2004年12月21日

行きつけの割烹での食事

ちょっと前になりましたが16日に行った割烹”H”の料理をネタにしておきます。

タイトルには、”行きつけ”なんて、偉そうに書いてますが、月に1回程度しか行ってないんでちょっとおこがましいですが・・・。

晩メシが一人やったんで、その日は外食することに決めてました。

ほんの少し冬らしさを感じられる温度になってたんで、熱燗が旨いやろうなぁと期待しながらお店へ。

お店に入ったのは5時過ぎやったんで私が口開けでした。

寒く感じる日ではあったんですが、口を湿らせたかったので一杯目はやはりビール。

エノキのウニ和え突き出しは、エノキのウニ和え

下に白ネギが居てました。


練りウニの風味が良かったです。
料理で使う練りウニやと1瓶5000円くらいして普通やと言うてはりましたね。

元のウニが半分以下の体積になるそうで、逆に言えばそれくらいの値段せんとおかしいようです。

エビしんじょエビしんじょのお椀。

こんな繊細な料理とビールでは、勿体ないから
さっそく熱燗へ。



ヨコワと貝柱と洗い海苔ヨコワと貝柱と洗い海苔

お造りは両方とも美味しかったです。



白皮カジキの西京焼き白皮カジキの西京焼き
甘みのある上品な味で、熱燗がようすすみました。



六方焼き豆腐と鰻六方焼き豆腐と鰻

私としては、この日一番気に入ったお料理です。


六方焼き豆腐というのは、名前の通り切り出した豆腐の6面全部を焼いてある豆腐です。
普通の焼き豆腐なら裏表の2面しか焼いてないから、ひと手間余計にかけてはるんですね。
大将も言うてはったんですが、この料理では豆腐が主役で、鰻が脇に回ってました。

それくらい豆腐が旨かったです。

じっくり味わうと豆腐自体の風味にダシの旨味があって、これまた酒がよう進みました。

菊菜の白酢和え菊菜の白酢和え

白酢和えとは、白和えに酢が入ったモンのようです。


菊菜は普段鍋では、あんまり好きではないんですが、あんまりエグミが強くなくて美味しく食べられました。


小鯛の幽庵揚げ小鯛の幽庵揚げ

これもかなり気に入った料理です。


大将が言うには、最近の料理人はこの手の小魚をあんまり使わんそうです。

一匹ずつさばくのが手間で、どうしてももっと大きな魚で、切り身として使う傾向があるそうです。

サイズの小さな魚は魚で、それぞれの旨さがあるから大将は、手間が掛かっても料理に使いはるようです。



この日は、酒が進む料理が2品もあったせいで、いつもより1杯多めに日本酒を飲んだようです。お勘定が8000弱やったから、気づきました。



この日、大将からお店が入ってる商店会の福引きの券を貰いました。

抽選日が1日だけで、19日の日曜には大将も手伝いに来るというてはったんで行ってきました。

当日、大将に挨拶したらさらに抽選券を10枚もくれはって、ガラガラを回すと1等のアメリカワインが当たりました。

このワインを選ぶのには、大将が注文をつけて2500円くらいのちょっとマシなヤツをさせたそうです。

他の商品はあんまり好みのモノがなかったんで、このワインはラッキーでした。

大将と立ち話をしてると、16日に少しだけ持って行った「森伊蔵」は焼酎としては、かなりモノがええと思ったと言うてはりました。

もらった本人がおるからというて”べんちゃら”で、飲みモンを褒める人ではないと思うんで、やっぱり森伊蔵はちゃんとした酒なんでしょう。

「自分で飲んでも値打ちが分からんから、宴会なんかで連れに飲んでもらうつもりです。」と言うと、これやったら上等の洋酒を勧めるように、お客さんに出したらええと思うって言うてくれました。

森伊蔵の今のプレミアムは異常でも、やっぱりその元になる人気自体は決して間違ったモンじゃないようですね。

これから宴会に来てくれた連れには、森伊蔵を試してもらいましょう。



posted by えて吉 at 10:22| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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