いやー、メーカーの説明を見ると、なかなかおもしろいです。
ロボットでシャリを作るのにどれだけ職人の技に近づくかのこだわりに溢れてます。
「SUSHI−MASTER(HP)」というサイトでは、”製品紹介”の中でシャリを握るメカニズム(HP)を解説してくれています。
なんか社会見学のようでおもしろいです。
職人が10年以上かけて習得する技術をロボットにさせるとなると、開発にはすごい努力がいったんでしょうね。職人の勘をシステム?機械?に落とし込むなんて、文系の人間には想像もつかないですわ。
NHKの「プロジェクトX」なんかのネタになりそうですよ。
*えて吉は、その枠に「なんでも鑑定団」を見てるんで、NHKの方は見たことないのでもし、すでに番組でやってたら、ごめんなさい。
いくつか寿司ロボットのメーカーを見て回ると、「AUTEC(HP)」という所がありました。ここは、オーディオテクニカの1部門のようです。マイクなんかの音響機器のメーカーがシャリロボットを作ってるというのに、驚きました。
寿司ロボットに音響メーカーとしてのノウハウが生きる部分があるんでしょうかね。
私が以前に見かけた、あたかも職人がおひつから握ってるように見えるヤツもありました。鈴茂器工の”お櫃型ロボット(HP)”です。
ここのサイトでは、ちょっと機械の具合がわかりにくいですが、テレビ東京?が取材した様子もネットにありました。こちらです。
これさえあれば、カフェを始める気分で寿司屋がやれるかも。
ちょっと安めの”回らない”寿司屋に行っても、実はカウンターの中でこいつが活躍してる可能性が・・・。
大阪人なんで、業務用厨房機器といえ、”値段”が気になります。メーカーのサイトにはほとんど値段は入ってませんでしたが、探してみると、一番小さいのが40万円くらい。ちなみ能力を測るシャリの生産量は1時間1000個、ええヤツになると1台100万円を超えてきて、その分シャリ製造能力もアップして1時間に3000個。
40万やったら、家庭でも十分手が届きますね。(^_^;)
これさえあれば、ネタを乗せるだけで、プロ並みの寿司が食べられそうです。
実際回り寿司は、バイト衆がすでに切ってあるパックからネタをだして、ロボットの作ったシャリの上に置いてるだけのようですし。
お義父さんと、親父、私と寿司好きが3人も集まってるから、みんなで1台購入もええかも?
ただし、ロボットは、”シャリ”を握るだけ。ロボットにこだわる人は、”自動酢合せ機(HP)”なんてのも必要かも。
