それが、タイトルにも書いたけんちん汁(巻繊汁・ケンチン汁)です。
冬になると実家ではおかんがよく作ってました。
でも結婚してから自分では作ったことがなかったので、初挑戦というわけです。
けんちん汁の作り方を知らんかったので、ネットでサラッと調べてみました。
材料を適当に切って油で炒めて、だし汁を入れたええだけのことでしたが・・・。
今回具に入れたのは、次の通り
ゴボウ1本、人参1本、大根1/5、コンニャク半分、小芋5個、鶏肉、木綿豆腐半分
この材料はどれも冷蔵庫になかったんで、イチから買い出しましたが、ある意味贅沢な汁モンですね。
ゴボウはささがきにしろってレシピもありましたが、私は自分の好みで乱切り(回し切り?)にしました。
人参も同様に小さめの乱切り。大根は少し厚みをもたせたイチョウ切り。
コンニャクは迷った末に、適当に薄切り。
小芋は手抜きで皮を剥いて茹でてあるパックを半分使いました。1/3位にスライス。
鳥はモモ肉を適当にブツ切り。
木綿豆腐は、水切りしろ書いてるレシピもありましたが、どうせ崩すからと直前に握りしめて水を絞るだけにしときました。
火の通りにくそうなゴボウやら、人参から順に炒めました。
炒めるのには、ゴマ油を使用。
私にとってはけんちん汁はゴマ油の風味がポイントです。
全体をだいたい炒め合わせたら、炒めるのに使った中華鍋に水を注いでそこで煮込みました。
水にほんだしを適当にぶち込んで、塩と薄口で味付け。
豆腐を崩し入れてから炒めるって作り方が多かったんですが、なんとなくあんまりボロボロになるのがイヤで、ダシを作ってから崩し入れました。
アクセントに鷹の爪もチョロッと入れました。
結構なアクが出てくるのでそいつ丁寧にすくいながら全体に火が通るまで煮込みました。
仕上げに片栗粉でごく緩いトロミをつけて、ゴマ油をちょっぴり垂らして完成。
出来上がりは、こんな感じでした。
根菜系が多いから味はややキツメに付けました。
やっさいたっぷりにゴマ油の風味が効いて大満足。
トロミもついてるから冷めにくくて、体の温ったまるしっかりしたオカズになりました。
巻繊汁に材料費がかかったから、他はごく簡単にしました。
この日の食事の主役はこの巻繊汁ですね。
ところで、巻繊汁とは、どっから来たんんじゃと思ってちょいと調べてみました。
”巻”は、字のまま巻くって意味で、”繊”は、細かく切るor細かく切ったモノを意味するようです。
本格的な作り方?として、細かく切った材料を湯葉で巻いて揚げてそれを材料に汁を作るって出てました。(「日本料理語源集」旭屋出版)
ネット上では、中国の長崎の卓袱料理として伝わったとも出てました。
それ以外に、鎌倉の建長寺(HP)では、
「修行僧が精進汁にあやまってお豆腐をこわして入れたのが始まりでけんちん汁を
漢字で書くと「建長汁」になります」と説明してるそうです。
ここが元祖やと名乗ってるようで、このお寺の近所じゃ名物料理としてけんちん汁をだしてるそうです。
由来を調べるとこの建長寺だという説が多いようです。
このお寺は、建長5年(1253)北条時頼が宋から禅宗の高僧、蘭渓道隆(らんけいどうりゅう) (大覚禅師)を招き、日本最初の本格的禅宗道場として建立したそうです。
ということは、中国の影響があってもええんでしょうかね。
ところで、この汁モンは、全国的に家庭で普及してるモンなんでしょうか?
豚肉で作るバージョンや、味噌味のもあるようですね。
牛丼の吉野家(HP)で初めて味噌味のけんちん汁を飲んだときはちょっとビックリしました。
今回は、レシピネタが増えないんで、けんちん汁だけ独立させてみました。
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肉が入ってなかったので物足りなかったです。
鶏肉のけんちん汁、おいしそうですね。写真拝見してるだけで温まります。
発祥の場所のけんちん汁は、当然
精進料理なんですね。
なにかの肉モンが入ってる方が
美味しそうですね。
まだ残ってるんで今からもう一回
けんちん汁を食べようと思います。