2006年07月27日

アンティークグラスで「スキャパ12年」

ちょいと印象に残ったことがあったのでたまにはバーのネタも書かせて下さいね。

久々に寄ったお店ですが、まず頼んだのはジントニック。

食事は済ませてましたがクソ暑いこともあって、一杯目は軽いやつにしときました。

うちのブログを読んでくれてるマスターから東京旅行で行ったバーのことを聞かれて、実名を出しながらしばらくその店のことを喋ってました。

17日に1歳オッサンになった話になって”おめでとうございます”との言葉も貰いました。

なんじゃかんじゃしゃべってる間にジントニが空いたので、次はガツンとしたもんを行くことに。



アードベックなんかはうちにもボトルがありますが、アイラのウィスキーって言うと、個性的ってイメージですよね。

ヨーチンみたいに臭っさいていうか、最初飲んだときは”これが高いウィスキーなんか?”って思いました。

ここんとこはそんな”クセが強い”ってイメージのアイラモルトを飲んでますが、今回は敢えて違う方向のモンを頼むことにしました。



銘柄は知らんのでマスターに任せるとして


 「アイラ系の中で一番個性の薄いヤツ」
 

ってな、ちょいと矛盾したオーダーをしてみたんです。





それで出てきたのがこのお酒です。



アイラを頼んだつもりがアイランズの「スキャパ(Scapa)12年」が出てましたアイラを頼んだつもりでしたが出たのは「スキャパ12年(Scapa 12y)」。

その時はアイラにしたら飲みやすくてへぇ〜って思いながら飲んだんですが、さっき調べるとアイラではなくアイランズでした。


アイラに個性の薄いヤツなんかないからでしょうか、マスターが聞き間違えたようです。
飲んでるときもボトルを眺めてもアイラ(ISLAY)の文字がないからアレっ?とは思ってたんです。

