2004年04月28日

割烹で花山椒を食べてきました

昨日は、久々に1人で贅沢な夕食を食べてきました。

気に入ってる割烹”H”に行きました。ここでは、”おまかせ”に決めています。

そして、最近はたいてい一人で行きます。えて吉は、普段、どこでも美味いモンは嫁さんと食べに行くんです。でも、この店だけは特別です。

大将の料理への真剣さに打たれる店なんで、私も必死に料理に向かうためにも一人で行くようになりました。なんか毎回、勉強しに行ってる感じです。

もちろん、楽しい意味での”勉強”ですよ。大将も別にガンコ親爺とかではないですし。

昨日食べたものは、次の通り。

・突き出し

・椀モノ
 アスパラのすり流し

・お造り
 よこわとボタンエビ、海ブドウ

・焼き物
 はたはたの干物と新切り干し大根

・煮物:竹の子と鯛の子

・桜寿司

・ホタルイカと貝(種類は忘れました)

・揚げ物:生桜エビのかき揚げ

・ごはん、みそ汁、漬け物、花山椒




*花山椒をいただけた幸運

花山椒って、この時期にほんの10日〜2週間程度だけ出回るそうです。
大将が「今日のメインは花山椒です」と言うくらいに季節感のあるもんだそうです。
 
このHでの”おまかせ”は、4300円。この値段じゃほんまはとてもじゃないけど、花山椒は出せないそうです。でも大将は”職人プライド”で出してるそうです。

私がこの店に行くのは、月1回程度。この花山椒が食べられたのは、非常にラッキーでした。

今回は、途中で私が別のことに興奮して大将としゃべったりしてたんで、ご飯の時にしか出すタイミングなかったそうですが、それだけを一品として献立の間に出すつもりだったそうです。

小振りのぐい飲みくらいの器に、ほんのちょっと。でもほんのちょっぴり口に含むと山椒の香りが口に充満しました。

日本料理は、季節感、旬を大事にします。特にここの大将は、いわゆる”はしり”の食材ではなく、ほんまの”旬”の素材を使う人です。でもここまで短い期間しか食べられない食材も珍しいもんです。

他の食材は、旬から若干ずれても、市場にはあるそうです。でもこの花山椒だけは市場にでる期間自体が2週間程度だそうで、タイミングを外すとすぐなくなるそうです。

珍しいものなので、今日の日記のタイトルにまでしてしまいました。

*海ブドウ

海ブドウは沖縄で取れる海藻?の一種でブドウみたいな格好です。
これが、刺身に添えられてました。

塩漬けなら割と簡単に手に入りますが、生を大阪で食べるのは、ちょっと珍しい気がしました。

このおかげで、沖縄好きのえて吉は、沖縄へ行きたい心が刺激されました。

*桜エビのかき揚げ

こいつも美味かったですよ。静岡から生桜エビが入る時期も限られてるそうで、ちょっとキツめにあげた、カリカリのかき揚げにチョイと粉塩をつけて食べると、エビの香りがすごかったです。

こんなことを書いてると、また行きたくなってしまいました。



posted by えて吉 at 19:46| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。