2006年03月18日

セント・パトリック・デイとは

昨日は回り寿司がパンパンに詰まった腹を帰って家に帰りました。

かなり遅くならんと晩メシが食えんやろうなぁと、パソコンに向かったりしてました。

6時過ぎになって突如閃きが。

もう何ヶ月も行きたいと思いながら果たせてなかったバーへ行くことに。

ダダッとさっき脱いだばかりの服を着直して、地下鉄の西田辺駅へチャリンコを飛ばしました。

お店が7時開店なんで口開け早々に入ろうと急ぎました。

長いこと行けなかったのは、この開店時間のせいなんです。

私が晩メシを食うのは6時頃がほとんど。飲める日やと当然晩メシでしっかり酒が入ります。

そうするとメシの後にそのバーへ行くのが非常に難しいんですよねぇ。

いつも酔っぱらい状態で出かける近所のバーやと少々クルクルパーになっても歩いてでもタクでも帰れるやろうって安心感があります。

ヘタするとその辺の道ばたで寝てても、嫁さんが帰り道に発見してくれかもってくらい気楽です。

ところがそのバーは嫌いな電車を乗り換えまでして行かんとアカン堺の深井ってトコにあります。

ええバーやとどうしても飲み過ぎるんで、帰りに自分がどうなるか不安でよう行かんのです。

酔うと普段以上に電車が嫌いになるんで、1万くらいかかる距離でもタクをシバくかもって危険もありますし。(^^;





昨日は回転寿司でチョロッとビールは入れましたが、酔うとはほど遠い状態。

深井のバー「アジャラ(HP)」に行くのには、これほどええタイミングはないって状況でした。

お店に着いたのが7時過ぎ。まだ他のお客さんもなく口開けの客になりました。


昼メシやったとはいえ腹が一杯やったんで、最初の飲み物は食後酒気分でした。

そこでお願いしたのは私の食後の定番「マルガリータ」。

作ってくれたのはマスターの片腕の駒走さんという方でした。

この日のマルガリータはわたし好みでかなりウマー。

ご無沙汰を詫びながら1杯目はサクッと杯を干しました。

続いてゆっくり喋るためにジントニックを。

ここジントニックがまた旨いんですわ。

2回目に行った時のことは以前にこのブログの記事にしたことがありますが、その中でもここのジントニのことを書いてます。

ジントニックはロングなんで、さすがに少しペースダウン出来ました。

飲みながらバックバーを眺めてると、気になるラベルを発見。

以前にこのお店に新しく入ったお酒を紹介するブログで見たことがあったグラッパです。

記事にある銘柄とはちゃうんですが、これを作った「カタシモワインフード(株)(HP)」ってとこのことはかなり前からチェックしてたんです。

グラッパを作ってはると聞いて、直接買いに行こうと狙ってたんです。




ハーフでも注文できるというてくれはったんで味見をしてみました。

度数が低いこともありややあっさりしすぎのきらいはありましたが、面白かったですねぇ。

日本でグラッパを作ろうってやる気に敬意を払いたいもんです。

グラッパは高いのが多いですが、ここのは約3000円と手頃なんでいつか買いに行くことにします。




続いてはやっぱりカクテルで。

「アジャラ」はシングルモルトを中心?にお酒の種類がかなりあってそっちも気になりました。

でもめったに行けないんでそのまま飲むもんよりお店のヒトの腕を楽しめるモノを優先しました。

駒走りさんにラムベースとだけ指定して、おまかせで作ってもらいました。

スモモ?のリキュールが効いたサッパリしたフルーツ系のオリジナルを出してくれはりました。

甘くてフルーティーなだけのカクテルは苦手ですが、

 「杯数が進んできたから、ちょっと口直しにと思って」

という言葉の通り、スッキリして私の好みによう合うてました。

プロの方に任せて自分のその時の気分、口にビタッと来るとバーで飲む値打ちを感じますねぇ。





続いて飲んだのがやっとタイトルに絡んでくるコチラです。




セント・パトリック・デイ(St. Patrick Day)ってことで飲んだギネス3/17がセント・パトリック・デイ(St. Patrick Day)ってことでギネスです。

