今回、我が家に遊びに来てくれたのは「新・三十路女の独り言」のHALUさんとその相方さん。
2人とは元々リアルでの知り合いです。
1本前の記事にも書いたんですが、HALUさんは本式な和食の厨房で修業を積んだ元料理人。
なんぼツレでもそんな人間に和食なんか作りたくないって、普通の感覚ですよね?
でも、HALUさんは修業時の影響もあって、刺激物全般がかなり不得意、洋食類もそんなに好きじゃないってお人。
宴会やる以上、出来る限り相手の好きなもんで飲み食いってのが基本ですよね。
和食にした方が、ボロが出て楽しんで貰われへんのんちゃうか?と思いつつ腹をくくりました。
今回の宴会は前日の昼前に決まったんで、かなり急でした。
ただ和食と決めてからは珍しくスムーズに献立が決まりました。
今回のメニューのポイントは、まず2人とも酒飲みなんでちょっとずつ摘めるもんで品数を多くする。
暑くなってきてるから冷たくてサッパリしたもん多めって程度。
まあ品数多くってのは自分が好きやからいつでも目標なんですけどね。
さっそく食べたモノを紹介します。
・切り干し大根
・レンコンのキンピラ(塩と黒ごまで)
・ゴボウのキンピラ
常備菜やけど、付きだしとして食べるのが好きなんで・・・。
ゴボウだけは味付けに「ほんだし」を使こうてるんです。せやからほんまは出さんとくつもりでした。
ところが、3種盛りにしようと思うてたもう一品が盛りにくくて急遽登板。
切り干し大根は、数日前に家用に作ったもんですが、ちゃんと引いたダシで作ってるんでアリかと。
HALUさんから切り干し大根の戻し具合を褒めて貰えました。(^_^)v
レンコンは今回の宴会のために前日に作りました。
先に黒ごまをから煎りして、当たり鉢で当たっておきました。
皮を剥いたレンコンを薄切りにして油を引いたフライパンで炒め、酒とミリンをかけて蒸し焼きに。
味付けはごく少量の薄口に塩。
蓮根は水に晒さずそのまま炒めてます。酒を加えてしばらくするとレンコンの粘り気で自然とトロミがつきました。
仕上げに擂った黒ごまをたっぷり加えて完成。
しっかり冷やしたかったこともあり、
こいつも前日に作っておきました。
焼きなすびっていつも思うんですが、料理の手間の割に食べるのは一瞬。
前日の夜に作ったら割と涼しかったので楽でした。
普段だと夕食で食べるには一番暑い真昼に火の前に張り付くんで辛いんですよねぇ。
この2皿だけでも前日までに仕込みが終わってて、だいぶ当日が楽になりました。
こいつは今回の献立での失敗作。
あっさり目にしようと思って合わせた漬け汁が
タマネギから出た水分で薄くなりました。
かなり酸味を抑えてたんで水っぽい出来に。
私は前菜やお通しでちょこっと南蛮漬けや揚げたモンのマリネが出ると、嬉しいんです。
家庭じゃ普段一口だけのために揚げモンをしようと思わないですよね?
