2004年05月01日

「喫茶 ライム」真面目な普通のお店

このサイトにしては、めずらしく喫茶店のネタを行ってみます。

実は、知り合いがお母さんとやってるんですが、”普通の喫茶店”の中では鈍くさいくらいまじめにやってはるんで取り上げたくなりました。
 *うちのサイトは、「やらせ」「提灯記事」一切なし(^_^)

西名阪の香芝ICを降りて、国道168号線を王寺の方へ行った右側にあります。
喫茶「ライム」という店で、正直言って”普通”の喫茶店です。

レコードが5000枚あるとか、豆について語り出したら止まらんマスターがおるとか、ウェッジウッドのカップ使こてるかとそんなありません。

たまたま近所を通って、そこでやってるって聞いてたんで寄ってみたんです。


その日の日替わりランチ「ふるさと定食 600円」がこれです。

喫茶店「ライム」のお得なランチ・イワシのフライ

・ナスの煮物

・納豆

・みそ汁と漬け物

・黒米



ぱっと見たら別に特徴ないかもしれませんが、ここのお母さんが一生懸命作ってはる真面目な料理でした。

喫茶店のランチなんか冷凍のフライを適当に乗っけてボリューム出しとけば、客も文句なく店も儲かるって感じが多いと思います。

せやのにここのお母さん、市場からわざわざイワシ仕入れて、自分でフライにしてはります。茄子の煮物でも、2切れも盛れば”煮物付き”って言うのに十分やのけど、たっぷり出してくれます。もちろん味もしっかりしてましたよ。上等の家庭料理って感じですか。

今日は、イワシのフライでしたが、揚げ物が中心やのうてあくまでも”魚中心”、”和食中心”ってことやそうです。

ご飯はこの日は「黒米」。他にも赤米、緑米、五穀米、麦ご飯の日があるとか。

これも、ここのお母さんのこだわりやそうです。体にええもん、ちゃんとしたもんを食べて貰いたいって。

別に健康食やらヘルシーやらエコやらを売りにしてるわけでもない喫茶店です。

私は、知り合いを呼んで小声で聞きました。
「なあ、正味の話、こんなんで儲かるんかいな?」

「えて吉さんやから、ぶっちゃけて言いますけど、全然ですよ。」

そら儲からんやろうな、原価で考えたらどれもちょっと贅沢なモンばっかりやん。ちょっとずつのええもんて商売してたら、儲からんと思いました。お客に分からんレベルでちょっとずつ安い方へ落とせば、それなりに儲かんのに。

派手に「健康」を謳わんと、目立たんようにやるって「えらい人やなあ」って感じでした。なんか自分の子供とか、自分の家に呼んだお客さんに食べて貰うつもりでやってはるんかなと感じました。(商売としては、心配やけど・・・。)

私のサイトでネタにしても宣伝にはならんやろうけど、とりあえず嬉しなったんで書いてみました。

近くの上牧町には、大阪からもぎょうさんお客が来る「虹の湯」という有名な日帰り温泉があります。そこからもすぐなんで、行き帰りに寄るってのもええかと思いますよ。

168号線って南北に延びる国道でそれなりに通行量もあるんで、流行って欲しいなあと思ってます。営業や現場に出てるサラリーマンが毎日の昼飯を食べるにはええと思うんやけど。

まあえて吉が行った時間は1時過ぎやったけど、結構お客さんがあったんで心配はいらんと思いますが。

喫茶店「ライム」*「喫茶 ライム」
住所:奈良県北葛城郡王寺町本町2−34−33
   ライム王寺1F

電話:0745−32−9254

営業:7:00AM〜10:00PM(平日)
   7:00AM〜 4:00PM(土日)
  
定休:第3日曜のみ

 店の前に駐車場もあります。

posted by えて吉 at 12:46| 大阪 | Comment(0) | TrackBack(0) | なんでもあり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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