気が付くとあっという間に3時間近く経ってました。
帰る前に昼メシを済ませようと思いましたが、やっぱりこんな時は”カレー”ですね。
カレー屋の新規開拓を兼ねて、阿倍野ベルタの地下へ。
阿倍野ベルタが出来た当時は、ハンズをパクッたような感じで、天王寺界隈では見かけないちょっとおもろい店でした。
ところが、梅田で阪急がロフトによって人の流れを作った程の影響力はなく、今はボロボロ。
開店当時の面影は全くなく、一階は個別の店舗以外ついに閉鎖してしまいましたね。
個別の店舗の中には、資金面で逃げるに逃げられない所も多いんではないでしょうか。
そんな心配をしながら、地下2階のカレー専門店”リッツ”へ行きました。
ここはかなり前から存在を知ってはいましたが、初めて入りました。
(初めてのはず。かなりボケた記憶力ですんで自信はないですが・・・)
注文は、やっぱりお約束で”チキンカレー”。
ここは、5倍刻みに50円ずつの追加で辛くできます。
特製の辛味ペーストを使うとか書いてました。
セコイんで、めったなことで追加料金払ってまで辛くすることはないんですが、ふと思いついて10倍の辛さでオーダー。
辛さだけのために、100円!! なんたる贅沢。
辛さ10倍バージョン。
食べてみますと家庭のカレー系のネットリ感。
一口目は、辛さを感じません。
”ところが、後になるとジワジワと辛さがこみ上げてきました。”
ってのを期待して食べ進めました。
”後になる”のがいつかと思ってる間に食べ終わってしまいました。
100円、完全に無駄づかい”
慣れんことは、やるモンちゃいますね。
10倍程度じゃ、じぇんじぇん辛くなかったです。
このお店は、”カレー”と”カリー”を置いてはりました。
カレーは、私が食べた家庭的なタイプ。カリーは本格的でスパイスが効いてるとのこでした。
「辛さ増量するんやったら、”カリー”にしたらええやん」
そう思われるのも、ごもっとも。
実はですね、値段が微妙に違ったんですよ。
チキンカレーは、570円。これに対してチキンカリーは、650円。
つい”安い方でええか”ってカレーを選んでしまいました。
その直後に、「辛さ10倍で」って頼んで、我ながら矛盾に気づいた始末。
辛さ10倍は失敗でしたが、カレーとしてはそれなりにちゃんとしてました。
よくある”カレースタンド”系としては、ちょいと甘みがあるタイプでしょうか。
ただし、辛さを増やすなら30倍以上は、均一300円アップやからドカンと行かんと私みたいに後悔するかも。
壁には、辛さ1800倍や2000倍を達成した人の名前が貼ってありました。
ペーストを使うってのがホンマやったら、ベースになるルーよりペーストの方が多いんちゃいます?
*カレー専門店「リッツ」
場所: 阿倍野ベルタ(HP)地下2階
電話:06−6632−6687
営業:11:00〜19:30
定休:火曜日