塩焼きなんかにする鯛の切り身2切れ分だけを揚げました。
焼きモン用だったせいか中骨がついてて、仕方なく出刃で身だけに。
軽く塩を振って片栗粉を付けて揚げました。揚げたてを予め合わせてあったお酢へ。
荒熱が取れたら冷蔵庫入れてよく冷やしました。
干しエビとそのダシで炊いたタマネギを入れてます。
彩りに刻んだ枝豆を混ぜてます。
味の割に色が濃くなって自己採点ではけっこう減点。
こいつも意外と手間は掛かる気がします。
まず干しエビは前日の夜から水に浸けておきました。
その戻し汁に、酒、味醂、醤油と砂糖を加えてみじん切りのタマネギを煮てやりました。干しエビは刻んでから一緒に煮てやりました。
皮を剥いてちょっと水にさらしたジャガイモを茹でてから、粉ふきいもに。
熱いうちに粗めに潰したトコへ、煮ておいたタマネギと干しエビだけをすくい取って加えます。
全体を混ぜ合わせたら味見して、薄いようなら少しずつ煮汁を加えます。
今回、煮汁を加えた時は潰れきってないジャガイモはもっと白っぽかったんですが、いつの間にか全体に色が付いてしまいました。
味は自分として辛すぎって訳ではないんですが、こんだけ濃い色はイマイチですね。
そうそう彩りに緑のモンを加えるってのは、そもそもHALUさんの助言。
この和風ポテサラを初めて作った時の記事のコメントで教えて貰ったアイディアです。
*やっぱり初回の方が好みの色です。(T_T)
枝豆は塩で揉んでからたっぷりの湯で茹でて、ザルに上げたら団扇で必死にパタパタ。
中の豆だけ取り出して1個ずつ薄皮を取り、半分に包丁を入れました。
枝豆が小ぶりで一房?に一粒しか入ってないものが多く、意外と邪魔くさかったですわ。
この料理を盛り付けた小鉢だけは冷やして置けたんですが、冷たいもんを食べて貰う時は極力すべての器を冷やしときたいもんです。
カリカリに焼いた薄揚げと水菜のサラダです。
もうすぐうちに着くって連絡をもらってから網焼きした薄揚げを
細めに刻んだだけです。
タレも市販のポン酢で手抜き。
水菜は直前に切ってから氷水の中に放してパリッとさせてます。
全体通してあんまり肉類を使わずに野菜中心にしましたが、やっぱり生野菜もある方が好みです。
ここまで料理して私も席についてしばらく飲み食い。
最近の宴会の中では割と座れたほうだとは思います。
ここまで料理を私が用意してる間に、嫁さんもちょいと手伝ってくれました。
ちょっとは肉モンもないと寂しいかと思い。
もう春って気候やないですが、木の芽を使ってみました。
木の芽は数枚入って198円。自分で買うたのは初めてやないでしょうか。
手羽中は木の芽を刻んで、醤油と味醂と混ぜたヤツに予め浸けておきました。
こいつをオーブントースターで焼くのが嫁さん役目でした。
天板にアルミホイルを敷くトコまで私がやって文字通り”焼くだけ”頼みました。
ここまででしばらく4人揃って飲み食いしました。
そうそう飲み物は最初にHALUさんの就職祝いでスパークリングワインを1本。
その後ビールと冷酒、後半は焼酎ロックなどって流れでした。
少し食べてから今日最後の料理に掛かりました。
元々は実家でガキの頃から食べてた料理です。
豆腐をグチャグチャ潰したトコに、シーチキンと野菜を加えて揚げるって料理。
揚げたてにカラシ醤油を付けるのが好きでした。
こいつが最近にグレードアップ。
オリジナルに近いのは、かなり前の宴会で別のお客さんに出してます。
写真はないけど去年の秋の宴会で豆腐を裏漉ししました。
これで豆腐を使った名もない揚げ物から、ひろうすに昇格。
今回はちゃんと写真も撮りました。
贅沢してパックの銀杏を買うていれてやりました。
みんなにかなり好評で作った甲斐がありました。
今回は豆腐の水切りをかなりきっちりやってみました。
バット上の巻き簀を渡して豆腐を並べ、上に小さなまな板を置いてその上に重し。