アイラの代わり?に、”オークニーモルト(ORKNEY MALT)”と書いてあって気にはなってました。

調べてみると”アイランズ”系として分類されるシングルモルトウィスキーで、オークニー島で作られるようです。

ブレンデッドウィスキーで有名なバランタインにも使われてるそうです。

写真ではえらく濃い色ですが実物はもっと淡い色です。





今回ネタにしようと思ったのは、この酒よりグラスの方なんです。

マスターが他の人から貰ったものやそうで、1900年頃に作られたアンティークグラスなんやそうです。

ドームのグラスって言うてはったんで、これまた後で調べるとドームとは”ドーム兄弟(Daum Frères)”の作ったドーム工房のことみたいですね。

私はてっきりどっかのグラスメーカーの”ドーム”っていうシリーズかグラスの形状のことかと思ってました。

 *ドーム兄弟については、ウィキペディアのこのページこのサイトに解説がありました。

私は美術だの西洋アンティークだのに無知なんですが、リンク先の作品をみるとガレのヤツかと思ってしまいました。

アールヌーボーッちゅうんですか?あの手のヤツで頭に浮かぶのがガレだけって訳ですが・・・。

すりガラスみたいなトコに草なんかの模様がある美術品っぽいのが出てますが、こんなグラスも作ってたんでしょうか・・・。



まあ、出どころはどうでもええとして、100年以上前のモンと聞いてしげしげと観察してしまいました。

たしかに現代のガラスと違って所々微妙に歪みがあったり、気泡とは言わんけどガラス自体にちょいとしたキズみたいなモンもありました。



大阪人やから当然

「コレってめちゃ高いんちゃいます?」って聞くと、



「貰いもんやから分からんけど、高いモンちゃうって言いながら渡されましたよ」



とのお言葉。



こんなアンティークのグラスをプレゼントするなんて、なかなか渋いですねぇ。

うちの嫁さんは9月が誕生日なんですが、こんなカッチョええプレゼントはよう用意せんなぁなんてことを喋ってました。


そうそう上の写真のスキャパを飲み始めてすぐにマスターから


 「サービスです」


って言われて出てきたつきだしも面白かったのでパチリと撮ってきました。



つき出しに出た鶏とオクラのゼリー寄せ鶏とオクラのゼリー寄せでした。

ちょいと濃いめの味のプルプル部分がええ食感でした。
上に乗ってる赤いのはトマトのようでした。

写真はかなり全体が暗くなってます。
実物はもうちょっと綺麗でした。





マスターは

「単なる”煮凝り”やと思うてください」

なんて言うてはりました。


でも、グラス1個1個に盛り付けて冷やしてるんでしょうね。けっこうな手間に感じました。

この手のゼラチンで固めたモンって、夏場には涼しげで面白いですね。



この日はクルクルパーになる前にサクッと飲んでお店をでました。










<命令>


今回のネタは嫁さんからの”命令”があって記事にしました。


「いっつもアタシが悪者役なんやから、たまには褒める記事書きぃやぁ〜」


と、しばらくプレッシャーを掛けられてました。


嫁さんは職場で私のブログをチェックしてるんですが、ここんとこ帰るたびに



「まだネタにしてないやんか! 早よ書いてや」


って言われてました。



この前の誕生日に嫁さんから貰ったのがこの記事に登場させたアンティークグラスなんです。

東京旅行中に寄ったバーで飲んでていきなりプレゼントされてビックリしました。

旅行自体が誕生日のプレゼントやと思ってたんで、それと別にこんなモンを貰えるとは想像もしてませんでした。

買うたのはドーム兄弟のリンク先でもある京都美商(HP)ってとこやそうです。

そこがそごう心斎橋本店の11階に出してる「Belle Royal (ベル・ロワイヤル)」ってアンティークバカラの店で買うたそうですわ。

だいぶ前に嫁さんと一緒に行って私が大興奮してたのを覚えてて、そこでチョイスしたそうです。

そのままグラスの紹介じゃーおもろないかと思って、久々にヒゲのマスターネタのバー版にしてみました。(^^)

ネタにせぇと迫ってくるあたり、嫁さんらしいですが、このプレゼントは文字通りサプライズだったので感謝です。

このグラスは一応ウイスキー用らしいですが、私はシェリーを入れたりもしています。

気に入ったモンはせぇだい使うたる方が、グラスも喜ぶでしょうからね。




(嫁さんへ業務連絡)

 「ええプレゼント、おおきに」


 「オレはネタないから、欲しがってるDVDを注文しといたし」


 「お前の誕生日にはこんな凝ったモン期待せんといてやー」



<後日 変更>

*<命令>以下を当初”続く”にしてましたが、そのまま読めるように変更。
posted by えて吉 at 10:17| 大阪 ☁| Comment(4) | TrackBack(0) | なんでもあり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
だいぶ以前、博多によく出張していた頃の行きつけバーのマスターにスキャパを教えてもらって以来、なんとなく親しみがあって時々飲みます。
ええかげんな性格なんであんまり名前を覚えないんですが、この酒に関しては変な名前なんで(何故か酢キャパと連想)、よう憶えてるんでしょうね。

しかし、いくら使ってナンボとはいえ、こんなグラス、よう平然と出しますねえ。
Posted by ish at 2006年07月27日 17:14
…とコメントしたら、なんやネタやったんかいっ!
今回はだまされました(^^) やっぱりあんなグラス、普通に出してくるわけないもんなあ。
あんなに小さく右隅に「命令」って書いてても、誰も気づかんわ…

それにしても、相変わらず仲がよろしいようで(^-^)/
Posted by ish at 2006年07月27日 17:20
ishさんへ

> だいぶ以前、博多によく出張していた頃の行きつけバーのマスターにスキャパを教えてもらって以来、なんとなく親しみがあって時々飲みます。

そういう思い出と結びついたお酒っていいですね。
味以外に思い入れがあって飲むってのも一つの飲み方ですもんね。
Posted by えて吉 at 2006年07月27日 17:49
ishさんへ

> 今回はだまされました(^^) やっぱりあんなグラス、普通に出してくるわけないもんなあ。

バンザーイ!!
勘のええishさんを騙せたら大成功ですね。

> あんなに小さく右隅に「命令」って書いてても、誰も気づかんわ…

ちょっと前はタネ明かしなしやったから、それよりはマシでしょ?(^^)

> それにしても、相変わらず仲がよろしいようで(^-^)/

年に1回くらいは喜ばせて貰うてええですよね。
Posted by えて吉 at 2006年07月27日 17:53
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