
写真だけを見ると、冷やした日本酒をコップに入れただけのように見えます。
えて吉みたいな、立ち呑み屋風な晩メシを食べる者には、たしかにそっちの方が似合ってます。
でもこれはコップ酒ではなくジン&トニックなんです。
昨日見つけた「本当に美味しいジントニック」に出てくるヤツです。
上記の記事によるとこれに使うジンはBOLS”ジュネヴァ”、トニックは”シュウェップス”という指定がありました。
昨日、手近にあったタンカレーで作ってみましたが、今イチでした。
今朝思い返してて、やっぱりオリジナルカクテルを試す以上は、ジュネヴァを使わんとあかんやろうと思ってました。
えて吉の記憶では、家にオランダの知り合いが土産にくれたジュネヴァがあるはずでした。
そこで夕方前に、酒棚をチェックしましたが見つかりませんでした。念のためにと思って冷凍庫を見ると、そこに探してたヤツが居ました。
最近は普段に飲むジンしか凍らせてないつもりだったんですが、これだけ抜き忘れていたようです。というわけで、比較的似たようなグラスも用意し、できるだけ忠実に作ってみました。
結果はいつものジントニとはかなり違った味でした。でも嫁さんも味見すると「おいしい」との答えでした。私もけっこうおいしいと思いました。
えて吉の好みから言うと、ライムを入れて、氷を入れたヤツの方が自分には合ってる気がしました。ジュネヴァを使ってるから普段のジントニと違うのは当たり前ですが。それでもやっぱり初めて入った店でこんなジントニが出てきたら、感動やと思います。
ジントニのように週に何回か飲む様なお酒って、味の基準が自分の中で出来てしまうんだと思います。だから、それから外れた味だとどうしても違和感を感じてしまうんだと思います。
同じようなことが私には牛丼で当てはまります。吉野家の牛丼を中学生の頃から食べてるんで、あそこのあの味が基準になってしまっている気がします。
他の松屋やなか卯、まして豚丼なんかは全部基準から離れてるって感じてしまいます。
ただし、ほとんど毎日うどんを食べるうどん中毒なんですが、うどんのダシの好みはあんまりないんですよね。あと、ビールもハッキリ言ってなんでもありです。
いずれにせよ、1つくらいは基準になるモンを持ってるのも悪くないかもしれないですね。特に飛び込みでバーに行くことが多いと、そのバーを自分なり評価するのにはありがたいですし。