを用意して、大きい方にたっぷりの氷と水。

小さい方のボールに煮込んだ液体だけをいれて、湯煎の氷バージョンで冷やしにかかりました。

早いこと冷えるようにスプーンで汁をクルクル混ぜてやってる時の心情は正に自由研究。



結果は、といいますと・・・


かなり冷たくなりましたが、全く固まらず。



考えたら当たり前なんです。

前日に一旦スープを取って、半分になったヤツを冷蔵庫で保存してました。

それを取り出した時点でプルプル感ほとんどなし。

そこに倍量の水を足して2時間以上炊いてますわ。なんぼなんでもプルプル成分も出切ってるでしょ。
柔らかくなったナンコツ部をちょいと炊いてもじぇんじぇんあきませんわ。



固まらなかった液体を前に、妙に冷静でした。


 「そら無理やわなぁ」


と、足元でだるそうに伸びてる越後屋に話しかけました。

越後屋がこっちを見上げた時に、私をバカにしてるように見えたのも当然です。





で、これでやめとけば良かったんです。



ところが実験モードの私は、煮凝りはアウトやったけど、汁をほるのはもったいないと悪あがき。

ここ1年ほどいつかやってみたると思ってことに挑戦することに。

家にはなかったのでわざわざ買いモンに出ました。


買うて来たのは”ゼラチン”。

ゼラチンってものの存在は知ってましたが、お菓子類を作らんこともあって使った経験はナシ。

自然な煮凝りを諦めてゼラチンで固めることに。

箱を読むと、熱湯で溶かして冷めた材料に加えるか、材料が熱かったら直接振り入れろと。

液体はすでに適当だと思う味に味付け済み。

味が変わるのがイヤやったんで、そいつを再度鍋に戻して加熱。
そこにゼラチンを加えました。

そしてまた結果を急ぐあまり氷水に当ててマゼマゼ。

とりあえず固まりそうなのが分かったので、本来の料理を開始。

ほぐした手羽元の肉を更に細かくして小さなタッパに並べました。

そこに煮汁?をほぐした肉のツライチまで入れました。


オッサレーな断面を想像しながら、真ん中にオクラを置いてみました。

オクラの高さまで汁を足して冷蔵庫へ。




しばらく待ってる間に他の料理。



ある程度固まったところで、その上に刻んだ山芋をならべて更に液を足しました。

自分としてはちゃんとした層を作るために段階を踏んで固める作戦に出たわけですわ。





ちまちまと工作をやるような作業を踏まえて2時間後。




いよいよお待ちかねの”でぃなータイム”。


ゼリー寄せを乗せる皿はキンキンに冷やしときました。

タッパからまな板に取り出すのはなんとか成功。




包丁を入れると、その瞬間に分かりました。






クソ暑いさなか、なんべんも小鍋を火に掛けたりしてやった自由研究。







結果は、まったくの大ハズレでした。





ゼラチンの固まり具合が弱くて、包丁を入れようとした途端にグチャグチャになりました。

見るも無惨なネチョネチョの固まりなりました。

真ん中のオクラが意外と切るのに力が要ったのもネックでしたが、想像してた”キラッと輝くような断面の前菜”ではなく、得体の知れんネバネバが出来ました。



久々に見事なまでの徒労感に襲われました。(^ ^;)







痛い前菜抜きの晩メシはこんな感じでした。







かなり野菜が食べられた晩メシ・蒸し鶏と野菜
・ゴーヤーのスライス
・茄子のおろしポン酢
・タコとアスパラ
・茹でたモロヘイヤとシメジ



自由研究の合間に、アスパラ、シメジ、モロヘイヤを茹でました。

煮炊きものでクソ暑いだいころで、一枚一枚モロヘイヤの葉っぱを茎からちぎってるとちょいと気持ち悪くなりました。

家の中で熱中症ってのもありうるそうなので、慌てて水風呂へ。

しばらく冷たい風呂に浸かって、溶けかけておのれの脳みそを冷やし固めてやりました。


ネバネバモン好きで、モロヘイヤが200円以下になったらつい手を出しますが、毎回葉っぱちぎりが面倒ですわ。

暑かったせいもあって、ごっつぅ辛気くさかったですね。



全部冷たいモンってのはかなんので、茄子だけフライパンで油を使って焼きました。

一部の皮をピーラーで剥いて蒸し焼き風にして、たっぷりの大根おろしと、大葉、青ネギで食べました。

タコとアスパラは韓国風のタレでも作ろうと思ってましたが、エネルギー切れ。
ドレッシングで誤魔化しました。

失敗したゼリー寄せは小鉢に入れてグチャグチャにして食べました。

あまりに見た目が汚いので写真には入れませんでした。






自由研究のメインは大失敗でしたが、一つだけ救いがありました。





唯一まともな見映えになったゼリー寄せそれがこのグラスでやったバージョン。

昨日のヒゲのマスターネタで使ったヤツです。

ネタではバーっぽく見せるために暗くしてるんで再度乗せておきます。


こっちは山芋なしで、ほぐした鶏と刻んだオクラ、飾りにトマトをちょいと乗せてます。
角形にしてカットするのは無理っぽいですが、このグラス方式やったらなんとか見映えはマシになりそうです。

今回は事前に考えてなかったで彩りはイマイチですが、液の部分をもっと淡い色にして彩りのええ野菜なんかを使えばええかと。

宴会の突き出しには、ちょいとばかりオサレーなモンが出来るかも知れません。

揃いのグラスがないんで、人数分のグラスを用意するところから始めんとあきませんけどね。




実験自体は、大失敗でしたがこの日はホンマにガキの頃のワクワク感がありました。

頭に輝かしい成功を思い描きながら、思いつきでトライをするって大好きでした。

結果よりそこに至る工程にこそ楽しみがある気がします。
posted by えて吉 at 08:18| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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