飲みもん関係の流行(はやり)でえて吉に関係があるのは、今なら芋焼酎や沖縄ブームからの波及かは不明ながら泡盛。少し前なら健康に良いからと赤ワイン。食べ物なら少しは落ち着いたかもしれませんが、讃岐うどん。
ところで芋焼酎って、ほんまに皆さん楽しんでるんでしょうか?
ほんのちょっと前まで、焼酎好きの知り合いの中にも「あの匂いはあかん。芋以外がええ」という人もいたくらいです。
本格焼酎、なかでも芋焼酎は個性が強いのを楽しんでるんですよね。いきなり流行ってるからと飲んでみて、美味いと思えるのかと不思議に感じます。
*私の場合は、割と最初のころからおいしいなあって思いました。
「これは、うまい(みんなが美味いと言ってる)よ。」と聞くと、ええ方向に先入観が出来て、初めてでも楽しめるのかも。人間の感覚ってけっこう脳みそ(情報)に左右される気がしますから。
私がジンを初めて飲んだ時は、温いヤツをストレートでした。その時感じたのは、「こんな”せめだいん”(接着剤)みたいなモン、よう飲むのう」というもんでした。
でもカクテルのベースでは1番と言っていいほどよく使われるんで、気合いで慣れたろうと思って飲み続けました。
今の私にとっては、洋酒の中で一番消費量が多いのがジンです。
経験を重ねれば、その味を楽しめるようになるって部分はあるんでしょう。
そうそう果物の王様ドリアンも3回食べないと旨さは分からんという表現を見たことがあります。私もドリアンには最初かなり抵抗がありました。
「流行について行かなあかん」と思って飲んだり食べたりした人も、回数をこなすとほんまに楽しめるようになってるのかもしれないですが。
*えて吉はひねくれもん!?
「だから、何が言いたいんや!!」とそろそろこの辺でツッコミを入れておきます。
えて吉は、”流行”ってヤツが嫌いなんです。
「今は、○○が流行ってる」と聞けば、じゃあ○○はオレには当分関係ないわって思うタイプです。単なるひねくれモンなんです。それは素直に認めます。
ここで、「日本人は真の個性がなくて、流行に流されるばかりだ」なんて言う気はありません。ただ、自分の好きなモンが流行られるのは、かなり私には痛いと言いたいんです。
流行る前から「これは人には勧めにくいけど、オレは好っきゃなあ」と思ってたモンがある日”ブレイク(イヤな言葉やなー)”すると、オッシャレーになってみんながもてはやします。
流行で飛びついただけの人でも、実はえて吉より18倍まともな舌を持ってて、評価する一言は的確だったりします。
はい朝っぱらから、ぐだぐだ素面で管を巻くのはこれくらいにします。
では、結論。
”流行”の罪悪は、
ひねくれモンのえて吉には、自分の好きなモンが流行るとうっとしい。自分の愛着が相対的に薄くなったように感じて寂しい。自分が単なる酔っぱらいで、味が分からんことがバレるのが辛い。
*ここで、「ほんなら功績はなんやねん?」とツッコミを入れて下さい。
流行の”功績”は、
流行ると情報が多くなり、目立たなかったええ商品も流通したりするってことでしょうか。ええモンのことを知るチャンスが増えて、自分で見つけ出さなくてもそれを簡単に買えるようになるってことだと思います。
ほんまの通の人がコソッと楽しんでたモノが入手出来なる可能性はあります。
流行にブツブツ言いながらも、酒屋に行くたびに自分の知らない銘柄を買い込めるのは流行のおかげです。(無駄遣いが増える罪悪とも言えますが・・・。)
*芋焼酎の次に来るのは?
次の流行は、「今は、アル添、ベタベタの日本酒がうまい!!」ってのが来たりして。
ガード下の立ち呑みで若いカップルが「このいかにも次の日に残りそうな味がええなあ」とか言うてたら、「アホかッ」ってツッコミましょうか。
ちゃん、ちゃん。
<04.5.10追加>
今日、鹿児島出身?の方が、”流行”について書いておられる記事を発見しました。
そちらへトラックバックしたのに合わせての追加です。
芋焼酎ブームの光と影(黒)と言う記事以外にもありました。
コメントもなかなかの楽しめました。
*先方さまの記事とURLの関係がなんかちょっとうちのブログとは違うみたいでした。うまくリンクできてなければ、
「焼酎」の項目を読んでみてください。
TrackBackありがとうございました(^.^)
僕のblogからもトラバを試みたのですが、
うまくいきません(> <)
何にせよ、今後とも宜しくお願い致します(^.^)/
ようこそおいで下さいました。
またそちらへ遊びに行かせて貰います。