腹が大きかったんで、めったに頼むことのないハーフパイントで。



タイトルにありますが、私にとっては「セント・パトリック・デー」とはギネスを飲む日ってイメージです。

アイリッシュパブならアイリッシュのエールでもええんですが、ギネスが一番ポピュラーですからねぇ。

要は、本来のアイルランドの守護聖人の命日を祝うって言うより、私にとっちゃアイルランドをネタに飲む日って感じです。(^^;

アイリッシュのみなさまゴメンなさい。

っていうか、間違いなく昨日は世界中のアイリッシュ系のヒトの多くがおんなじように飲んだくれてたと思うんですけどね。

昨日は腹が大きかったんでしばらく考えた末に頼んだんですが、私は割と途中でギネスを飲むことがありますね。

普通の生ビールじゃ腹だけが膨らむなぁって頃合いに、ギネスをゆっくり飲むのがパターンです。


生のギネスっては、やっぱりスムーズで旨いなぁとチビチビやりながら、私は店内の様子をうかがってました。

この頃には何人かのお客さんが来てて、料理の注文も入ってました。

ボチボチ帰ろうと思ってたんで、せっかくなら最後はマスターの西尾さんに”〆の一杯”をおまかせで作ってもらおうと。

料理はマスターが主に作りはるんで、しばらく厨房に籠もってはったからなんです。

まさか「最後の一杯作って欲しいから、マスター呼んでぇ〜」なんて言えませんしね。



グラスの底にギネスをちょこっと残して粘ってると、マスターが近づいてこられました。

 「良かったら、コレどうぞ」


と出してくれはったのは、泉州名物のイカナゴの煮物。

まだサイズが小さいんでいわゆる釘煮にはせんと、サッと焚いて柔らかく仕上げてはりました。

こんな仕上げのイカナゴは初めてでしたが、ごっつぅ旨くてショートの前にもうちょっとビールが欲しくなりました。

そんなわけでギネスのハーフパイントお代わり。


思わず、


 「それやったら最初からパイントグラスでいっときゃ良かった」


と独り言。



多いかと思ったのに炭酸ガスの少ないギネスはスルッとどこかに納まってしまいました。
その頃にちょうど西尾さんの手が空いたようなので、


 「最後の〆をショートでお願いします」

と頼みました。


作ってくれはったのは、ハーブの入ったウォッカ「ズブロッカ」をベースにサクラリキュール、ドライベルモットをステアしたカクテル。

サクラのリキュールに甘みがあるのに意外なことにグラスはスノースタイル。

甘みと塩って合うことを知ってすごく驚きました。

片腕の駒走りさんが作ってくれたカクテルがヒットやったから、最後でマスターがハズしたら残念やぞと思って飲んでみました。

すると甘みがありつつ甘くないって言うんでしょうか、バランスがスゴかったです。

ズブロッカの個性的な香りと桜のリキュールの香りもケンカせずええ具合にまとまってました。

実は私はおまかせの前に、


 「やや甘みがあるモノ、どちらかと言えばマンハッタンのような方向で」


って、イメージを伝えようかと思ったんです。


そんなセリフが口から出そうになるのをガマンして良かったですわ。

いらんことも言わずに真っ白でお願いして、自分の予想を超えて”コレが欲しかった”と思えるモノが出たからホンマに嬉しかったですわ。

カクテルを作る時の所作からも気合いの入り具合が伝わってきて、カクテル作りの過程に華がありましたもん。



合計で7杯飲んでお勘定は5400円。

高いシングルモルトを飲んだりしてないってのもありますが、レベルの高いショートが3杯入ってこの値段にはビックリ。

思わずなんか付け忘れてないか確認してしまいました。

この日のショートだけで5400円でもしゃあないと思う出来やっただけに驚きました。



アジャラに行くたびに、この店が深井やなくて天王寺か帝塚山でやっててくれたらと思ってしまいます。





<タイトルがタイトルなんで検索して調べたことをメモっておきます>

*セント・パトリック・デイとは



5世紀頃、アイルランドにキリスト教をもたらした宣教者、それが聖パトリックです。

彼はそれまでの自然信仰や慣習とキリスト教を共存させながらキリスト教を平和的に広めていきました。
アイルランドに蛇がいないのは、彼が布教の間、邪教の化身といえる蛇を退治したからだと言われています。
彼の熱心な布教活動のおかげでアイルランドは敬虔なカトリックの国となり、アイルランドの守護聖人として1500年経った現在も親しまれているのです。