2〜3時間かけてじっくり水切り。
そいつを裏漉ししてから具を加えました。
油を使ってないツナ缶(小)を汁ごと、ギンナン、キクラゲとニンジンの細切り、青ネギと紅ショウガなどが具です。
ニンジンは細かく切ってから短時間チンして柔らかくしてます。
これはナシでもええかもしれません。
そこにすりおろした山芋、玉子、ほんだしを入れる代わりカツオ節の粉、下味に塩と醤油。
全体をよく練ると非常になめらかになりました。
今回はこれでもかってくらいに水を切りましたが、やりすぎるとパサつくのであんまり神経質にならんでええことが分かりました。
ただ、パサつくほど水をきっとけば、他の水気を加えやすいので気楽かもしれません。
ツナ缶を汁ごととか、今回は入れてませんが生姜のすりおろしなんかをどんどん加えても怖くないですから。
HALUさんは揚げモンをあんまり食べへんっていうのに、何個も食べてくれました。
元プロとして改良点っていうか、悪いトコを捜すならやや揚げ方がキツいのと、青ネギと紅ショウガは料理屋じゃNGかもと。
青ネギも紅ショウガも分かってはおったんです。たしかに下町の素人料理になるなぁと。
せやけど元々の作り方ではいつも入れとったし、両方好きなもので・・・。(^ ^;)
もしこれを読んでやってみようと思う人がおったらそれは入れんほうがカッチョええと思いますよ。
蛇足ですがシシトウは爪楊枝なんかでプスプスっとやって穴を開けてます。
そのまま揚げると爆発してくるそうなんで。
この後は〆のご飯モノを出すことに。
ここしばらく「鍋でご飯、鍋でご飯」って浮かれてますから、やっぱり鍋で行っとかんとアカンでしょ。
お焦げもちょっぴり出来てええニオイでした。
でも、後で聞くとHALUさんはお焦げが好きやなかったそうです。
塩鮭をまず網で香ばしく焼いておきました。
身をほぐして、皮はもういっぺん網でうらおもてカリッとなるまで焼きます。
皮は細かく刻んでよけておきました。
ところでシャケを買う時に甘塩を捜したんですが「中辛」というヤツしかありませんでした。
しゃあないんで焼いてから塩具合を味見。
そしたらビックリしたんですが、中辛どころかほとんど味なし。
作ろうと思ってたのは、ご飯自体はごくごく薄い味で中に入ってるシャケの塩味で食べるような炊き込みご飯でした。
甘塩でももうちょっと塩があるやろうと思ってたんで驚きましたが、健康ブームで塩加減が変わってるんですかね。
しょうがないんでほぐした鮭が熱いうちに全体に塩を振って味を付けてみました。
冷凍してあったダシを使ってご飯を炊きました。塩と薄口で味付け。
鮭の身は炊く前に鍋に入れて、蒸らし終わってから刻んだ皮と針ショウガ、三つ葉を混ぜ込みました。
自分で食べてみてヒヤッとしました。薄味で行こうかと思ってたのに、ドンピシャの塩加減でした。
作ってる途中で鮭に塩をしたのを忘れて、身に塩が効いてないからとしっかり味付けしてたようです。
みんなには味としては全く問題ないし、これ以上薄くない方がええと言われたんで良かったです。
ただ自分の予想と全く違う味やと作った本人はドキッとしました。
4人で2合じゃもうちょっと欲しいくらいでした。
これを食べたら2人のお土産で”ちゃ〜タイム”。
「アンリ・シャルパンティエ(HP)」のケーキです。
テニスボールと浮き輪ですか?こんないちびった際モンケーキをアンリが作ることもあるんですなぁ。
上のサイトを見るとテニスボールが「テニシア」、浮き輪が「クロワジエール」って言う名前のようですな。
他にもケーキらしい格好のヤツもあって久々に豪華なケーキに囲まれた嫁さんは大興奮でした。
なんぼ舞い上がってても、「一口食べていい?」って言葉もなしにお客さんの皿のケーキにフォークを突き立てるのだけは勘弁して欲しい・・・・。(T_T)