その聖パトリックの命日が3月17日、この日をセント・パトリックス・デイ (聖パトリックの日) とし、アイルランドでは最大の祝祭日として国を挙げて祝います。

また、世界中に住んでいるアイルランド人がこのお祭りを祝い、特にアメリカのニューヨークでは、数百万人もの参加者を数える一大パレードが行われます。




*「緑」がシンボルカラー



シンボルである三つ葉のクローバー(Shamrock)をはじめ幸せを運ぶとされる神話上の小人ラプリカン(Leprechaun)などシカゴの街が緑一色に染まる日で、パレードも行われます。



<参考>
*Bar&Delicious Kitchen「AJARA」:ウェブサイト

住所:大阪府堺市深井清水町3537 コートビレジ赤塚101
電話:072−277−6023
営業:19:00〜27:00
定休:日曜




<おまけ>

昨日は飲み過ぎることもなく”ちゃんとした”頭で電車に乗って帰りました。

深井から一駅のなかもずで地下鉄に乗ろうと券売機に行くと、向こうからやって来るおばちゃんがいました。



いきなり、目の前にこんなモノを差し出されました。



帰り道にいきなりおばちゃんがくれた一日乗り放題券「お金入れちゃったの?」

「コレ上げるから取り消ししなさいね」

とだけ言うと足早に去ってしまいました。


ちょいと酒の入った私は反応が鈍く、一瞬なにか分からんまま地下鉄の一日乗り放題券を受け取ってしまいお礼も言えませんでした。

「ありがとう」と「ごめんないさ」の言える子になりなさいと育てられたハズやのに・・・。(T_T)




なので、ブログを借りてこの場で一言。

昨日なかもずで無料パスをサルに手渡してくれたご婦人へ


 「お礼を言えなくて、ゴメンなさい。」

 
 「ちゃんと使わせて貰いました。ありがとうございます。」




そして、私は地元の西田辺駅についてからしばらく改札の辺でウロウロ。

キップを買おうとしたおねぇちゃんにそのパスをプレゼントしました。

そのおねぇちゃんは戸惑いながらも、ちゃんとお礼を言うてくれはりました。

若い子やったと思うけど立派ですね。

ありがとうとごめんなさいは酔うてもちゃんと言えるように心に刻んでおきます。




posted by えて吉 at 22:19| 大阪 ☔| Comment(4) | TrackBack(0) | アルコール全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
何だかとてもいい春の夜だったみたいですね。
幸せな空気がふんわり伝わってくる感じです。

アジャラ、やっぱり素敵ですね。
私も落ち着いたらまた美味しいカクテルを
一緒に飲みに行きたいです。
(いつになるやら…)
Posted by ねこぱんち at 2006年03月19日 13:07
ねこぱんちさんへ

> 何だかとてもいい春の夜だったみたいですね。

おかげでええ時間を過ごしてきました。

> 私も落ち着いたらまた美味しいカクテルを
一緒に飲みに行きたいです。
(いつになるやら…)

ぜひまた一緒に行きたいモノです。
でもたしかにチビッコがいるとしばらくは難しいかなぁ。
しばらくはヒゲのマスターの作る酒で我慢してやって下さい。
Posted by えて吉 at 2006年03月20日 10:26
えて吉さん。
先日はありがとうございます。
遠くまで来ていただいた上に、
いやはや、こんなに丁寧にまた
紹介していただいて恐縮です。

帰り道のサプライズ。
いい話ですねぇ。
まだ堺も捨てたものじゃないです。
では、またお会いできる日まで。
Posted by あじゃら at 2006年03月20日 15:13
あじゃらさんへ

こちらこそ、先日はごちそうさまでした。
毎度のことながらプロのお酒を堪能出来て
幸せでした。

> 帰り道のサプライズ。
> いい話ですねぇ。

ベタな大阪らしさがあって嬉しかったです。

嫁さんも行きたがってるので次回は
2人でお邪魔したいと思ってます。
Posted by えて吉 at 2006年03月20日 15:19
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