デザートまで行き着いたから、私はここからやっとゆっくり酒を飲もうと思ってました。
ところがデザートを食べながらなぜか嫁さんがカラオケに行きたいと。
「オレはやっとここから宴会やねんぞ!!」
って、本気(マジ)で言うてる私なんか酔うた嫁さんには、アウト・オブ・眼中。
2人も長いこと行ってなかったそうで、かなり乗り気。
3:1で反対したら、私が悪モンですわなぁ。
私はツレとカラオケに行ったら歌うことはありません。音痴なんでひたすらヒトの歌を聴きながら飲むだけ。
決してカラオケに行くのは嫌いやないんです。ツレと行くならどっちか言えば好きな方。
で、でもね、昼からずっと仕込みやって、宴会始まってもほとんど立ったままやったんです。
全部終わったら、ホッと一息好きなもん飲みたいやないですか・・・・。
オッサンクサイ嫁が、家の近くからタクを飛ばして天王寺へ。
2時間ほど歌ったでしょうか。
その後、家に戻って軽ぅく飲み直し。
1次会でタイミングを外して出さなかった料理がありました。
そいつをアテとして復活させてやりました。
アジがなかったので、シマアジで。
冊のシマアジを細切れにして納豆と和えました。
納豆も普段よりええヤツにしたらしっかり豆の風味があってええつまみでしたわ。
これを食べながら?次の日に2人が大好きなカフェに4人で行くことに決定。
1時過ぎにはお開きにして、次の日に備えました。
宴会を振り返るとHALUさんにお褒めの言葉を貰ったのが嬉しかったです。
「この2年くらいで(少しは)上手になりましたね。」
って言うてもたんはスゲェ嬉しかったですね。
毎日料理してても、ちょっとでもキレイに切ろうとか、もっとシンプルにしようとか思ってやってます。
料理は理屈(知識)もいるやろうけど、結局回数がモノを言う気がします。
2年間で意識しながらかなりの回数料理して、少しはその成果が出てると思うともっと頑張ろうというやる気が湧きますわ。
しかし、この2人に出せる料理はほぼネタ切れかも。
このごろ宴会用の新作料理があんまりないんで、ぼちぼち意識してネタを用意せんと。
次の日の喫茶店のことはまたネタにしますが、充実した週末になりました。


久々にものすごい楽しい時間を過ごしました。
なんや勢いでカラオケやら喫茶店やら
行くことになって申し訳なかったですが
皆 ワイワイ楽しめたから良しとしてくださいね。
なんや そないに恐縮されると困るんですが
ホンマずいぶん包丁使いなどが上手くなってはるんやないかと
随所に思わせてもらいました。
今度は・・・・( ̄m ̄* )ムフッ♪
↑↑
ご想像にお任せします
2日間遊ぶとやっぱり満足度高いですなぁ。
オレ自身が楽しかったんで、HALUさんにも
楽しんでもらえて良かったですわ。
カラオケも喫茶店も、楽しみましたよー!!
> ホンマずいぶん包丁使いなどが上手くなってはるんやないかと随所に思わせてもらいました。
そう言うて貰えたんが一番の収穫ですわ。
日々努力を続けますんで、また遊びに来てやってください。
こんなのが飲み会の終盤線に出て来たら
んもう、幸せこの上ないです!
ネタ切れだなんてまたまたあ〜!
まだ袖の中にいろいろ隠れてる気がしますよ。
> こんなのが飲み会の終盤線に出て来たら
んもう、幸せこの上ないです!
いやー、ホントは前半にお造りの代わりに肴として
出す予定やったんです。
でも結果的には終盤のマトモなアテになりましたけどね。
> ネタ切れだなんてまたまたあ〜!
うーん、和食オンリーとなるキツイですねぇ。
それ以外でも新作はちょっとネタ切れ感がありますよ。
なんかこれみてたら久々にアジ納豆が食べたくなりましたよー。
> アジ納豆でなくシマアジ納豆ですか。
アジで作る予定やったんですけどね。
なかったんで、贅沢にシマアジでやってみました。
素食讃歌のぷるみえさんもやってはりましたよ。kurakiさんもどうですか?